ブルーノート東京2021/06/07
感想を自分用に紙のノートに書いていましたが、多少、外向きに体裁を整えてnoteに書いてみる事にしました。
このライブもう一度見たいなあ、とずっと願っているんですが....もう見れないんですかねえ...
(ブルーノート東京のチャンネルで、少しだけ見れます)
以下、紙ノートから写します。後から足した文章もあります。間違った事を書いてあるかもしれませんが、もう検証する事ができないので....いちファンの感想なので正確な描写じゃないですっ!!
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human universe
最初に自分のオリジナル曲を持ってくるのは少し勇気がいったはず。後でMCで喋ってたけど、きっと小曽根さんの言葉が後押ししてくれて決めたのかな??
(この曲はピアノライブ#20でほんの少し欠片が聴けます)(次のCDに入れてほしい)
invention(13番)
!!昨日、自分が練習していた曲がかてぃんさんに弾かれただけで一気にテンション上がる!!
でも、もちろん単なるピアノ曲じゃなくて、moogで作り上げられてた。ちょっと「暗い雲」と似ている手法の曲になってる気がした
We will Rock youとFrog swings
we will…の方はYouTubeに公開された時からカホンをどうやって叩いて蹴ってるのか見たい!と思い続けてたけど..暗い..足元見えない..楽器たくさん置いてあるから、ぎゅうぎゅうで見えないのかな、と思ってたら!
次のカエルの歌でようやく蹴ってる足が!見れた!私のコメントを読んでくれたからカメラマンさんに頼んでくれた?...とは思わないけど😅勘違いさせてください!ありがとう、写してくれて!!
そういえば「Birthday」というテレビ番組の中で一瞬だけ写っていた、ブルーノートでのセトリを考えているホワイトボード..あれに書かれていた曲とはほぼ違う曲ばかり...
しかも、一度延期になった時にインスタライブでカホンをお披露目してくれて、その時ピアノと一緒に演奏しようとして「無理!無理!」っていってたような。
なのに一か月足らずでここまで仕上げちゃうなんて....凄すぎる
そのセトリボードに、Beyond Classical って書いてあって..Beyondって普通は「超える」って意味だから....クラッシックと呼ばれる時代を通り越して、もっと昔、もっと根源的な、人が音を楽しむ余裕ができたばかりの時に生まれたような音楽をめざしてて..だから打楽器なのかなあ?
などと深読みしてみたけど😌
たぶんこれはジャンルを超える、って意味ですよね😅普通に考えて
ココドコ
「ココドコ」って題名を聞くとそうとしか聞こえなくなる不思議。私の大好きなナウシカの「メーヴェとコルベットの戦い」に少しだけ似てる。同じような疾走感があるのに、ココドコって迷ってるのはなんだか面白い。全速力で迷子なんだね...
猫ふんじゃった
One minute hour glass
Spain
この三曲は、この後の小曽根さんと演るための前置きみたいなものだと思う..
まず猫ふんと1分間..で、自動演奏ピアノがどういうものかを紹介して。Spainで、自動演奏されているけど、単に過去の音を流しているんじゃなくて、ちゃんと自分が今ここでライブで演奏しているのと同等である、だから2台ピアノが必要だったんだ、とお客に納得させて...そこからの「せっかくなので」×2回、連呼🤣
小曽根さんをどうにかしてステージに上げる!!一緒に演る!!!というヤボウが隠しきれてない🤣目が笑ってない🤣口調はにこやかなのに🤣
この瞬間、「あ、かてぃんさんは猫じゃなくてもうちょい大型ネコ科動物..ヒョウ?」って思っちゃった。完璧に獲物を狙う目だ。小曽根さんは余裕で「まあ、捕まってやるか」って感じで上がってきて、ステージでも長めの面白スピーチをしゃべってたけど、その話をどうにかしてかてぃんさんのペースにもってこないといけない必死さが見え隠れして面白い🤣結局「大好きです」ってストレートすぎるくらいストレートな言葉で自分の方に話の主導権を取り返してた🤣
「ピアノが2台あれば..」と言いかけた時に観客からの「おー!」って歓声はナイスアシストでしたよね、もうこれで観客を味方に付けたので、断れない状態が作れて一安心。また折角って2回も言ってる。せっかくって便利な言葉ですね🤣
Gotta Be Happy
さっきの会話の続きのように始まった、2人の丁々発止な真剣勝負。
寄り添ったり離れたり、立ち止まってからの次の一歩が同じだったり、迷子になったり....
余裕の笑みが消える瞬間もあった小曽根さんとか、かてぃんさんの必死で大喜びしながらついていってる感じとか....
もう本当に、何度でも何度でも見たい演奏だった...
生えている蕗を切った瞬間、吸い上げていた水がシャッ!っと噴き出るような..
この世に初めてできたばかりの鮮烈な水と香りが立ち上がる瞬間瞬間がずっと続く、そんな素敵な演奏だった...
後何回見れるだろう....
Rhapsody in blue
小曽根さんとの演奏の後でこの大曲。よくも体力が持つなあ...しかもさっきのGotta Be Happyまで入れ込んでくる。一人で弾いてるけど、小曽根さんと一緒に演奏してる気分の延長なのかもしれない。ピアニカの出番で歓声があがった。ピアニカ見たら大体の人は小学校時代を思い出して、ついにっこりしちゃうのかもしれない..
ティンカーランド
「ありがとうございます。皆さんのおかげで最高の夜になりました。いやあ..ブルーノート..もう感慨で何も喋れない..もういいですねMCはね..本当にもうなんて言うか..この素晴らしいブルーノート東京って舞台で、こんだけ自分の好きな事を好き勝手やらせてもらえて、で、それをいろんな方沢山の方に聴いてもらえて、応援してもらえるということが、本当に何よりの幸せだなあと...もう、心から今感じてます。ありがとうございます!
このブルーノート東京初公演は、今自分が持ってる全力を出し切ったと思ってるんですけども、これからさらにさらに進化していきますのでこれからもどうぞ応援よろしくお願いします」
この時、ついチャット欄に「まだ進化するの??!!」って書き込んだような気がする。(そして一年経った今、この誓いは現実になってることにびっくりする...)
この後のトイピアノ紹介で笑いをもらって、〆のティンカーランド。ライブが終わってしまう悲しみを、にっこり笑顔に変えてしまう力がある曲..楽しかったね、楽しかったね、また聴けるよね!