2020.09 多摩丘陵
帰省の際、せっかく東京に来たので少しだけ街歩きをした。
新百合ヶ丘で友人と会ってから帰り道にお出かけ。
新百合ヶ丘 1443→唐木田 1458 小田急多摩線 各停 唐木田行
唐木田駅で降りるのは初めてと思ったが、高1の多摩市巡検で降りていた。
駅の先にある唐木田検車区を上から眺めた。
3月にデビューしたばかりの5000形が留まっていた。小田急は結構な頻度で利用していたので新型車両も乗ってみたい。
大妻女子大の裏にある入口から「よこやまの道」へ入る。多摩丘陵の尾根筋にあたるこの道は、相模と武蔵の国境として古くから利用されていた。
すぐ近くまで住宅街が迫る中、これほど自然が残されているのは癒しになるだろう。
よこやまの道は現在多摩市と町田市の境界となっている。町田側にも抜けられるようだ。
鶴見川の源流域にもあたるこの地区は多摩丘陵の里山が広がっている。
景色も良く、都内とは思えないほどだった。
唐木田給水所を過ぎ、よこやまの道の終点に到着。すぐ近くに長池公園がある。
長池公園は農業用のため池だった2つの池を活用した公園で、里山の風情が色濃く残っている。
公園の入口付近は綺麗に整備され、家族連れも多かった。シンボルとなっている長池見附橋は四谷見附橋を移築したもので、大正2年に竣工した現存する日本最古の鉄製アーチ橋である。赤坂離宮を意識した装飾橋梁がここに残されているのは嬉しい。
京王堀之内駅まで歩き、短いながらも久しぶりの東京での散歩を終えた。
2020/09/27
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