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ライブ映像配信イベント「HYPE」をはじめた理由 by HYPE株式会社 TOKIO ENTERTAINMENT

はじめまして、配信イベント「HYPE」の運営をしている、HYPE株式会社のTOKIO ENTERTAINMENTです。

このnoteでライブ配信イベント「HYPE」をはじめた理由をお伝えしたいと思います。少しでも多くの方に、素晴らしいインディーズアーティストたちのライブを見てもらいたいと思い、PCのキーボードをたたいております。

配信イベント「HYPE」は、ライブハウスを中心に活動している、熱量あるアーティストの本気のライブをもっと多くの人にみて欲しいと思い、はじめました。

僕はライブハウスで生まれました。正確にはライブハウスを経営している家庭に生まれました。小さい頃から音楽に囲まれ、アーティストやライブハウススタッフのお兄さんお姉さんとの距離も、普通の子供よりは近かったと思います。高校生の年越しもライブハウスでしてました。(小学生の頃はライブハウスがめちゃくちゃ怖かった笑)

そうして学生になり、音楽イベントを企画するようになって、イベントの楽しさや、"生の現場の熱量"を知りました。音楽への熱はうちに秘めたまま、日本の大きな会社に就職し、結局"音楽に関わる仕事で日本をぶち上げたい"という衝動に抗えず会社を辞め、HYPEを創業しました。

僕はやっぱりライブハウスでのアーティストの本気の演奏を見たいと思っています。最近はYouTubeやストリーミングが普及し、インターネット発のアーティストも多く出てきています。もちろん僕もYouTubeやストリーミングから数多くの素晴らしい音楽と出会いました。けど、僕はまだライブハウスが音楽の震源地だと思ってるし、あの箱からカルチャーやシーン、ファンの熱が生まれてると思ってる

そんなライブハウスで活動している、熱量あるインディーズアーティストのライブをもっと多くの人に見て欲しいと思って、配信ライブ「HYPE」の企画をはじめました。ライブハウスにはこんなにカッコいいアーティストがいるんだと。ライブに来れない地方の人や、イベントの存在を知らなかった人にも、いつでもどこでも現場さながらの熱量を体験できるように。そんな想いで配信ライブを準備しはじめます。

出演は最近ずっと一緒に活動しているNOMAD POPに声をかけ、共同主催という形で、一緒にライブを企画していきました。そこからpeetoハザマリツシLiz is Mine.と、NOMAD POPの戦友たちが集まり、HYPEの形は出来上がっていきます。

新型コロナウイルスの勢いが増したのは、企画の途中でした。元々はお客さんも人数限定で入れるつもりだったし、生ライブだからこそできる現場での仕掛けやアーティストとの交流も考えていました。しかし、状況は全く変わっていた。

見る見るうちに感染数は倍増していき、外出自粛・緊急事態宣言も発令され、ライブハウスでのお客さんを入れてのライブなんてもってのほかでした。テレビでこれまで聴いたことないほど「ライブハウス」という言葉を聞く毎日。決して良い意味では使われていませんでした。全国のライブハウスは矢面に立たされ、経済的状況も厳しいことも明らかでした。

僕たちは客入れを止めることを決断し、配信のみでアーティストやライブハウスに貢献できる、最高のライブを撮影当日まで考え続けました。

今僕たちにできることは、エンターテイメントの力を信じて、自粛要請で静まりかえったライブハウスに音を響わたらせ、多くの人に最高のエンタメを届けること。そう思いながらライブと撮影を実施しました。(もちろん当日はフル換気と人や機材の徹底除菌など取りうる全ての対策を実施しました

HYPEのサービスサイトをリリースし、多くの方の視聴と感想メッセージをいただきました。何より、今回配信イベントを実施してみて、アーティストやライブハウス、ファンの皆様の強いニーズを感じることができました。これから1~2年は、もしかしたらライブハウスでのお客さんをパンパンに入れてのライブは難しいかもしれない。けれど、この配信イベントを通して、僕たちは新しい配信の可能性を実感しました。

今回は「HYPE vol.1」として、まだまだ試行錯誤ばかりです。もちろん僕たちHYPE株式会社もアーティストも、生の現場でのライブが最高だと信じています。しかし、これから絶対に必要になるライブ配信の形はきっとあると未来を信じて、これからもいろいろな配信やライブの形を模索していきたいと思います。今は外出しないで、1日でも早くコロナウイルスの終息を待つのが第一ですが、虎視淡々と家から頑張って仕込んでいきます。

みんなも毎日おうちにいて、友達にも大切な人にも会えないのは辛いかもしれないけど、みんなでちょっとずつ我慢して、一刻も早いコロナ終息を待ちましょう!HYPEでのライブ映像が少しでも毎日に彩りを与えられたら嬉しいです。

アーティスト様やレーベル・事務所関係者の方で、少しでもライブ映像配信やHYPEにご興味がある方は、ぜひ自分のメールアドレスまでご連絡ください。一緒に新しい活動方法の兆しを見つけられたらと思います。
tokio@hypes.jp

最高のインディーズアーティストたちの、ライブハウスからの熱いライブをお楽しみください!!

TOKIO ENTERTAINMENT

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