2023バス帰省<7日目:大和→白石>
7日目は宮城県。
朝から大和町を散策。黒川郡の中心地で奥州街道の宿場町として栄えた過去を持ち、今も宿場の風情を残している。
黒川郡総鎮守・吉岡八幡神社の横には、風情のある武道館がある。つい写真を撮ってしまった。
街を歩いていたら、たまたまUFO型信号機を見つけた。当時は残り5ヶ所だけだったようだが、大和町のこの信号機も2024年3月に撤去されてしまったようだ。
ホテルに戻って荷物を回収してからバスターミナルへ。その途中で町役場にも立ち寄った。
大和町バスターミナル 0743→泉中央駅 0826 ミヤコーバス 泉中央駅行
この日は宮城交通の一日乗車券を利用。ミヤコーバスの路線だが、大和町から泉中央の区間は利用できる。
7年前に市制施行したばかりの富谷市を通り、ついに仙台市内へ。
泉区を少し散策。駅周辺は新興住宅地の玄関口といった様子で、首都圏にも似た雰囲気だった。
駅周辺の商業地区を抜けたところに泉区役所がある。
駅前を通り過ぎ、南にある七北田公園へ。ベガルタ仙台の本拠地であるユアテックスタジアムがあるが、サッカーファンではないのでよく分からないというのが正直なところ。
駅へ戻る途中、地下鉄南北線の車両が見えた。思えば出発日以来の地下鉄駅だ。
地下鉄にはもちろん乗らず、バスで仙台駅を目指す。水素バスに初めて乗車した。
泉中央駅 0902→仙台駅前 0943 宮城交通 宮城野原駐車場行
住宅街からみるみる都会に移り変わり、ついに仙台駅に到着。
仙台に来るのは2年ぶり。今回は乗り換えだけである。
駅前ロータリーから外れたところが降り場で、ペデストリアンデッキを歩いて乗り場へ。少し迷ったのでギリギリになってしまった。
仙台駅前 0949→磊々峡 1043 宮城交通 秋保森林スポーツ公園前行
仙台や長町の市街地を抜け、秋保の山へ。秋保温泉の手前で下車した。
30分ほど秋保の渓谷を散策する。巨岩が連なる渓谷は圧巻だったが、時間があまりにも足りなかったのでまた来たい。
秋保からはタケヤ交通のバスで仙台市を脱出。仙台駅から来るバスだが、秋保を少し散策したかったので先回りしていた。
秋保・里センター 1116→かわさきまち 1155 タケヤ交通 仙台西部ライナータケヤ交通本社前行
みちのく杜の湖畔公園までで他のお客さんは降りてしまい、川崎町まで乗車したのは自分だけだった。
川崎町を散策。仙台と山形を結ぶ笹谷街道の宿場町として栄え、街並みもどこか宿場町らしい。
名物の川崎そばを食べた。
再びミヤコーバスに乗り、さらに南を目指す。仙台市外なので宮城交通からミヤコーバスに変わった。
川崎中央 1252→村田中央 1307 ミヤコーバス 大河原駅前行
村田町の中心街で下車。村田は紅花の集散地として栄え、店蔵の立ち並ぶ商家の街並みが残る。重伝建に指定されているのも納得だ。
観光案内所に寄って、旧大沼家住宅を見学。
1年前の地震で村田は大きな被害を受け、今も再建中の住宅が見られた。
古い街並みから少し外れ、町役場を訪問。
道の駅で名物のそら豆を使ったアイスを食べてから郷土資料館を見学した。
その後は村田城跡へ。高台に築かれており、市街地を見下ろせた。
村田から大河原へ向かいたいところだが、日曜日のため大河原から先に繋がらない。ここで一泊しては翌日が大変なので、高速バスの一般道区間を利用して先を目指す。
村田町役場前 1534→遠刈田温泉 1603 ミヤコーバス アクティブリゾーツ宮城蔵王行
白石へ向かう最終バスまでの48分で遠刈田温泉を満喫する。
蔵王山の神社である刈田嶺神社里宮に参拝。いつかは蔵王山頂にも行ってみたい。
急いで遠刈田温泉に入浴。熱かった。
白石行きのバスにも間に合い、湯上がりの時間をバスで贅沢に過ごせた。
遠刈田温泉 1651→白石駅 1726 ミヤコーバス 白石蔵王駅行
ここからの県境越えが肝となるため、白石に宿泊。ホテルに荷物を置いてから夕食へ。
夕食は名物の白石温麺。そうめんに似ていたが優しい食感だった。
食後は白石の街を散策。ライトアップされているらしいので白石城へ。
伊達家の家臣・片倉氏の居城であり、再建天守も立派だった。次は昼の時間にゆっくり来てみたい。
2023/08/27