人間ほどおもしろいものってないんじゃないかなあ①

私ははやく人生経験を重ねたくて一人暮らしを始めた。まるであまり現実的ではなかったところから貯金をして不動産屋を周り一人暮らしを始めるまでに至った。目標があれば頑張れるし、若いうちの目標なんてその程度だと高をくくってしまっているからとりあえず追える物があればいい。でも追っているうちに何になりたいんだろうとか、何やっているんだろうこれからどういう人生を歩もうとか未知の領域を考えている自分がいる。
1人暮らしにバイト、大学や友達、恋愛。やることは多い。

一つ明確に一人暮らしをして変わったことは今まで本当に必要としていなかったものが本能的に必要だと感じる。
例えばバイトも今まではお金は趣味等のために稼ぐものだったけど、今はそれは家賃や食費や生きていくために稼ぐものである。だからバイトも全身全霊で働くようになった。別に不真面目にやっていたわけではないけど、どこか定まり切らないところがあったと思う。これは大人になったなあと感じる部分でもある。その一方で余裕は無くなった。これは長期的に見たらいいことなのかもしれないが、余裕のない人生は大変である。
あとは恋人の存在である。
今ここに私を支えてくれる人がいたらどんなに良いだろうと考える。別に何かしてほしいわけではなくて隣にいてくれたらそれでいい。

私は自分の人生から逃げたくない。逃げの思考に走りたくない。闘志は燃やしていたい。就活も学業も仕事も恋愛も全部全部全力でやりたい。
多くがインターンを経験し早期内定をもらいゼミに入りサークルに入る。それもそれで楽しそうだけど、私はそうじゃない。みんながやっているからやるというのは本当に好きじゃない。あとからやっておけばよかったと後悔する方がまだいいと思っている。その穴をどうやって埋めようか自分で考えるから。自らの頭で考え自らの足で歩けない人にはなりたくない。


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