かっこいいドラキュラさん ー ドラキュラと赤いチョコレート 2次創作外伝
まえがき
漂流工房と申します。m(__)m
鈴蘭さんがクラブハウスで毎朝5時に朗読をしている「ドラキュラと赤いチョコレート」今井雅子先生 作 の時に私がネタとしてコメントに書き込んでいたものをある程度まとめた2次創作になっております。
今井雅子先生の「ドラキュラと赤いチョコレート」のお話が大元になっていますのでこちらを先に読んでからお楽しみいただけると幸いです。
今井雅子先生、作品を元にネタにしてごめんなさいです。
ありがとうございます。m(__)m
(今まで書いてた言い訳はあとがきの方へ。)
漂流解説と日付はこのお話を書いた日なので本文に関係ありませんから読み飛ばしてくださいませ。
実はこのお話は鈴蘭さんから「かっこいいドラキュラさんのお話が読みたい!」というリクエストでまとめました。
私が書くとどうしてもネタに走ってしまうのでドジで不幸なドラキュラさんになっちゃうんですけどその中で時々あるかっこいいドラキュラさんのお話を集めました。
一話完結になっています。
鈴蘭さんいわく「いつもドジなドラキュラさんのギャップ萌え」だそうでそのあたりも楽しんでくださいませ。
メインキャラクター紹介
ドラキュラ
美男子だけどちょっとドジで結構不幸な目に遭う。
基本優しい。嫁様の尻に敷かれる座布団なんだけど結構この立場も気に入ってる。
娘ちゃんのパパ。
嫁様
鬼、ものすごく力が強くて頭もいいし料理もできる完璧美女。
娘ちゃんのママ
基本優しいんだけどドラキュラさんを尻に敷く鬼嫁やってる。弱点はものすごい方向音痴
娘ちゃん
ドラキュラさんと嫁様の娘。幼稚園児
ドラキュラと鬼のハーフ。嫁様の血を受け継いで力が強い。
性格はすっごく素直で優しい子
かっこいいドラキュラさん編
迷子、、、いや、迷い親編
2024/05/22
(鈴蘭さんが出版記念サイン会に行って時にちょっと道に迷ったというエピソードからのお話設定です。)
嫁様「今日は私の推しのサイン会と握手会だわ。行ってくるね」
ドラキュラ「行ってらっしゃ〜い。」
娘「ママ、車に気をつけてね〜〜」
嫁様「うん、行ってきま〜す」
電車でサイン会会場へ向かう嫁様
嫁様「あれ?この道で合ってるわよね?なんか違うような、、」
嫁様「え?あれ?港に出ちゃった。これは間違いなく違う!戻らなきゃ。」
慌てて元来た道を戻る嫁様。
嫁様「ええっ?!なんで田んぼ??」
嫁様「建物がない、、、」
嫁様「きゃあ、完全に迷ったわ。どうしよう」
その頃のドラキュラさん
ドラキュラ「さてと、娘ちゃん行こうか?」
娘「うん」
ドラキュラ「えっと嫁様のケイタイを探す。っと。ここか。。。」
その頃の嫁様
嫁様「え〜ん、ここどこ〜〜〜(泣)」
そこに近づいてくる一台のクルマ。
ドラキュラ「お嬢さん、お困りですか?サイン会場まで乗っていかない?」
嫁様「ありがとうあなた〜〜〜。好き!」
その後ドラキュラ一家は無事にサイン会場についたのでした。
完
(漂流解説)
今回はめっちゃかっこいいドラキュラさんにしてみました。
実はカッコつけて言った時のドラキュラさん内心めっちゃ恥ずかしかったりするんですよね〜〜
やっぱ照れるじゃないですか。後ろのチャイルドシートで娘ちゃんみてるし。
娘「パパとママらぶらぶ!によによ(^^)」
こんな感じで。
(漂流解説終わり)
朗読会場に行こう!
2024/07/10
嫁様「明日は鈴蘭さんの朗読会ね。家からだとどのぐらいかかるかわかる?」
ドラキュラ「えっと、朗読会の会場どこだっけ??」
嫁様「たしか京都」
ドラキュラ「えらくアバウトだな。www チケット見せて。取り合えすナビに地点登録してと。」
ドラキュラ「ナビで検索っと。大体2時間ぐらいって出てるね。」
嫁様「朗読会が午後2時だから、、、、そうね。朝8時に出ましょ。」
ドラキュラ「えええ!!めっちゃ早い。6時間前に出なくても。」
嫁様「う、うるさいわね。私の方向音痴を舐めるな!このぐらいの時間は要るのよっ!」(恥ずかしい)
ドラキュラ「嫁様、そんなに早く出なくても大丈夫だよ。」
嫁様「だから私は方向音痴だと。」
ドラキュラ「だからわしと娘ちゃんも一緒に行くと。」
嫁様「え?一緒に来てくれるの?」
ドラキュラ「うん行く。車出すから大丈夫だよ。」
こうして無事に朗読会場に到着。
娘「朗読の人読むのうまいね〜〜」
嫁様「鈴蘭さん素敵!」
ドラキュラ「上手だなぁ。」
ドラキュラさん一家はリアルな朗読の面白さを知ってみんなの趣味になったのでした。
完
(漂流解説)
前回の方向音痴のお話のネタを引っ張ってきました。www
嫁様の完璧超人の弱点が方向音痴っていうのもいいかなと思って。
嫁様は方向音痴を隠したいんだけど隠しきれてないというかすでにドラキュラさんにバレてるから開き直って方向音痴を自虐ネタにしてる感じです。
(漂流解説終わり)
忘れ物
2024/09/08
ある日の夕方
嫁様「娘ちゃんごめん、買い物するの忘れてて晩御飯がないから今から買ってくるわ。その間パパと一緒にお留守番しててくれる?」
娘「うん、良いけど今日はスパゲッティ食べたい!」
嫁様「スパゲッティ食べたいのね。わかったわ。あ、メモしときましょ。」
嫁様「あ、あとお肉とキャベツとケチャップももう少なかったわね。φ(.. )メモメモっと。」
ドラキュラ「あ、嫁様お買い物行くの?わしアイスクリーム食べたいからついでに買ってきて〜。」
娘「私もアイスクリーム食べたい!」
嫁様「わかったわ。急いでいかなきゃお店閉まっちゃう。」
嫁様「それじゃ行ってくるわね。」
大急ぎで家を飛び出してお店に向かう嫁様。
嫁様「はあはあ、、この暑い日に歩いて行くのは失敗だったわね。」
お店に到着した嫁様、あることに気が付きます。
嫁様「あ、無い、無い、無い、お財布とメモ忘れてきたわ。」
嫁様「え〜〜、暑いのに家まで戻るの、、、、。orz」
そこに一台の車がやってきます。
ドラキュラ「なにか探しものですか?」
娘「探しものはこちらですか〜」
財布とメモを差し出す娘ちゃん。
嫁様「ありがとう〜〜〜〜〜」
忘れ物に気がついたドラキュラさんが娘ちゃんを連れて追いかけてきたのでした。
その後3人で仲良く買い物をしてお家に帰りましたとさ。
完
(漂流解説)
時々あるドラキュラさんのカッコイイ回です〜。
忘れないようにメモしたそのメモを忘れるっていうのが面白いネタになるなって思いました。
(漂流解説終わり)
電池頑張れ!
2024/10/27
嫁様「あ、あら?買い物で歩いてたら変なところに来ちゃった。」
嫁様「これはまた迷ったか、やっちゃった〜〜。わーん、ここドコ〜〜??」
嫁様「緊急事態だわ。ドラキュラ召喚しよう。」
魔法陣を書くのかと思いきやスマホを取り出した嫁様
嫁様「ええええ!!電池残量3%!!ワンチャン電話掛けれるかな?」
プルルル プルルル プルルル プルルル プルルル プルルル
嫁様「早く出なさいよ!!」
ピッ
ドラキュラ「もしもし」
嫁様「あなた〜、迷子になった迎えに ピーーーーーープツッ。
嫁様「電源切れた〜〜〜。・°°・(>_<)・°°・。」
嫁様「帰れないよ〜〜」
ドラキュラさんがGPSのデータを使って嫁様発見したのはそれから2時間後のことでした。
ドラキュラ「電源切れた後うろうろ移動してるんだもんなあ。切れた場所で居たらすぐだったんだけど」
嫁様「あなたぁ〜〜(T_T)」
泣きながら駆け寄ってくる嫁様
嫁様「もう家に帰れないかと思った。」
ドラキュラ「大丈夫だよ。嫁様がどこに迷い込んでもわしが必ず見つけ出すから。」
完
(漂流解説)
オチパターンも思いついちゃったので追記しますね〜。
どちらでも好きにお読みくださいませ。
(漂流解説終わり)
オチパターン
嫁様「あなたぁ〜〜(T_T)」
泣きながら駆け寄ってくる嫁様
そのままの勢いでドラキュラさんに抱きついて熱い抱擁を、、、ボキボキッ!!
ドラキュラ「うごっ!」バタッ
嫁様「きゃあぁぁ、あなたしっかりして〜〜誰にやられたの〜」
「あんたやあんた!」というリスナーのツッコミが聞こえてくるのでした。
完
あなた、、、太ったわね。
2024/05/25
嫁様「う〜ん、最近旦那が太ってきたような気がする。」
嫁様「ねえ、あなた、最近太り始めたんじゃない???」
ドラキュラ「ドキッ、な、なぜそれを、、、。」
嫁様「だって洗濯してるズボンがサイズの大きいズボンしか履かなくなってるんだもの。」
嫁様「これは太ってきたのかなと。さあ白状しなさい。何をつまみ食いしてるのかしら??」
ドラキュラ「このメガネかけて赤く見えるチョコレートを、、、」
嫁様「他には?」
ドラキュラ「チョコinフルーツも、、、。」
嫁様「お菓子すべて没収!!」
ドラキュラ「そ、そんなぁ。。・°°・(>_<)・°°・。(泣)」
嫁様「ほほう。私の料理と私の血では不満だと??」
ドラキュラ「い、いえ、そんな事はありません。(ドキドキ)(°口°;)!!」
嫁様「わかればよろしい」
こう言いつつもドラキュラさんのためにダイエット料理に切り替えてヘルシーお弁当を持たせるようになった嫁様なのでした。
完
(漂流解説)
この間素敵なドラキュラさんを描いたから今回かっこいい嫁様を書いてみた。
でもだいたいこの二人ってかっこよかったりするんだよね〜〜
(漂流解説終わり)
あとがき
数少ないかっこいいドラキュラさんのお話はいかがだったでしょうか?
最後のお話はかっこいい嫁様のお話です。
おまけの言い訳
今井先生のお話に絡めつつもこちらで勝手にキャラクターとお話を作り出しています。
そのためお話にトータルでの整合性はありません。
更にキャラ設定もその時に行き当たりばったりで決めて書き込んでいるので設定上おかしい言葉遣いがあります。
タイトルは後から付け足しています。
基本構成は会話形式になっています。
作品の途中でこんなストーリー分岐があったら面白そうという発想で書かれています。
朗読をしたいというとてもとてもありがたい方へ。
読みたいと思ってくださってありがとうございます。
クラブハウス内での無料の朗読にはご自由にお読みください。
私に事前連絡は不要です。
ただ、後からでも「読んだよ〜」と教えていただけると喜んで聞きに行かせていただきます。
朗読をする時は元になった今井雅子先生の「ドラキュラと赤いチョコレート」のお話を紹介していただけると嬉しいです。