PTAを恐ろしいと思っている人と、そう思っていない人と。
おつかれさまです。
数年間PTAに関わってきて、ふと思ったことです。
世の中には二種類の人間がいる、と良く言われますが
PTAに関わったら家庭が崩壊する、くらいに恐れている人
PTAに参加してもチョットやることが増える、くらいで恐れていない人
の二種類に分かれるな~と思います。
前者の人には「そもそもよく分からないから怖い」派から「何が何でも一切関わりたくない」派まで色々なかたがいらっしゃいます。「以前ガンバったらトラブってツラくなった」というパターンもあります。
後者の人の中にも「やらなくちゃいけないんなら、やるよ」派から「子ども(たち)のためなら」派までグラデーションがあります。
ここで前者の人から後者の人に対してこのような評価をしがちです。
役が当たってしまったかわいそうな人
何度も参加する熱心な人
好き好んで活動する、もの好き
逆に後者の人から前者の人への評価などはこうなりがちです。
やりたくないからって逃げるのズルくない?
どうせ欠席するから任せられない
好きでやってると思われたら心外
ここで、何かの理由で後者の人の不満が溜まって前者の人にも役をさせようとなるとモメます。最悪、前者の人から「PTAの加入は任意なんだから抜けます」という発言が出てくるでしょう。
個人的にはPTAが解散したって別に構わないのですが、そうしたために新たな問題が発生することになります。
町や市から「PTA会長を出席させて」系の依頼があるけど出す人がいない。けど誰も出ないという選択肢はおそらく、ない。
町や市に「学校の近くのあの場所に横断歩道や信号機を」的な要請を出せる人がいなくなる。というかその手の保護者の意見を集約する人がいない。
そういえば校庭の草むしりなどPTAの「奉仕活動」ってどうすんの?業者に頼むとしたら誰がお金出すの?PTA会費もないのに。
もちろんすでに解散した学校ではこれらの問題をスマートに解決してるかもしれませんし、やってやれないことはないのでしょう。
あと、もし解散するなら前者の人たちが主導するのがスジだろうな~と思いますが、そもそもそういうことをしたくない人たちでもあるよな~とも思います。
そう思うと、前者の人は、後者の人が気持ちよく何年もPTA活動できるように「いつもありがと~」とか言っておいてくれると平和だろうという気がします。
雪かきで疲れたので、そんなことをボンヤリ考えたりしました。
以上、よろしくお願いいたします。