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2024年4月 甘楽の旅

2024年4月21日、甘楽に行ったときの旅行記です。


甘楽町について

甘楽町は群馬県にある人口12400人ほどの町です。わかりやすく言うと高崎と富岡の中間の位置にあります。上信電鉄の上州福島駅が代表駅となります。甘楽町は1959年に小幡町、福島町の一部、新屋村が合併してできたのですが、そのうち小幡は小幡藩の城下町として、今でも歴史的建造物が残っているということで歴史的風致維持向上計画の認定都市となっています。

甘楽町のまわり方

上州福島までは高崎から上信電鉄に乗れば行けますが、そこから小幡の街中までは3Kmちょっと離れています。頑張れば歩いて行けない距離ではありませんが、街を歩いて回って帰ってくるとなると10Km近くは歩くことになります。そうなるとバスなどに乗りたくなりますが、甘楽町内を走る路線バスは民間のバスはおろか自治体のコミュニティバスも存在しません。そこで使うのが上州福島駅で貸し出されているレンタサイクルとなります。このレンタサイクルは無料で借りることができます。電動アシストつきではありませんが小幡まで往復するだけであればそれほど問題ないかと思います。私が降りた列車でちょうどもう1人自転車を借りる人がいましたが、この日は他に借りる人がいなかったようでした。
また現地で知ったのですが、甘楽町無料シャトルワゴンというワゴン車が運行されていました。上信電鉄の駅と、めんたいパーク群馬、こんにゃくパーク、道の駅甘楽、群馬サファリパークを結ぶワゴン車が30分間隔で走っています。道の駅甘楽は小幡の街に近い場所にあるので小幡を観光するのに十分に利用価値があります。ただ運行日が4月、5月の土曜日、日曜日の計8日しかありませんでした。もっとも、2023年の9月、10月にも運行していたようなので、今後もこの時期に絞って運行していく可能性はありそうです。
また、甘楽町デマンドタクシー「愛のりくん」というデマンド型乗合タクシーがあり、事前登録が必要なものの町外在住者でも利用可、町内観光などの際に是非ご利用ください、と書かれています。事前登録は郵送、持参、電話、ファックスのみで、インターネット上では不可です。観光で利用するのにはハードルが高いですが、一応そのような手段もあるということでご紹介いたします。

上州福島駅のレンタサイクル
甘楽町無料シャトルワゴン案内板

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