コミュ力が売りの元焼肉屋店長、ビジネスの場では無力!?
こんにちは。株式会社1LDKでプロデューサーを務めております、店長です。プロデューサーじゃないの?店長なの?なんなの??と困惑中のあなたへ、よろしければこちらの自己紹介記事をお読みいただけると最高です。
転職して4ヶ月が経ちました、あれれ・・・?
焼肉屋からITコンテンツ制作の会社に転職して4ヶ月が経ちましたが、入社当初思い描いていた4ヶ月後の自分と大きく乖離した現在の状況に愕然しています!今年度から異業種転職したみんな、縋り付けてる!!?!?
社会人として必要なはずのスキルが圧倒的に足りていないために、ケツの青さが消えないのです。
そこで何が原因かを確かめるために、これまで注意を受けた場面や憤りを感じるシーンを頭の中でかき集めてみたら、社会人として致命的な不足が見つかったのです。
私、まともな会話が全くできていない・・・!
(これは究極的には思考力の欠如が引き起こしている事態なのですが、これに関しては私も深掘りができておらず、模索中なので追々お話しできたらなと思っています…)
なので今回は自分の会話上の癖の気づきや、勉強した本のご紹介をして行きます。
焼肉屋とITプロデューサー、必要な会話神経がまるで違う
元々、喋りは得意な方だと自負しておりました。
前職は大衆焼肉店の店長。毎日ご来店される様々なお客様の要望を聞き、楽しませ、好印象を持って帰っていただくことが仕事でした。
お客様にも「コミュ力が高い」「会話が上手」と褒めてもらう機会が多く、私ってコミュニケーション結構得意科目かも!と調子に乗っていました。
お店を辞めることを伝えた常連さんたちから店長のコミュ力ならどこにいっても大活躍だよ!とおだてられ「ふう…敏腕OLとしてひと暴れしちゃいますか?」という気持ちで調子に乗っていました。
でも、私が焼肉屋でお客さんに評価されていたのは「ただの飲食屋店員なのに友達みたいに話しかけてくれる」という、元々の期待値の低さゆえに、気さくに振る舞うだけでなんかすごくいい感じの店員…と錯覚してもらえていた点、そして毎日少人数営業のお店でいつも笑顔を絶やさないことを意識していたために「いつも元気で偉いね」というお客さんたちの歩み寄りから成り立っていました。なんならこの会社に入れたのも弊社代表の朝岡さんが後者側の人間だったからです。寄り添いに感謝…
ニコニコしてても、ダメなもんはダメです
焼肉屋で「忙しい時も笑顔を絶やさなければ喜んでもらえるなあ〜」「明るく振る舞うだけでなんか褒めてもらえるなあ〜」と、サービス業的立ち回りを覚えてしまった私は、圧倒的コミュニケーション能力で社会を驚かしちゃおうと息巻いていたわけですが、飲食店とオフィスで発生する会話は土台から全然違いました。
あらゆる失敗を明るさと健気の押し売りで乗り切ってきた私は、慣れないことがたくさんあっても愛嬌で乗り切ろうとしておりました。
例えば、うちの会社は社会人基礎力をはかるボーダラインとして、タイピングゲームの寿司打』10,000円コースをクリアしないと入社できない/入社後1ヶ月でクリアしないとクビ、という裏設定があるのですが、人差し指入力しかできなかった私はなかなか記録が伸びず、自慢の愛嬌で、ダメかもですう〜〜〜〜♡♡とチームリーダーにカマをかけてみたところ「絶対にクリアしてね!これクリアできなかったら、残念なことになっちゃうからね」とにっこり返答されました。(血眼でクリアしました)
そして入社時課題のプレゼンで、大学生のような仕上がりのプレゼンとつたない喋りを笑顔で披露したところ「このアウトプットをなんでここに持ってこれるのかわからない」と一蹴されることも。
そして私はようやく、焼肉屋仕込みの愛想が通用しないのは、この会社のみんなが同じ目線で話ができる仲間を探しているからなのだと気が付きます。そのために問いに対して簡潔に回答できる能力が必要不可欠だったのに、私は感じの良さばかりを重視して、極論何も答えていなかったのです。
そしてこの課題を倒すために、私の会話力向上自主練が始まりました。
以下、読んでみた本と実践したトレーニングのご紹介です!
読んでみた本
「『説明が上手い人』がやっていることを1冊にまとめてみた/ぺそ」
この本はビジネスマン向きYouTubeチャンネルを運営している『ぺそ』さんという方が出版した本なのですが、「話すことが下手な人」の特徴がまとめられており、実際の文例と参照しながら「あの時どう話すべきだったのか」を指南してくれる本なのでとっても参考になりました。
このペソさんが運営している「ハック大学」というYouTubeチャンネルも、思考法などビジネス1年生にとって役に立つトピックがたくさんわかりやすくまとめられているのでおすすめです。
『社会人1年目の教科書/岩瀬大輔』
この本は会話術に特化した本というわけではないのですが、ビジネスの場で発生する会話の本質を知ることができるので(「報連相」の重要性など)、これを読み基礎知識をつけた上で会話のトレーニングをするのがいいと思いました。めっちゃ良本で何回も読み返しています。
やってみた会話トレーニング
PREP法を用いた報連相
「結論から話して」と言われる機会の多かった私ですが、会社のメンバーにこれを意識するといいよ、と教えてもらったのがPREP法です。物事の報告を「結論→理由→具体→また結論」の順番で紹介していくことでわかりやすい報告ができるようになるというものです。
(私は一時期、Slackや日常会話の全てをこのPREP法を用いて行なっていた時期があり、会社でロボ扱いされていました)
この話し方をすることで、自分が普段から「そもそも自分がこの報告の結論を理解していない」という重大な事実に気がつき、「相談」と「報告」を分けられるようになりました。よくこのレベルで店長できていたな・・・
色々試してみましたが、結論、
まだこういう場所で助言ができるほどの会話力は身についていません!
ごめんなさい!!
今はまだいろんな会話方を試したり本を読んで取り入れたり試行錯誤の最中なので、今は練習として日々の業務の中で意識的に使っています。
その上で、会社の他のメンバーから日常的に現場でもらうFBによって少しずつ自分の言語化力を高めています。道のりは長いですが、頑張るぞ〜!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?