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【SVE】「宿命の弾丸」でもラティカで戦う【自然エルフ】

はじめに

 はじめまして、SVEプレイヤーのあかみやくんです。
普段から自然エルフで公認大会やCSを参加しております。
今回は、11弾「宿命の弾丸」が発売された以降で調整した自然エルフを紹介します。

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そもそも自然エルフとは?

 7弾「森羅鋼鉄」から収録された「回帰する抱擁・ラティカ」を主軸としたミッドレンジのビートダウンデッキになります。

この弾で追加された「ナテラの大樹」を利用して、
ルーター・ライフゲイン・コンボで相手のライフを狙っていくデッキになります。
3コスト以下フォロワーのほとんどが共通として「ナテラの大樹」をEXか場に置く効果を持っており、フォロワーとアミュレットが混在する盤面を管理しながらゲームをしていくことになります。
後に解説しますが、「回帰する抱擁・ラティカ」+「大いなる回帰」の2パーツを絡めた特大打点と全体火力がこのデッキの核となります。
次の章でデッキリストと採用カードの理由について述べていきます。


デッキリストと各カードの解説

 盤面処理能力を持つ低コストフォロワーが「爆砕の傭兵・フィーナ」の1コスト限定除去以外、採用されておりません。
基本的に盤面ケアしていけるほどのリソースがないので、よほどの理由がない限り、無視してライフを詰めていく進行になります。
前述の基本にも書かれていますが、「回帰する抱擁・ラティカ」+「大いなる回帰」の2パーツコンボ(ラティカ回帰と呼んでいますが)で全体除去できるので問題ありません。

ここからは採用カードの理由と枚数について述べていきます。


大いなる回帰

後述する「回帰する抱擁・ラティカ」に+1/+1のバフと、コンボ5でラティカの攻撃力と同じ数字のダメージを、相手のフォロワー全てに与えることができます。
コンボ5尚且つ「回帰する抱擁・ラティカ」が必要になるため、専用カードではありますが、デッキの核であるため3枚。

森の隠者

cipでEXエリアにナテラの大樹を置ける1コストフォロワーその1
進化で墓場の自然カードを回収する能力持ちです。
本人が自然カテゴリを持っていないので、後述する「ワンダーコック」「荒野の案内人」の対象にならないのがダメポイント。
「ナテラの大樹」がゲームの鍵なので、置けないとそもそもゲーム出来ないので、進化前3枚。
回収効果が唯一無二の効果で、序盤中盤の鍵になることから進化後3入れたいですが、他の進化後フォロワーの枚数も必要な為2枚となりました。


ワンダーコック

cipでEXエリアにナテラの大樹を置ける1コストフォロワーその2
前述の「森の隠者」と違い、場にも置ける。1点回復持ち。
ラストワードで自然カード限定のルーター効果持ち。この効果で「プライマルギガント」を捨てるのが一番綺麗な動きになります。
先行後攻共に雑に投げてもいいフォロワーであり、ライフゲインでのリーサルずらしなどで器用な動きができる為3枚。


自然の導き

エルフというクラスで見ないことはない1枚
フォロワー及びアミュレットのcip再利用・アクト状態の解除などなど、6枚くらい入れたいパワーカード。
ライフを削る手段を増やしたい思いから、今回は2枚採用。


荒野の案内人

→はPR版

cipで「ナテラの大樹」を場かEXに置いた後に、場とEXに自然カードが合計5枚以上あるとデッキトップ3枚から自然カードをサーチできる。
「森の隠者」が自然カテゴリを持っていないので、サーチ効果を使う時は注意しましょう。
コンボパーツを拾う要員であり、後述する「マドロスエルフ」で3/4という処理困難スタッツに化けるので当然の如く3枚。


スケアリートレント

cipで「ナテラの大樹」をEXに置ける。場の「ナテラの大樹」を消滅させて3点のライフゲインができる。盤面を無視できる要因はこのカードの存在です。「ナテラの大樹」を使うので、直接盤面に置ける「ワンダーコック」「荒野の案内人」「萌芽の化身」とのひっつきが非常にいいです。
自然エルフの生命線の為、3枚


爆砕の傭兵・フィーナ

→はPR版

cipでデッキトップ5枚から1コストフォロワーのサーチor相手の1コストフォロワーの破壊のモード持ちフォロワーです。
「荒野の案内人」と同じく「マドロスエルフ」によって4/3へと高スタッツに化けるカードその2。
3枚にはなっていますが、1コストフォロワーが元々少ない、環境にアグロデッキが減ったなどで減らすことは可能です。
ルール改正で、モード選択時に不発に終わるモードが選択できなくなっています。

Q879(2024-08-20)

Q相手の場のフォロワーを選ぶことができない場合、このフォロワーの《ファンファーレ》能力で【2】をチョイスし、何も起こらないことを選択できますか?

Aいいえ。適切な目標を選ぶことができない場合、【2】をチョイスすることができず、【1】をチョイスする必要があります。

https://shadowverse-evolve.com/cardlist/?cardno=BP05-109&expansion=BP05&s_param=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AB&view=image


萌芽の化身

cipで「ナテラの大樹」をEXに置く。「ナテラの大樹」を0コストでプレイできるようになるトンデモ化身。
「マドロスエルフ」登場までは入れにくいカードでした。
3ターン目に着地、破壊できないと4ターン目にラティカが着地することになるので圧力は相当なもの。
「宿命の弾丸」から収録されたとあるフォロワーとも噛み合いがいいので勿論3枚。


マドロスエルフ

このデッキの足回りを大きく変えた化け物カード。
進化でデッキトップ4枚から2コスト以下のフォロワーをEXに置き、このターン0コストでプレイ出来るテキストを持ちます。
前述の「荒野の案内人」「爆砕の傭兵・フィーナ」が持つ傭兵カテゴリが出てくると、+1/+1のバフと突進を付与する効果もあります。
2コスト以下のフォロワーが足回り全てを担うため、このカードが必然的に入ります。
当然ながら進化前は3、進化後2は入れていますが、進化ありきの性能のため、調整次第で削れそうです。


光の道筋

2コストドロースペル。
捨てられた時、1枚ドローする効果持ち。
基本的に「ナテラの大樹」のルーターで捨てるカード筆頭。
捨てるときは、EXの「ナテラの大樹」がラティカ回帰を目指すのに必要な枚数か確認して「プライマルギガント」かこのカードを捨てることになります。
引けば引くだけ良いのでこちらも3枚。


回帰する抱擁・ラティカ

このデッキの核。
「ナテラの大樹」をプレイした時、1PP回復する効果を持ちます。
この効果を使って「ナテラの大樹」を並べることでコンボ数を増やし、前述の「大いなる回帰」をプレイして6/6にサイズを上げながら、盤面へ6点の全体火力を飛ばすことが出来ます。
進化は5コンボしてからのみ進化可能で、進化すると疾走を持つので最低でも7点確定します。
「萌芽の化身」と組み合わせると、0コストから1PP回復する動きができるため、最速4T目にこのカードが走れます。
デッキの核であるため進化前、進化後ともに3枚。


開拓のロデオガイ・ロキサス

「宿命の弾丸」から追加された、荒野カテゴリのエース。
3回だけアミュレットをプレイすると、1PP回復するテキストと、アミュレットを3枚アクトすると1ドローするテキストを持ちます。
進化後からは、アミュレットを3枚消滅すると相手フォロワーを破壊か、他のフォロワーに+3/+3のバフを与えることができます。
「ナテラの大樹」とも相性は非常に良く、「回帰する抱擁・ラティカ」を出さなくてもよいターンの動きはこのカードが担うことになります。流石に1ターンでデッキを4枚掘れるのは強すぎる。処理漏れしたフォロワーがバフ出来るのが強いので採用。

世界・ゼルガネイア

10弾「Gods of the Arcana」のLG
cipで自分の盤面に他のフォロワーがいないなら、相手のフォロワーを破壊しながら1ドロー。ライフが10点以下なら追加で5点ライフゲイン。
このカードの存在が「開拓のロデオガイ・ロキサス」を入れることに繋がりました。
先行後攻共にラティカ回帰への回答として、このカードが挙げられます。
単体除去しか出来ないので、盤面にもう1体フォロワーを残していれば「開拓のロデオガイ・ロキサス」の+3/+3バフを利用してライフを詰め直す動きが出来ます。
ロングゲームへの回答としてアドバンスを利用したいので採用。メインで使えなくても「ナテラの大樹」でいつでも落とせるので1でもいいかもしれません。


断罪者・シルヴィア

「次元混沌」のLG。cipで相手のフォロワーを破壊しながら5点ダメージ。
2コストで手札から捨てると5コスト以上のフォロワー限定で除去が出来ます。
「回帰する抱擁・ラティカ」以外にライフを詰める動きを増やしたいので採用。「自然の導き」による使い回しも非常に強力。
「ナテラの大樹」でのルーターで探せることから1枚のみ。


プライマルギガント

cipで墓場から5コスト以下のエルフフォロワーをリアニメイトできる巨人。
9コストで非常に使いにくいですが、自然カード4枚をサクることで5コストでプレイできます。
一番の使うのは捨てた時に、「ナテラの大樹」をEXに置く効果。
捨てたら「ナテラの大樹」を生成、「森の隠者」の進化後効果で回収して使い回す偉い巨人。
全く嵩張らないので3枚。




有利不利について

 ライフゲインの少ないミッドレンジやアグロに対して、「スケアリートレント」のライフゲインでゲームを引き伸ばしながら「回帰する抱擁・ラティカ」や「開拓のロデオガイ・ロキサス」で蓋することで有利になります。
 対して、コントロールには滅法弱いです。ゼルガネイアがかなり刺さることや、点を削る手段が少ない所が挙げられます。




さいごに

 ここまで見ていただきありがとうございました。
10月には強化が確定しているアーキタイプではありますので、少しでも触ってみようかなとキッカケになればと思い、書き始めました。
それでは。



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