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ドラキュラ一家の秋キャンプ ー ドラキュラと赤いチョコレート 2次創作外伝

まえがき

漂流工房と申します。m(__)m
鈴蘭さんがクラブハウスで毎朝5時に朗読をしている「ドラキュラと赤いチョコレート」今井雅子先生 作 の時に私がネタとしてコメントに書き込んでいたものをある程度まとめた2次創作になっております。
今井雅子先生の「ドラキュラと赤いチョコレート」のお話が大元になっていますのでこちらを先に読んでからお楽しみいただけると幸いです。

今井雅子先生、作品を元にネタにしてごめんなさいです。
ありがとうございます。m(__)m
(今まで書いてた言い訳はあとがきの方へ。)
漂流解説と日付はこのお話を書いた日なので本文に関係ありませんから読み飛ばしてくださいませ。

いつもはノープランで書いているのですが今回「秋キャンプのお話を読んでみたい」ということでお題を頂いたのでシリーズになりました。
毎度のことながら決まってるのは「秋キャンプ」ということだけなのでそれ以外のことは朝の気分で決まります。ヲイ

ドラキュラ一家の秋キャンプ


キャンプ計画編


2024/09/15

娘「ママ〜、またキャンプ行きたい〜。」

嫁様「急にどうしたの?」

娘「テレビで言ってた。どこかわからないけどきれいなところが有るって。」

嫁様「え、それどこなの?」

娘「わかんない。わからないけど木の葉っぱが赤くなっててその赤い葉っぱのトンネルが有るとこ。」

嫁様「う〜ん、紅葉の並木道かしら?これだけじゃわからないわね」

嫁様「そうだ、あの人に探してもらおう。ちょっとあなたこっちきて。」

ドラキュラ「なんだい?」

娘「パパ、赤い葉っぱの木がトンネルになってる所ってどこ?」

ドラキュラ「え、いきなりどこって言われてもわからないなぁ。」

嫁様「わからないじゃないわよ。しらべなさい!」
嫁様「娘ちゃんがそこでキャンプしたいって言ってるんだから。」

ドラキュラ「あ、キャンプの場所候補か!わかった手下に言って調べさせる。」

下っ端のコウモリに司令を出して紅葉しているところを探します。

ドラキュラ「お、報告きたぞ。なになに、今は葉っぱが赤くないからわからない?たしかにそれもそうか。」

仕方ないので紅葉の名所のキャンプ場を探したのでした。

キャンプ計画編2

2024/09/16

ドラキュラ「秋だから紅葉のきれいな場所って調べたら前回行ったキャンプ場って紅葉が見えるサイトがあるって。」

嫁様「それどこで聞いたのよ?」

ドラキュラ「前回良くしてくれた管理人さんに電話して聞いてみた。どこか紅葉見ながらキャンプできる所ありますか?って。」

ドラキュラ「まさかあのキャンプ場がそうだとは思わなかったけど。」

嫁様「でかした!そこに行きましょう。」

嫁様「娘ちゃん、夏に行ったキャンプ場で紅葉見れるって。」

娘「え、そうなの?じゃあキャンプ行く!ママ、早く行くよ!」

嫁様「娘ちゃん待って待って、まだ紅葉の季節じゃないから赤や黄色になるまでもう少しかかるわよ。」

娘「もう少しってどれぐらい?」

嫁様「う〜ん、あと1週間か2週間かなぁ。」

ドラキュラ「それも大体の時期聞いておいたよ。再来週の休みの時にちょうどいいぐらいになりそうって言ってた。」

嫁様「良かったわね。再来週の休みの日にキャンプに行くわよ。」

娘「わ〜い、再来週キャンプ!楽しみだなぁ〜」

娘「あ、友子ちゃん誘ってもいい??」

ドラキュラ「え、誘うのはいいんだけど友子ママさんがいいって言ったらね。」

娘「わ〜い、じゃあ誘ってみる。」

こうして行き先が無事に決まったドラキュラさん一家なのでした。

幼稚園にて

2024/09/17

娘「友子ちゃんおはよ〜。」

友子「娘ちゃんおはよ〜」

娘「友子ちゃん、再来週の休みにキャンプ行こう!」

友子「え?キャンプ?」

嫁様「友子ちゃん、再来週の休みに私達が秋キャンプに行くんだけど良かったら一緒にいかない?ただ、友子ママさんがOKしてくれたらだけどね。」

友子「うん、それじゃ夕方ママが迎えに来てくれた時に聞いてみる。」

そしてその日の夕方。

友子ちゃんを迎えに来たのは膝ママでした。

友子「膝ママ、娘ちゃんたちとキャンプに行ってもいい??」

友子「え、友子ママに確認しないとダメ?それじゃ帰ってから聞かないといけないの?、、、、、、そう、わかった。」

友子「娘ちゃん、お家に帰ってからママに聞かないとダメだって。それじゃ明日行けるかどうか言うね。それじゃばいば〜い」

娘「うん、友子ちゃんばいば〜い」

そして次の日

友子「娘ちゃん!娘ちゃん!膝ママが一緒ならキャンプ行ってもいいって!!」

娘「わ〜い、友子ちゃんと行けるんだ!嬉しい!」

嫁様「友子ちゃん良かったわね。私からも連絡しておいてよかったわ。」

こうして友子ちゃんと膝ママとのキャンプ参加が決まったのでした。

楽しいショッピング

2024/09/18

ドラキュラ「そうか、今回友子ちゃんたちが来るのか。そうなると寝袋とか準備しないとたぶん友子ちゃん持ってないよな。」

ドラキュラ「早速買いに行こう!」

嫁様「ちょっと待った!もしかして友子ちゃんにかこつけて新しいキャンプ道具買おうと思ってるでしょ?」

ドラキュラ「ぎくっ!な、なぜバレた!」

嫁様「あなたの考えそうなことなんて見てれば分かるわよ。」

嫁様「まあいいわ。人数増える分だけ装備は必要だから。でも要るものだけよ。」

ドラキュラ「それじゃ行ってくる!」

嫁様「だから待てってば!私と娘ちゃんも行く!」

ドラキュラ「それってわしの監視じゃないのか?」

嫁様「当然!」

娘「当然!」

ドラキュラ「娘ちゃんまで真似しないでよ〜〜」

ドラキュラ「それじゃアウトドアショップに出発〜〜」

ショップで楽しくショッピング。

嫁様「あ、このアルファ米って防災にもいいかも?」
嫁様「わかめご飯に白米、赤飯、おにぎりまである!って袋はおにぎりの形してないんだけどどうなってるの??」

嫁様「え、この道具にお米セットして固形燃料だけでご飯が炊けるですって?すごいこれ!」
嫁様「でもご飯なら圧力鍋使えば15分で炊けるからなぁ。あ、圧力鍋持っていけばいいのか。」

嫁様「ダッチオーブン??焚き火で煮る焼く揚げるオーブン料理ができる万能鍋??こんなのもあるのね。」

嫁様「ねえあなた、今回のキャンプは焚き火はするの?」

ドラキュラ「いや、焚き火はしないよ。火事の危険もあるし火を使うのはカセットコンロだね。使いやすいし。」

嫁様「そうなのね。それならダッジオーブンは使えないわね。」

ドラキュラ「いや、カセットコンロで使えるよ。難点はめっちゃ重いんだよ。」

嫁様「え、持ってみたけど大して重くないわよ。これぐらいなら娘ちゃんも持てるんじゃない?」

嫁様「娘ちゃん、これ持ってみて。持ち上がる?」

娘「うん持てるよ。」

嫁様「ほら、そんなに重くないじゃない。」

ドラキュラ「そうだった、、、うちの嫁様と娘ちゃんが力強いの忘れてた。」

嫁様「じゃあ買っちゃおう」

ドラキュラ「買わなくていいよ。もう持ってるから。」

嫁様「あ、私の知らない間にこっそりと買ったわね?」

ドラキュラ「しまった!ついポロッと言っちゃった。」

嫁様「帰ったらお仕置き決定。」

ドラキュラ「そんなぁ。」

嫁様「なになに?今はポータブルバッテリーで炊飯器がトレンド!?」

嫁様「キャンプってこんなに電化されてるの?!そのバッテリーっていくらするのかしら???」

嫁様「えええ!!良いものはジュ、十万円超えるですって!!さすがにこれは無理だわ。」

ドラキュラ「なあ、そろそろ子供用の寝袋見に行かないか?」

嫁様「子供用の寝袋と大人用の寝袋の値段そんなに変わらないじゃない。しかも安いのから高いのまでなんでこんなに値段差があるのよ。」

ドラキュラ「そりゃ新開発の特殊繊維とか羽毛とか色々高級素材使われてたりとか、、、、」

嫁様「だって子供用小さいじゃない。使う材料が少ないんだからその分安くないとおかしいでしょ。」

ドラキュラ「そりゃそうなんだけど縫製する手間は同じぐらいかかるんだよ。」

嫁様「それじゃ大人用買って子どもたちは二人で寝てもらいましょ。娘ちゃんが大きくなっても使えるだろうし。」

嫁様「ちょっと高いけどいいや、買っちゃえ!」

色々買い込んだのはドラキュラさんじゃなくて嫁様の方だったのでした。

ドラキュラ「ねぇ、嫁様の方がいっぱい買ったんだからわしのお仕置き許してくれるよね?ね?ね?」


(漂流解説)(本編とは関係ないので読み飛ばしてください)
キャンプグッズは本当に語り尽くせないほど新製品が出てくる世界でグッズを買い漁るという「キャンプ沼」が存在します。
その中でも定番と言われる昔から販売されている物が修理などでは安心できますが昔と今ではその定番も変わりつつありますね。
一例ですがストーブとかバーナーといわれる調理用のコンロ、これは昔はホワイトガソリンとかの液体燃料を使うものからガスを使うものが主流になってきて折りたたんでコンパクト収納できるものも増えてきています。

使う用途に合わせて道具を選んでくださいね。
とはいえどの道具をどう使うかは経験が必要なんですけどね。
道具沼で漂流している漂流解説でした。
(漂流解説終わり)

出発準備完了!

2024/09/19

ドラキュラ「結局色々買い込んだなぁ。でもわしが買ったら嫁様に怒られるから嫁様が暴走してくれてよかったのかもしれん。」

嫁様「あ、そうだった、友子ママさんに打ち合わせの電話かけとかなきゃ。」

電話をかける嫁様

嫁様「打ち合わせ完了っと。当日友子ちゃんに家に迎えに行くことになったわよ。」

ドラキュラ「了解!」

嫁様「娘ちゃん、キャンプに行く日には友子ちゃんの家に迎えに行くからね。早起きするから寝坊しちゃダメよ。」

娘「うん、頑張って早起きする!」

嫁様「でも毎日なかなか起きないからなぁ。前の日は少し早めに寝ましょうね。」

そんなこんなで車にぎゅうぎゅうに道具を積み込んでやっと準備ができたのでした。

実は積み込みしてたのはドラキュラさん一人だったのですが、、、。

ドラキュラ「よし、これで出発できる。楽しみだなぁ。」

キャンプに出発!

2024/09/20

今日は秋キャンプに出発当日です。

娘「ママ〜おはよ〜〜。キャンプ!キャンプ!」

嫁様「おはよう娘ちゃん、今日はめっちゃ早いわね。自分で起きれて偉い!」

ドラキュラ「おはよう〜。娘ちゃん楽しみすぎて早起きしたのか。」

ドラキュラ「みんな乗ったな。それじゃ出発!」

車は友子ちゃんの家へ到着

娘「友子ちゃんおはよ〜」

友子「娘ちゃんおはよ〜、娘ちゃんママ、娘ちゃんパパおはようございます。」

嫁様「友子ちゃんおはようございます〜。あら、友子ママさんは?」

友子「あ、ママの代わりに膝ママが来るって。」

膝ママはよろしくお願いしますというふうにカーテシーのようなポーズを取っています。

友子「膝ママが今日はよろしくおねがいします。だって。」

嫁様「膝ママさん、こちらこそよろしくおねがいしますね。」

ドラキュラ「友子ちゃんのチャイルドシート準備できたよ〜。出発できるよ〜」

嫁様「は〜い。それじゃ出発しましょう。」

ドラキュラさん一家と友子ちゃん、膝ママの5人を乗せた車は一路キャンプ場に向かって走っていきます。

ドライブ編

2024/09/21

ドラキュラさんの運転する車は元気に走り続けます。

娘「友子ちゃん、あそこのおっきいボールみたいなのってガスが入ってるんだよ〜」

友子「へえ〜〜〜。娘ちゃんよく知ってるねぇ。」

そうして町中を出るとだんだん周りの風景に緑が増えていきます。

友子「ねえ、あっちの山、なんだか黄色っぽいんだけどなあに?」

娘「う〜〜ん、なんだろう?」

嫁様「あれが紅葉なのよ。でもまだ見えている山は色がつき始めたところみたいね。」

友子「へえ〜、じゃあ、あの色がもっと濃くなるの?」

嫁様「濃くなるっていうか、山全部が黄色くなったり、赤くなったりするわよ。まあ、山に生えてる木によって変わるけどね。」

娘「そっか〜、黄色や赤い山になるんだね。」

ドラキュラ「そうだよ〜。今から行くキャンプ場は山の上だから見える景色が全部紅葉で赤や黄色になるって管理人さんが言ってたよ。」

友子「すごく楽しみ〜」

だんだん山の中に入っていくと周りが黄色く色づいた木々が増えてきています。

娘「わあ、このあたり周りが黄色だ〜〜〜」

友子「あ、こっちは赤いよ〜〜」

紅葉を見ながら車はキャンプ場に走っていくのでした。

キャンプ場に到着

2024/09/22

山を超えて谷を超えてもっかい山を超えて車は無事にキャンプ場に到着。

ドラキュラ「さあ、着いたぞ〜」

ドラキュラ「管理人さんとお話ししてくるからちょっとまっててくれ。」

嫁様「わかったわ。」

ドラキュラ「管理人さんこんにちは。」

管理人「おお、ドラキュラさんこんにちは、お久しぶりですなぁ。遠路はるばるお疲れさまです。」
管理人「ご家族の皆さんはお元気ですか?」

ドラキュラ「ええ、みんな元気です。今回は娘のお友達も連れてきました。」

管理人「それはそれはありがとうございます。」

管理人「場所は前回と同じドラキュラさんのD3エリアでいいですか?」

ドラキュラ「あ、今回は紅葉がよく見える場所がいいんだけど良いサイト空いてますか?」

管理人「それならA5の場所ですね。そこならサイトから少し離れた場所ににもみじの木が植わっているので。」

ドラキュラ「ありがとうございます。A5ってなんだか高級和牛のランクみたいですねぇ。www」

管理人「A5ランクのお肉ですか。相変わらず面白いことを言いますねぇ。」

管理人「それじゃキャンプを楽しんでくださいね〜〜」

ドラキュラ「ありがとうございます。」

手続きを終えて帰ってきたドラキュラさん、車をA5サイトに移動します。

ドラキュラ「サイトにとうちゃ〜く」

娘「わあ、真ん前に赤い木がある〜。きれい〜〜」

友子「ほんとにきれいだね〜〜」

ドラキュラ「おや?なにか札が落ちてるぞ?なんだろうこれとりあえず管理人さんの所に持っていくか。」

ドラキュラ「嫁様、ちょっと管理棟まで行ってくるね。」

ドラキュラ「管理人さん、なんかよくわからないけどサイトにこんな札が落ちてたんだけど。」

管理人「お!よく見つけましたね。実はこれはキャンプ場のシークレットくじ引きなんですよ〜。このくじを一本引いてくださいな。」

ドラキュラ「それじゃ早速。はい、このくじでお願いします。」

管理人「さて、何が当たったかな?おめでとうございます。真っ赤な赤ワインですよ〜」

ドラキュラ「真っ赤な血の色のような赤ワインだ〜〜」

赤ワインをもらってめっちゃ喜んでサイトに戻ってきたドラキュラさんでした。

嫁様「あらあなた、この真っ赤な赤ワインどうしたの?」

ドラキュラ「さっきの札はキャンプ場のシークレットくじ引きだったんだよ!くじを引いたらこんなにすごい血の色みたいな赤ワインが当たっちゃった。嬉しい!」

嫁様「ふぅ〜〜ん、それじゃキャンプの間、子どもたちの前で酔っ払う訳にはいかないわねぇ。家に帰るまでワイン没収。」

ドラキュラ「そ、そんなぁ〜〜」

嫁様が耳元で「そのかわり家に帰ってからお酌してあげるから我慢してね。あ な た ♡」

何も抵抗できなくなったドラキュラさんなのでした。

テントを建てよう!

2024/09/23

ドラキュラ「よーし、それじゃみんなでテント立てるぞ〜」

娘「わーい、やるやる!!」

友子「私もやる〜〜」

ドラキュラ「それじゃ娘ちゃんこっちのヒモを持ってて。友子ちゃんはこっちのヒモね。嫁様はポールを支えててくれ。」

嫁様「ハ〜イ」

この日のためにテントの建て方動画を何回も見てやり方を勉強してきたドラキュラさん。みんなに指示を出しながらテントを建てていきます。

ドラキュラ「友子ちゃん、今からペグを打つからヒモをちょうだい。」

友子「はい」

ドラキュラ「この日のために買った高級鍛造ペグの出番!」

カンカンカンカンカンカンカンカン

ドラキュラ「これで良し。」

ドラキュラ「次は娘ちゃんのところだな。」

娘「次コンコンやりたい!」

ドラキュラ「あ、やってみる?今回は丈夫な高級鍛造ペグだから曲がらないだろ。」

娘「それじゃいくよ!!」

ごんっ!ごんっ!ごんっ!ごんっ!!!くにゃ

ドラキュラ「や、やばい、叩く音が違う!」

ドラキュラ「娘ちゃんストップ!」

ドラキュラさんが見たものはすでに曲がってしまったかわいそうな高級ペグの姿でした。

ドラキュラ「ああああ、高かったのにぃ〜」

娘ちゃんのパワーを改めて思い知ったドラキュラさんなのでした。

(漂流解説)(本編とは関係ないので読み飛ばしてください)
テントに使うペグというのは杭のことです。
テントを買うとペグが付いてきますがこのペグにも種類があって材質や形状などに違いがあります。
それぞれ用途によって適した地面があるから使い分けが大事ですが大体は鍛造ペグにいきつきます。
細かく説明するとややこしくなるので大まかなところだけ。

高級品(丈夫さ)から順番に
鍛造ペグ(チタン製)
鍛造ペグ(鉄製)
鉄のペグ(太さ9ミリ以上)
プラスチックペグ
アルミV型ペグ
付属品の鉄ペグ(太さ6ミリぐらい)

今回ドラキュラさんが使ったのは鍛造ペグ鉄製だったんだけど娘ちゃんパワーのほうが上でした。

個人的には硬めの地面に打ち込める鉄のペグ(9ミリ以上)よりも上のランクがオススメ
プラやアルミのペグは軽いというメリットはあるんですけどね〜
(漂流解説終わり)

お昼はカレー!

2024/09/24

ドラキュラ「よし、テントもできたしお昼ご飯を作ろう。」

娘「パパ、お昼は何を作るの?」

ドラキュラ「うん、お昼は時間がないから簡単にできるものにするよ。」

そう言ってゴソゴソと出してきたのは人参、じゃがいも、玉ねぎ、肉を切った材料の入ったビニール袋。

ドラキュラ「実はカレーの材料下ごしらえしておいたんだよね。」

ドラキュラ「こうやって鍋に切った野菜を入れて煮込んであとはカレールー入れたら完成」

ドラキュラ「それから圧力鍋でご飯を炊いたら沸騰5分、蒸らし10分ですぐできる。」

嫁様「昨日の夜からゴソゴソしてると思ったら下準備してたのね。ちょっと見直した。」

ドラキュラ「ドヤァ。わしもやる時はやる男なのだよ。」

嫁様「はいはい、調子に乗らない。」

そんなこんなでお昼ごはんのカレー完成!

ドラキュラ「あ、当然カレーは甘口ね。大人用はこのスパイスかけて好きな辛さに調整して。」

嫁様「それじゃみんな、いただきま〜す」

みんな「いただきま〜す」

娘「美味しぃ〜〜」

友子「ほんとに美味しい〜。」

ドラキュラ「わしはこのスパイスちょっと入れて辛口に」

嫁様「美味しい。かなりこの味好き!」

大満足のお昼ごはんになりました。

嫁様「あなたの雰囲気があやしい。何か 隠しているでしょ」

ドラキュラ「な…何も」

嫁様「正直に言いなさい」

ドラキュラ「実は 隠し味が」

嫁様「何?」

ドラキュラ「あ、赤い、、ワ…ワインを」

嫁様「えっ?」

最後まで言う前に 隠していたワインを確認にダッシュした嫁様の前にあったのは カラのワインボトルで顔面蒼白になった嫁様だった。

嫁様「ワインは 持って帰るって言ったじゃない」

嫁様「それに子供が食べるものに酒をいれるんじゃないわよ!」

ドラキュラ「そこは最初にちゃんと沸騰させてアルコール分は飛ばしてある。」

嫁様「そういう話じゃない!」

嫁様「私が隠したワインを勝手に探し出したわね。バツとして帰ってからのお酌なし!」

ドラキュラ「そ、そんなぁ〜〜(泣)」

美味しいカレーを作ったのに 怒られて シュンとなったドラキュラさんでした

ドラキュラ「ん?おや?膝ママさんは食べないの?」

友子「膝ママのご飯は電気だからカレーいらないよ。」

ドラキュラ「そうだったのか。」

紅葉狩り

2024/09/25

嫁様「お昼ごはんも食べたしそろそろ紅葉狩りに行きましょうか。」

娘「もみじがり?え、紅葉の木を狩りに行くの?」

嫁様「違うわよ。(笑)紅葉狩りっていうのは赤くなった紅葉を見に行くことなのよ。」

娘「それなら紅葉見に行くでいいじゃん。」

よめさま「ふふっ。それもそうね。でもね、昔からの素敵な言葉っていうのも娘ちゃんには知っててほしいのよ。」

嫁様「だからこういういろんなかっこいい言葉をたくさん覚えてね。」

娘「うん。そうする。」

友子「へえ〜もみじがりっていうんだね。」

そんな話をしながら紅葉狩りスポットへ歩いていきます。

管理人さんから聞いた紅葉狩りスポットに到着。

ドラキュラ「管理人さんに聞いた場所はここだな。」

娘「わあ〜〜〜〜すっごい、この辺の木が全部真っ赤だよ。」

友子「この葉っぱおててみたい〜〜」

ドラキュラ「その赤い手みたいな葉っぱががモミジだよ。」

友子「へえ〜。これがモミジか〜〜」

娘「私の手とおんなじぐらいの葉っぱがある〜。」

嫁様「ほら、娘ちゃんと友子ちゃん、明るい方を見上げてみて。赤い葉っぱが透けて見えてすっごくきれいよ〜」

娘「ホントだ〜いろんな赤がある〜」

友子「こんなの見たこと無い〜。すっごくきれい」

友子「向こうは黄色いよ〜〜。あっちも見たい!」

嫁様「はいはい、ゆっくり見に行きましょうね〜」

娘「この辺の地面すっごい!赤い葉っぱと黄色い葉っぱが混ざってる。」

嫁様「黄色い葉っぱはイチョウっていうのよ〜」

素敵な赤と黄色の落ち葉の絨毯を楽しんだのでした。

さり気なく落ち葉の絨毯にちょこんと座っている膝ママも紅葉を楽しんでいたのでした。

葉っぱの思い出

2024/09/26

大満足で紅葉狩りから帰ってきた娘ちゃんたち。

娘「きれいな葉っぱ持ってきちゃった。」

友子「私は黄色い葉っぱにしたの。」

嫁様「持って帰ってもいいけど、落ち葉ってぼろぼろになっちゃうからそのままっていうのは難しいわよ。」

娘「そうなの?」

嫁様「落ち葉は自然のものだから土の上でばらばらになってまた土になって今度は植物の栄養になるのよ。」

娘「へえ。」

友子「持って帰っても壊れちゃうのか、、、、。残念。」

そんなこととはつゆ知らず、膝ママは友子ちゃんのためにきれいな落ち葉をスカートのポケットに入れていたのでした。

ドラキュラ「落ち葉を新聞紙で挟んでそれを本に挟んで平らにしておけば少しは長持ちするよ。」

ドラキュラ「それでも一ヶ月ぐらいかなぁ。秋の間は楽しめるかな。」

娘「せっかくキャンプに来たのに〜。」

ドラキュラ「娘ちゃん、わしが撮った写真で我慢してくれ。」

娘「わあ、写真きれい〜〜紅葉だぁ〜〜」

友子「ホントきれい〜」

友子「私も写真欲しい」

ドラキュラ「良いよ〜。帰ったら送ってあげるね。」

こうして紅葉を楽しんだのでした。

後日膝ママのスカートから粉々になった落ち葉が発見されたのでした。

バーベキュー (゚д゚)ウマー

2024/09/27

ドラキュラ「今日の晩御飯は定番のバーベキューだよ〜」

ドラキュラ「娘ちゃん、友子ちゃん、嫁様、膝ママさんこっちおいで〜〜」

娘「わ~いバーベキューだー」

友子「私牛肉!!」

嫁様「ほらほら好き嫌いしないでいっぱい食べてね。」

ドラキュラ「どんどん焼くからいっぱい食べて〜」

娘「美味しいねぇ。」

友子「やはり炭火焼は一味違うな。」

嫁様「え?」

嫁様「友子ちゃん、、、どこからそんな言葉覚えてくるの?」

友子「ん? 親戚のお兄ちゃんがバーベキューのときにこう言えって教えてもらった。こう言うとかっこいいんだって。」

嫁様「友子ちゃんが時々こういう大人っぽいこと言うのは親戚のお兄ちゃんの入れ知恵だったのか。なんか納得」

嫁様「まあ、それも含めて可愛いからまあ良しとしましょ。www」

みんなが美味しく食べている頃

ドラキュラ「わしずっと焼き続けてるんだけどどんどん肉が無くなっていく。まだ何も食べてないんだけど、、、、」

ドラキュラ「ま、まさか、もう残ってるのってしいたけと玉ねぎだけか?」

みんなが満腹になってからやっとドラキュラさんの食事タイムになったのでした。

嫁様「安心しなさい、ちゃんとあなたの分のお肉はこっちに確保してるわよ。冷えちゃったかもしれないけど。」

ドラキュラ「嫁様、、、好き!」

(漂流解説)(本編とは関係ないので読み飛ばしてください)
これはお願いなんだけどバーベキューなどで料理してくれてる人には優しくしてあげてくださいませ。
焼くばっかりでなかなか食べられないっていうことも結構ありますので。
タイミング見て焼くのを代わってもらえたりすると感謝されますよ〜。
(漂流解説終わり)

秋の夜長に星を見よう

2024/09/28

周りが暗くなってきた頃、ドラキュラさんが外にみんなの椅子を並べています。

嫁様「あら、あなた外に椅子並べてどうするの?」

ドラキュラ「うん、今晩はみんなで星を見よう。」

嫁様「良いわね。秋の夜空をのんびり眺めるってやってないわねぇ。」

ドラキュラ「娘ちゃん、友子ちゃん、膝ママさん、こっちに来てみんなで星を見よう。」

娘「わあ、すっごくきれい。」

友子「こんなに星が出てたんだ。」

ドラキュラ「今日は月が出てないから星が見やすいよ。」

ドラキュラ「北の方角にあるWの形の星座がカシオペア座だよ。」

友子「え、どれどれ?」

娘「あ、わかった。あの5つの星だ。」

ドラキュラ「わかったかい?このカシオペアを見ると北極星が分かるんだよ。」

ドラキュラ「北極星はいつも北の方角にある星なんだよ。昔の船乗りはこの星を見て船を動かしていたんだよ。」

ドラキュラ「秋の四辺形っていうのもあるんだよ。アンドロメダ座とペガスス座の近くの4つの明るい星なんだよ。」

嫁様「あなたがこんなに詳しいとは思わなかったわ。」

ドラキュラ「ドキッ。」

嫁様「え、なんでドキッになるのよ。」

嫁様「あっ、スマホ見てる。カンニングしてたわね。」

ドラキュラ「わ〜ん、バラさないでよ。子供たちにかっこいいところ見せたかっただけなのに。」

ネタばらしされちゃったドラキュラさんなのでした。


(漂流解説 天体観測のとき)(本編とは関係ないので読み飛ばしてください)
実は天体観測にはスマホ不向きなんです。
スマホが明るいのでスマホを見たあと星を見ても暗い空に目が慣れていないので星を見づらいんです。

昔ながらの「星座早見盤」がオススメ。
星座早見盤が無かったらネットで「秋の夜空 星座」で検索して画像をプリントアウトして持っていくと良いですよ。

星座早見盤を見るときもできる限り暗い小さなライトで照らすのがおすすめ。
今のLEDのライトだと明るすぎるからキーホルダーみたいな小さく暗いライトがおすすめです。
スマホの画面を一番暗く設定して画面を見ずに明かりとして使って星座早見盤を見るって方法もあります。

周りに人がいるときはライトの光が他の人の目に入らないようにしてくださいね。
星空を見て暗い所に目が慣れている時に小さなライトの光でも目に当たるとものすごく眩しく感じますし、場合によっては目が痛くなリます。迷惑になりますから気をつけてくださいね。
(漂流解説終わり)

おやすみなさい。

2024/09/29

ドラキュラ「それからこっちの星が、、、」

嫁様「ちょっとちょっとあなた。娘ちゃんと友子ちゃん椅子の上でもう寝ちゃったわよ。」

ドラキュラ「お、そうなのか。それじゃ子供たちをテントに運んでもう寝ようか。」

嫁様「そうね。もう寝ましょうか。」

嫁様が娘ちゃんと友子ちゃんを抱っこしてテントの中の寝袋に寝かしつけます。

椅子を片付けてドラキュラさんと膝ママがテントに入ってきます。

ドラキュラ「片付け終わったよ。」

ドラキュラ「ええっと、膝ママさんはどこで寝るんです?場所はどこで寝てもらっても良いんですが。」

膝ママはテントの隅に置かれた座布団型充電器を指さして、、、、じゃない膝指して教えてくれます。

ドラキュラ「ああ、この座布団がお気に入りなんですね。」

嫁様とドラキュラさんも寝袋に潜りこみます。

ドラキュラ「嫁様、今日は疲れただろ、いつもありがとうな。すきだよ。」

嫁様が寝ていると思ったドラキュラさんがこそっとつぶやきます。

ドラキュラさんの不意打ちで照れまくった嫁様が寝袋の中で真っ赤になっていたのでした。

嫁様(小さな声で)「私も好きよ。」

ドラキュラさんはそれに気付かず寝てしまっていたのでした。

キャンプの朝

2024/09/30

キャンプの朝で一番最初に起きたのは嫁様でした。

嫁様「ファ〜〜、おはよ〜〜〜ってまだみんな寝てるわね。」

しばらくして

ドラキュラ「あ、嫁様起きてたんだ。おはよ〜」

ドラキュラ「子供たちはまだ寝てるな。それじゃわしは朝ご飯の準備してくる。」

嫁様「いってらっしゃ〜いご飯できたら呼んでね。」

ドラキュラ「さてと。めっちゃ手抜きホットサンドにするか。」

ドラキュラさんはホットサンドメーカーに市販のあんぱんを挟んで焼くという暴挙に。

丸いアンパンが四角いホットサンドになりました。

ドラキュラ「お〜い、みんな〜朝ご飯できたぞ〜」

嫁様「娘ちゃん、友子ちゃん、膝ママさん朝ご飯できたわよ〜〜」

娘「ん〜おはよ〜〜〜」

友子「おはよ〜」

嫁様「おはよ〜、みんな朝ご飯食べるわよ〜。」

美味しそうにあんぱんホットサンドを食べている子供たち。

ドラキュラ「美味しいかい?」

友子「うん、娘ちゃんパパ美味しいよ〜。」

娘「うん美味しい」

ドラキュラ「おや、膝ママさんはまだ寝てるのかな?あの~膝ママさん起きてますか〜?」

ドラキュラ「大変だ!膝ママさんが動かなくなってる!!」

友子「あ、それ電池切れだから充電したらいいよ。」

ドラキュラさんは慌てて膝ママと座布団型充電器を抱えて管理棟で充電させてもらって事なきを得たのでした。

朝から大慌てのドラキュラさんたちだったのでした。

(漂流解説)(本編とは関係ないので読み飛ばしてください)
ドラキュラさんたちは充電必要と思ってなかったから座布団型充電器はあるけどコンセントに刺さってないから充電できなかったんですよね〜。
キャンプ場によって電源サイトっていう電気が使える区画もあるのですがドラキュラさんは知らなかったので電気のないサイトを借りていたのでした。
(漂流解説終わり)


チョコinたこ焼き

2024/10/01

嫁様「夏キャンプの時はチョコinフルーツ、アウトドアバージョン作ったけど秋キャンプはうちの定番お菓子チョコinたこ焼き作るわよ。」

友子「チョコinたこ焼きってなあに??」

娘「すっごく美味しいんだよ〜。作るのも楽しいの。」

嫁様「たこ焼きの鉄板使って作るお菓子なのよ。友子ちゃんも作ってみる?」

嫁様「あ、焼くのは娘ちゃんパパに任せてあげてね。」

ドラキュラ「焼くのは任せろ!」

ドラキュラ「たこ焼きを焼き続けてうん十年の腕を見せてあげよう!」

嫁様「なに、ツッコミ期待したボケをかましてるのよ。たこ焼き歴3日位でしょうが!」

ドラキュラ「ツッコミありがとう」

友子「おもしろ〜〜い。これってめおと漫才ってやつだ!」

娘「はあ、もう、早く作ろうよ。」

嫁様「うんそうだね。作りましょ。」

いろんなチョコinたこ焼きを作ってみんなで美味しく食べたのでした。

片付け編

2024/10/02

ドラキュラ「チェックアウトの時間が迫ってきてるからそろそろ片付け始めようか。」

娘「え〜もっと遊びたい〜」

友子「私も遊びたい〜〜」

嫁様「仕方ないわね。膝ママさん、二人の様子見ていてくれますか?」

膝ママは「わかった!任せろ」というように片膝をくいっと上げてOKのポーズをしています。

嫁様「娘ちゃん、友子ちゃん、膝ママと一緒に遊んでおいで〜。」

子供たち「は〜い。」

ドラキュラ「調子に乗って色々出しすぎたなぁ。」

嫁様「ササッとやっちゃいましょ。」

ドラキュラ「このために片付けの仕方もネット動画で勉強してきたんだよね。ホント便利だわ〜。」

前回の車に乗らない事件を教訓にして前もって撮っていた写真を見ながらいっぱい広げた道具を片付けていきます。

ドラキュラ「片付け方の写真があるとはいえ流石に量が多いな。」

嫁様「ほとんど箱詰めできたわね。あとはテントを畳んで積めば終わりね。」

ドラキュラ「う、ペグが抜けない。なんでこんなにきつく刺さってるんだ?あ、ここ娘ちゃんが打ったところだ。」

ドラキュラ「嫁様、このペグ抜いてくれ。」

嫁様「え、これを抜けばいいの?」

クイッ!ペグを指先でつまんであっさり抜いちゃう嫁様

嫁様「抜けたわよ。」

ドラキュラ「ひょえ。」

絶対喧嘩しないようにしようと心に決めたドラキュラさんなのでした。

ドラキュラ「なんとか積み込み完了したな。そろそろ帰ろっか。」

(漂流解説)
キャンプ場の忘れ物で色々問題になるのがこのペグの抜き忘れ。
地面からペグがでているのを知らずに入ってきた車がパンクすることがあるので片付けたときにはペグの本数を確認してくださいね。
私はペグに目立つ色のリボンを付けています。
(漂流解説終わり)

お家に帰ろう

2024/10/03

ドラキュラ「管理人さんのところに行って手続きしてくる。」

嫁様「あ、私も行く。お礼言っとかなきゃ。」

子供たちを膝ママに任せて二人は管理棟へ。

管理人「おお、ドラキュラさんと嫁様、どうですか?キャンプは楽しめましたかな。」

ドラキュラ「ええ、今回も楽しかったです。」

嫁様「すっっっごくきれいな紅葉もキャンプも楽しめました。ありがとうございます。」

管理人「それは良かった。また遊びに来てくださいね。」

嫁様「それじゃまた遊びに来ますね〜」

ドラキュラ「みんな車に乗ったな。忘れ物もないか見たからよし出発!」

車は一路家に向かって走り出します。

ドラキュラさんがふと気がつくと車内が静かです。嫁様も子供たちもすっかり寝てしまっているのでした。

ドラキュラ「安全運転最優先で走らないとな。」

しばらく走ってパーキングエリアに到着しました。

ドラキュラ「パークングエリアに到着!お~いトイレ休憩だよ。」

ドラキュラ「起きないなぁ。」

ドラキュラ「ここでトイレに行っといてくれないと次に止まるところないんだけど、、、、」

ドラキュラ「お願いだからみんな起きてよ〜」

ドラキュラ「い、いかん、わしも眠くなってきた。仕方ない、1時間ぐらい寝ようっと。」

しばらくして子供たちの声で気がついた嫁様

娘「ママ!ママ〜〜!おしっこ!漏れる!!」

友子「あたしも漏れる〜」

嫁様「えええ!、ごめん、もうちょっとだけ我慢して!すぐ連れて行くから!」

寝起きの嫁様が大慌てで両手に二人を抱えてトイレにダッシュしたのでした。

嫁様「な、なんとか間に合った。大惨事だけは免れたわね。ほっ。」

ドラキュラさんをデコピンで叩き起こして無事にお家に帰り着いたのでした。

後日談 押し落ち葉

2024/10/04

娘「ママ〜、落ち葉ってばらばらになるって言ってたけどキレイにおいておくのはできないの?」

嫁様「そうねぇ。画用紙にテープで張っておくぐらいしか知らないわ。」

嫁様「そうだ、あなた押し落ち葉にする方法調べなさい。」

ドラキュラ「えええ!わしだってそんなやり方知らないよ。」

ドラキュラ「う〜む、どうしよう?あ、こんなことだけ変に詳しい漂流さんに電話して聞いてみよう。」

早速電話をかけて話を聞いているドラキュラさん。

ドラキュラ「やり方わかったぞ。わしがやってうまくいくかどうかは分からんが試してみよう。」

早速百均でUVレジンのセットと透明なクリアファイルを買ってきたドラキュラさん。

ドラキュラ「モミジの葉っぱにUVレジンを塗ってクリアファイルに挟む、空気を抜いたら上からUVライトを当てる。と、聞いたとおりやったけどこれでいいんだよな。」

ドラキュラ「おお、固まったぞ!」

娘「すっごい!固まってる!とってもキレイ!」

嫁様「あなたがやった割にはキレイね。」

ドラキュラ「ドヤァ!」

秋キャンプのいい記念になったのでした。

後日談 落ち葉の運命

2024/09/27(ふみねぇ様作)

キャンプ(紅葉狩り)から帰って数日後… 膝ママの周りに 謎の粉が落ちていた。

友子「膝ママ 何かゴミ落ちてるよ」

膝ママは 膝を揃えて 違うという様に、左右に揺れる

友子「んもう 仕方がないなぁ お着替えしましょう」

膝ママは 新しいスカートに着替え、友子ちゃんは 膝ママのスカートを洗濯物置き場に置いて来ました。

友子ママ「友ちゃん 膝ママのスカートに たくさんの葉っぱ入っていたけど 何したの?」

友子「えぇ~ アタシ 知らないよぉ」

友子ママ「膝ママのスカートに 色んなもの入れると ママが困るのよねぇ」

と、言って 膝ママの方をチラっと見る 友子ママだった

~完~


あとがき

秋キャンプ編読んでいただきありがとうございます。
書いていたら思ってたよりも長くなっちゃいました。(^^;;;
楽しんでいただければ幸いです。
ふみねぇ様、ワインのお話と後日談を書いて頂き、ありがとうございます。
ワインのお話は編集して本文に入れさせていただきました。
m(._.)m ペコッ

おまけの言い訳


今井先生のお話に絡めつつもこちらで勝手にキャラクターとお話を作り出しています。
そのためお話にトータルでの整合性はありません。
更にキャラ設定もその時に行き当たりばったりで決めて書き込んでいるので設定上おかしい言葉遣いがあります。

タイトルは後から付け足しています。
基本構成は会話形式になっています。
作品の途中でこんなストーリー分岐があったら面白そうという発想で書かれています。
日付けはコメントを書き込んだ日なのでそのまま読み飛ばしてくださいませ。

朗読をしたいというとてもとてもありがたい方へ。

読みたいと思ってくださってありがとうございます。
クラブハウス内での無料の朗読にはご自由にお読みください。
私に事前連絡は不要です。
ただ、後からでも「読んだよ〜」と教えていただけると喜んで聞きに行かせていただきます。
朗読をする時は元になった今井雅子先生の「ドラキュラと赤いチョコレート」のお話を紹介していただけると嬉しいです。


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