「何ももっていない」コンプレックスを強みに変え、自分の未来を創る
簡単なこれまでの経歴
はじめまして!ポジウィルでトレーナーを担当しております、林さくらと申します。
大学卒業後、新卒で社員数4名のスタートアップ企業に入社をし、長期インターン・新卒求人メディアの運営とキャリアアドバイザー業務を担当しておりました。その後、新卒採用コンサルティング事業を行う会社にM&Aされ、新卒採用イベントの企画・集客〜運営、採用支援業務を担当してきました。
このnoteでは、「何も持っていないこと」がコンプレックスだった私が、結果を約束されていないスタートアップに入社した経緯から、ポジウィルに入社するまでの想いを綴ります。
自分に対する劣等感や現職での違和感を抱えながらも、一歩踏み出す決意をされた方にどうか届きますように。
劣等感を糧にやりたいことを見つける
私は大学生になるまで、ずっと教師になることを目指していました。
というのも、夢を持つ人や頑張っている人が好きだったのです。「勉強しなさい」と真正面から伝えるのではなく、「勉強するのは、恋をするため」と教えてくれた先生の存在もあり、私も「目標を持って何かに取り組むことの大切さ」を教えられる人になりたい、誰かの記憶に残る仕事がしたい、ととても憧れていました。
当時は気づいていませんでしたが、この夢の原点を考えると自分に光るものがないことへのコンプレックスだと思っています。
小学生の頃から何かと人間関係で悩むこともあり自分に対する劣等感を抱いていました。
「夢を持つ人を応援するのもいいけど、私自身の夢ってなんなのかな」と思うことも少なくなかったのです。
そこで、「私も誰にも負けないものを身につけたい」と思い、大学進学を機に上京しました。
東京では地域創生のゼミに所属し、生涯教育を推進している行政機関でフィールド調査を行なったり、「政治をわかりやすく伝える」ことをコンセプトにした学生団体に所属し、高校生に授業を実施したり、教師という夢から教育に関わることへと裾野を広げて活動していました。
この学生団体に所属したことが、私にとって大きな転機になりました。自分の強みや、やりたいことを見つけるきっかけになったのです。
学生団体には、「将来やりたいことがある人」がたくさんいました。将来への明確なビジョンがあり、着実に歩んでいる人たちと過ごすことは、ビジョンを何も持っていない自分に劣等感をより強く感じる、良い意味で悔しい機会の連続です。
当時、代表からは「さくらはいつも、ふわふわと彷徨っているよね」、「さくらは何がしたいの?」と繰り返し尋ねられていたので、いよいよずっと持っていたコンプレックスと向き合わなければならなくなりました。
正直、居心地の良い環境ではありません。逃げ出すことは簡単だったと思います。それでもその環境に居続けられた理由は、「将来やりたいことがある人や、未来にワクワクしている人を応援したい、そのためなら労力を厭わず行動できる」という想いからでした。
そのときに初めて、自分の強みを知ることができた気がします。
自分に対する強い劣等感があったからこそ、自分が本当に実現したいことや、ビジョンを見つけることができました。
就職活動では、誰でも夢に向かって頑張れる社会をつくれる会社に入ることを軸に、会社選びをしていました。たどり着いた答えの一つが、「教育システムを変えること」。
想いの強さがあってか、無事に教育業界の大手企業に内定をもらうことができました。
その後、就職前の力試しとして、スタートアップ企業で長期インターンを始めました。スタートアップを選んだ理由は、長期インターンに一歩踏み切れない学生の背中を押す業務内容が、私の強みを活かせると感じたこと、そしてその仕事に大きなやりがいを感じられると思ったからです。
誰にだって、存在する価値がある
長期インターンでは、自分の存在価値を強く感じられる瞬間がありました。
初めて担当した学生から、「希望していた長期インターンに内定した」と連絡をもらったときのことです。
彼は現状の自分に劣等感を感じ、何かしなければと考えて長期インターンを志望していました。しかし、やりたいことが明確でないために、インターン先を選べないと、私に相談しに来てくれていました。
私は彼の過去を一緒に振り返り、劣等感の原因や、それを払拭するためには何が必要かを何度も話し合いました。
学生が希望のインターンに内定し、「ありがとうございました」と電話で連絡を受けたときには、電話を切ってから自然と涙が溢れました。
この出来事は、人生の中で初めて自分の大きな存在意義を感じられ、嬉しかった瞬間です。「私のやりたいことは、これだ」と強く感じました。
また同時に、劣等感を感じていたり、「自分には何もない」と思っている人でも、自分の強みや原動力を見つけ、それを活かせる仕事と出会えれば、誰でも存在価値を感じながら働くことができると確信しました。
「人が自分の価値を感じて、イキイキと輝ける社会を創る」
インターンでの経験を通じて私がやりたいことを見つけられた瞬間でした。
その後、インターン先から入社しないかと声をかけていただき、内定をもらっていた企業を辞退してスタートアップで働くことを決意します。
自分の強みを活かし、やりたいことが実現できるような仕事に出会えたので
失敗やリスクを取ることを避けていた私でしたが、迷うことなく入社を決意することができました。
ポジウィルに入社した理由
スタートアップに入社して毎日やりがいを持って働く中で、大学生が自分のキャリアを考えるファーストステップは提供できているけれども、それだけでは「人が自分の価値を感じて、イキイキと輝ける社会を創る」ことはできないな...と次第に思うようになりました。
もっと多くの人に深く関わり、その人の価値を引き出し、イキイキと輝くためのお手伝いがしたいと考えていたところ、ポジウィルに出会いました。
今でも「自分には何も持っていない」という劣等感が100%無くなったわけではありません。簡単には乗り越えられない壁にぶつかったときには、悔しくて涙を流すこともよくあります。
それでも深く落ち込むことなく、ありのままの自分を受け止め、超えられるまで何度でも挑戦しようと、一歩ずつ前に進むことができていると感じます。
自分の強みはもちろん、弱みだと感じることも受け入れ、自分の価値に変えていく。
そして、人が自分自身の価値を感じて、イキイキと輝けるようにポジウィルのトレーナーとしてお手伝いしたいと思っています。
最後に、高校生時代から私を奮い立たせてくれた座右の銘を紹介します。
The only way to predict the future is to have the power to shape the future!
(未来を予測する唯一の方法は、未来を形作るための力を持つことだ!)
誰でも、自分の理想の未来を作れます。それを全力でご支援させてください!
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