【Tableau】ダッシュボードでの動的な画像切替方法(パラメーターアクションの利用)
Tableauのダッシュボード上に画像を表示するのは「イメージ」オブジェクトを使用すれば簡単にできるかと思います。
しかし、その画像を選択した項目に合わせて切り替えられるようにする方法はあまり知られていないのではと思いましたので、今回紹介させていただきます。
今回ダッシュボード上で画像を切り替えられるようにするには、「形状」と「パラメーターアクション」を利用します!
※今回は以下のダッシュボードをもとに紹介いたします。
STEP1. 形状の設定
ダッシュボードに表示する画像を「形状」に追加します。
ローカルの「PC>ドキュメント>マイ Tableau リポジトリ>形状」に表示させる画像をフォルダとして格納します。
※ここで作成したフォルダの名称が形状パレットの名前となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1722995754971-z8bZGNB4fQ.png?width=1200)
STEP2. 形状の割り当て
形状に追加した画像を対応させたいディメンションに割り当てます。
マーク欄の「自動」を「形状」に変更します。
画像と対応させたいディメンションをマーク欄の「形状」にドラッグ&ドロップします。
マーク欄の「形状」を押下し、既定から追加したパレットを選択します。
該当の項目を一つずつ選択し、画像を割り当てます。
![](https://assets.st-note.com/img/1722996696128-6pPqcFyZYM.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1722996101700-S6ul8HHrxj.png?width=1200)
STEP3. パラメーターの作成と反映
パラメーターを作成し、ワークシートに反映させます
「パラメーターの作成」を開き、以下のようにパラメーターを設定します。
名前:任意の名前
データ型:文字列
許容値:リスト
値の追加元:画像と対応させたディメンション設定したパラメーターによってフィルターされるように以下の計算式を
作成します。
[画像と対応させたディメンション]=[パラメーター]作成した計算式をフィルターにドラッグ&ドロップし、「真」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1722996577664-WeDKGzxd4U.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1722996713533-FO1DAqpoP2.png)
STEP4. パラメーターアクションの設定
ダッシュボード上でパラメーターアクションを利用して動的に画像が切り替わるようにします。
ダッシュボードに画像のワークシートを配置します。
画面上部の「ダッシュボード」タブから「アクション」を選択します。
アクションの追加から「パラメーターの変更」を選択します。
パラメーターアクションを以下のように設定します。
名前:任意の名前
ソースシート:画像を切り替えるもととなるシート
アクションの実行対象:画像を切り替える操作方法
ターゲットパラメーター:③で設定したパラメーター
ソースフィールド:画像と対応させたディメンションソースシートで操作をすると画像が切り替わります。
![](https://assets.st-note.com/img/1722996879004-R4roSHwXVv.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1722996908109-lEAj3zLDJ4.png)
終わりに
以上でTableauダッシュボード上で画像を動的に切り替える方法をご紹介しました。
パラメーターアクションを使用すれば画像以外にも動的に切り替えることができるようになりますので、ぜひ応用してみてください!