ライトマルイカ釣り入門/志平丸
※掲載終了の「@niftyつり」から2010年5月下旬の釣行記を一部修正して移植しました。10年前の話なので、今のマルイカ釣りとはちょっと違うと思いますが、こんな時代もあったのかとお読みください。折れた竿で取材しているのすごなー。
浅場のマルイカ釣りがたのしいらしい
どうも釣り雑誌などを読んでいると、今年はマルイカ釣りが好調らしい。だがイカ釣りというと、仕掛けがとても長かったり、オモリが重かったり、電動リールが必要だったりで、なんとなく玄人の釣りというイメージがあって、釣りの選択肢から外していた。
あれは釣りというよりも漁なのではないだろうかという「食わず嫌い」ならぬ「行かず嫌い」。イカだけに。しかし、この時期のマルイカは浅場で手軽に釣れるらしい。そしてなんといっても食べると抜群にうまいらしいのだ。
この前、はじめてやった船のアオリイカ釣りで二匹釣れたので、もしかしたら私とイカは相性がいいのかもしれない(マゴチとの相性は最悪だが)。いやきっと実はイカ釣りの天才。ならばシーズンが終わる前にいっちょやってみるのもいいかな。マルイカって食べたことないしね。
とりあえず道具を揃えねばということで、波崎のマダイ釣り大会で知り合った某キャスティングの店員さんが勤める店にフィッシュオン(釣り用語の使い方を間違えてみた)。
昔は回転寿司だった場所なのだが、確かにそんな感じだね。
たくさんいる店員さんの中から一番イカつい、いや一番イカ釣りに詳しい人を紹介していただき、道具選びを手伝っていただく。洋服屋で店員と話すことはまずないが、釣り具屋と家電屋では話を聞きたい派なのだ。
俺のイカ先生、水野さん。※現在は別の店舗にいます。
マルイカ釣りには三種類の仕掛けがある
水野さんによると、マルイカ釣りには大きく分けて3つの仕掛けがあるそうで、直結、直ブラ、ブランコの三種類。どれもスッテ(イカ用のルアーみたいなやつ)の数は5~6個。
すごいたくさんあって、どれ買っていいのかわからないよ。
「直結」というのは、スッテと仕掛けの幹糸が一直線。電池の直列と同じつなぎ方。スッテとスッテが幹糸で直接つながっているという、イカ釣り以外では見たことのないシステムだった。アタリはとりやすいけれど、初心者はバラシが多いらしい。へー。
「ブランコ仕掛け」はいわゆる胴突き仕掛けと同じで、幹糸からハリスを15センチくらい出してスッテを結んだもの。ハリスがある分バレにくいけれど、アタリがとりにくいらしい。ほー。
「直ブラ」というのは、直結のスッテを縦ではなく横にしたというか、ブランコ仕掛けのハリスなしというか、幹糸に直接スッテを横向きにつないで、ロープに干した洗濯物みたいになった仕掛け。はー。
仕掛けの上が直結で下が直ブラの直結ブラというのもある。
イカ先生曰く、はじめてやるのであれば、アタリもわかりやすくてばらしも少ない直ブラがおすすめとのこと。浅場狙いであれば、手返しがいい五本スッテで、スッテの間隔が100~120センチと短めが使いやすいらしい。完成品は1セットで1500円前後。
スッテの替えも買ってみる
完成品の仕掛けは必要な数だけスッテがついているが、やはり日によって、場所によって、よく釣れるスッテは変わるそうなので、替えのスッテも買っておこう。隣の人が緑のスッテで釣れていて、自分が緑を持っていないと悔しいという話。子供の頃、町内会で豚汁を配るイベントがあり、自宅からお椀を持っていかないといけなかったのだが、それを忘れて食べられなかった覚えがあるが、それとは違う話ですね。
なんだこの手芸店みたいな品ぞろえは。
このようにものすごいたくさん並んだスッテの中から選ばないといけない訳だが、イカ先生によると「相模湾ならダイワの茶トラを一番下にして、その上に紫がオススメ」らしい。茶トラに紫って、洋服だったら全盛期の志茂田景樹クラスでなければ着こなせない難しい組み合わせだが大丈夫だろうか。まあ実家の猫も茶トラだし、茶トラはありだな。トラギスっぽいけど。
直ブラなら「シンキング」という沈むタイプで(じゃなくてもいい)、サイズが5センチ前後から選ぶ訳だが、スッテは色の違い以外にも、糸が巻いていないハダカタイプや、ネーミングがなまめかしいおっぱいスッテなど、選択肢は盛りたくさん。
どのへんがおっぱいなんだろ。
水野さんによると「店員に全部選んでもらおうとするお客さんもいますが、やはり自分で選んだほうが楽しいですよ」ということなので、サッカー日本代表監督気分で、「攻めのスッテはこの派手なやつをツートップで、守りの要はこの地味なスッテ。ロスタイムに強いのはこのハダカブルーだ!」と、適当な理由を付けて6つほど選んでみた。
このほかにスッテがついていない仕掛けだけの「イカリーダー」とやらを一つ購入。根がかりで仕掛けを丸ごとロストしたり、オマツリでぐちゃぐちゃになっても、これでとりあえずは大丈夫。
いかりや長介のパロディで「イカリーダー釣介」って商品名はどうだろう。きっと大爆笑ならぬ大爆釣。
オモリもいろいろある
続いては仕掛けの一番下にぶらさげるオモリだが、今の時期は浅場なので、細い道糸(PE1号前後)なら30~40号。これは家にあるナス型を使えばいいかなと思ったのだが、こだわるなら落下速度の速いタイプがおすすめらしい。
なんでもマルイカ釣りは魚探で群れを探しながらの釣りなので、一番最初に着底させた人が有利。そこでこだわる人は比重が高くて抵抗の少ないタングステンのオモリを使うそうだ。ただ、値段がゼロ一つ以上に違ってくる。なんだよオモリ一つで二千円って。そんな高いオモリを使って根がかりしたら、仕掛けと合わせて手漕ぎボート一回分くらいの金額になってしまうので、身の丈に合わせて似たような形の190円のナマリのオモリを購入。財布のドラグ設定は常にキツキツだぜ。
左がタングステンで右が鉛。着底まで数秒の差が値段の差。潮を受けにくいのでアタリもとりやすいのかな。
そういえば竿はどうしよう
最後に一番大切な竿なのだが、専用竿を買うゆとりはないので、手持ちのカワハギ竿でやれるかなと思って持ちこんだ竿をチェックしてもらった。ちなみにこの竿はもともとツーピースの1.8メートルだったのだが、バット部分をテコの原理でボッキリ折ってしまい(理由は長くなるので割愛)、無理やりつなぎなおしてワンピースの1.6メートルになったという悪い意味でのオリジナルロッドである。
折れた竿を釣り具屋に持ち込むのって恥ずかしいよね。
水野さんチェックによると、直ブラの釣りでは叩くように誘いをかけて、止めた時にでる竿先のモタレや緩みでアタリをとる釣りなので、このカワハギ竿でもいけるそうだ。折れたところの強度部分の話は置いておいて。リールはPE1.2号が巻いてある小型両軸があるのでそれを使おう。ちょっと太いけど。
「カワハギのタタキ釣りと一緒ですよ」といわれたが、カワハギ竿を持ってきておいて、タタキ釣りやったことないのだ。あはは。
結局マルイカ用に買ったのは、完成品の直ブラ仕掛けを1つ、スッテなしの直ブラ仕掛け1つ、替えのスッテ6つ、かっこいいオモリ(鉛製)2つで合計四千円くらい。まあ安くはないけれど、イカ釣りに抱いていたイメージほどは初期投資は掛からなかったかな。
仕掛け一組とオモリだけなら二千円で大丈夫だね。でもそれだと不安だよなー。
「こういう仕掛けは何度も使えるしね」って自分の中でこれは無駄遣いじゃないぞと納得させる訳だが(実際は糸がダメになったりハリが錆びたりして何度も使えないけど)、本当に何度もマルイカ釣りに行くのか、それが問題だ。マルイカ釣り、楽しいといいな。
「スッテを選んでいるときが一番楽しかった」というオチは、願わくば避けたいところである。
レジにあった実物が入ったスッテ値段表。これ一冊あればどんな状況でも対応できるな。
佐島の志平丸にやってきた
マルイカを釣るための道具を揃えたら、次は船宿の予約である。いったことのある船宿はマルイカをやっていないので新規開拓する訳だが、やっぱりマルイカだけに「丸」がついているところがいいだろう。ということで、佐島の志平丸さんにしてみた。
マルイカ釣りは6メートル前後と長い仕掛けを使うので、隣の人とオマツリをするのが怖い。そこで空いていそうな平日にしてみたのだが、おかげで都合の合う知り合いが一人もいなかったので単独釣行になってしまった。映画にするならタイトルは「相模湾ひとりぼっちのイカ探し」だろうか。誰が観るんだ、その映画。
一人なのでセルフタイマーで撮影。あえてトリミングせず。
初めての船宿、初めての釣り物、そして一人での釣り。この不安感、伝わるだろうか。
ちなみに本日の目標は竿頭の半分、といいたいところだが、初めてなのでそのまた半分。竿頭が40匹なら10匹も釣れればいいかな。
席札をとってから、受付をする方式。ヒラメ・カサゴリレーも魅力的だな。
店内は「THE 船宿」という感じ。先客がカップラーメン食べながら先発のスッテを選んでいた。
船宿でも仕掛けは一通り揃っていた。弁慶とはでかいマルイカのことらしいのだが、足のスネ(弁慶の泣き所)くらいってこと?
氷はビニール袋タイプかペットボトルタイプがもらえます。
マルイカで志平丸でマル…ごとソーセージ。釣れたら食べよう。
あれが噂の投入器ってやつか。戦地に赴く人みたい。
砂浜からの出発なので、沖に止めてある船までは小舟で移動。こういうアトラクションっぽいプロセスが好き。
投入器の使い方は難しくない
さてイカ釣りといえば投入器。自前のものを持ちこんでいる人もいたが、これは船に常備されていて無料で借りられる。また、スッテをひっかけておくマットみたいのも一応借りてみたが、投入器にもついていたから不要だったかも。
マルイカ狙いの船団ができている。やっぱり人気なんだね。
マットを抑えるのには竿立てが万力代わりになって便利。水野さん曰く、投入器は風下側(風上に船を向けるので普通は船の後ろ側)に置くと使いやすいそうだ。
替えのスッテも用意したけど、とりあえずはYAMASHITAを信じて
オリジナルのままでチャレンジ。保守派。
船が出発してからの移動時間は10分少々と短く、ボヤボヤしている間に釣りがスタート。ワタワタしていたら右側の常連っぽいおっちゃんが投入器の使い方を教えてくれた。おお、佐島のイカ師匠と呼ばせてください。
「投入機の体に近い側から、仕掛けの上にあるスッテを入れていき(直ブラはハリが下)、オモリをまっすぐ前に投げてみて」
ベテランさんの子供に、いやいっそ孫になった気分で教わるのが得意技だ。
左手に竿を持ってクラッチを切って親指で軽く押さえておき、右手でオモリをポーンと投げるとスルスル仕掛けが落ちていく。
なんとなく使い方が難しいイメージのあった投入器だが、実際に使ってみるとこれほど便利なものはなく、仕掛けを投入するのはそれほど難しいものではなかった。仕掛けを上げるときはまた別のテクニックがいるのだけどね。
マルイカの釣り方
初めて使った投入器の便利さに驚いているうちに仕掛けが底に到着。オモリを底につけた状態で待つ釣り方もあるらしいけれど、根がかりが怖いので50センチほど巻き上げる。
タナは15~30メートルの浅場で、船長が移動のたびに「はい、25メートル、3メートル浮いているよ」という感じで、水深とイカが底から何メートルかをアナウンスしてくれる。下から3メートルといっても仕掛けが6メートルくらいあるから、オモリの位置はほぼ底でいいかな。
とりあえずじっと待ってみるがアタリらしきものがないので、タタキらしきものをしてみましょうか。「オモリの位置は上下させずにスッテだけを動かすイメージ by キャスティング水野さん」で5秒ほど竿先を揺らしてピタッと止めてみる。やり方がこれであっているのか怪しいが。
何度かタタキとストップを繰り返し、竿先がなんとなく不自然に動いたなと思ったところでビシっと強くあわせてみたのだが、乗らず。これを見ていた船長曰く、「マルイカは身が柔らかいから、やさしく合わせないとダメ!」だそうだ。最近アナゴばっかり釣っているので、強い合わせが癖になっているんだよね。
こちら船長。竿先にもたれや揺れなどの「違和感」があったらすっと軽く合わせる。
キス竿をブルブルさせて誘う佐島のイカ師匠。今日は30匹が目標だそうです。竿先の柔らかさ優先でキス竿なのだそうだ。
強く叩いたら折れるんじゃないかと不安になるマイカワハギ竿。
しばらくマルイカのアタリがどんなものなのかを、まだ顔を知らない文通相手との待ち合わせのように模索していたら、隣のイカ師匠がさっそく本命をゲット。
おお、美しいイカだ。
そういえばどうやって長い仕掛けを上げるのか謎だったのだが、仕掛けの糸が弛まないように手で手繰り寄せながら、マットにスッテを一つずつひっかけて仕掛けを上げるのが師匠流らしい。この辺りのやり方は人それぞれなのかな。
ちなみに船が移動するとき(イカが掛かっていないとき)などは、直接投入器に入れながら回収をする。
移動の際に投入器へ入れながら仕掛けを上げるときは、最初のスッテはマットにひっかけると、固定されるからやりやすいそうだ。
よしよし、これで不安だった仕掛けの上げ方もたぶんバッチリ。師匠に続けとばかりに竿先に集中していると、竿先が5ミリほど沈みこんだ。船長のアドバイスを忘れて、ついすばやく大きく竿を上げてしまったが、海藻でも引っ掛けたような重みが伝わってきた。フィッシュオンってやつですか。まあフィッシュじゃなくて…イカって英語でなんていうんだろ。ええと、イカオンでいいか。
などと考えながら記念すべき一匹目、いやイカだから一杯目とご対面すべくリールを巻くと……海藻が引っ掛かっていた。
なるほど、海藻が引っ掛かったような手ごたえだった訳だ。さすが俺。
スッテの選手交代
最初に釣れたのが海藻というのは情けない話だが、海藻でも空き缶でも釣れればうれしい派なので問題なし。ここで気分転換にとスッテをレギュラーメンバーから追加購入した助っ人に交代してみることにした。イカ先生である水野さん推薦の背番号48番(大きさ48ミリという意味らしい)と書かれた期待の茶トラと紫だ。
頼むぜ、助っ人スッテ。
教わった通りに茶トラを一番下、その上に紫をつけて仕掛けをおろすと、しばらくしてほんの僅か、しかし確実に穂先が震えた。これがイカが触っているということだろうか。すぐにスっと竿先を上げてみると、僅かにオモリ+αの重みを感じる。
乗った…かな?と半信半疑でリールを巻くと、一番上の緑のスッテに小さいイカがついていた!
やったーと喜んでスッテを掴んだ瞬間にスミをブシュー。イカにとっては最後の反撃なのだが、私にとってはめでたい祝砲。この墨をイカに塗りたくって、着ているTシャツに魚拓をとりたい気分である。
掛かったのは緑のスッテ!スッテ交換の意味なし!でもうれしい!チームプレイの勝利!
スミで汚れたスッテは歯ブラシで洗うそうですよ。
渋いながらもどうにか7匹
一匹釣れたことでもうあとは何匹でも釣れるような気がしてくる。しかし「私はやっぱりイカ釣りの天才?」と浮かれていたのは僅かな時間だった。この日は残念ながらイカの活性が低く、また釣れるイカのサイズが小さくイカんともしがたい感じ。
うっかり強くあわせると、触手だけ上がってくる。この触手が食べるとうまい。この味は(下手な)釣り人の特権だ。
群れを探して船は移動を繰り変えすのだが、後半になるにつれてなかなか釣れない時間が長くなってくる。せっかく掛けても仕掛けを上げるときにもたついて糸が緩んでしまってのばらしも何回かあり、一時間に一杯という居酒屋で長居しているみたいなペースに。結局初挑戦のマルイカは7匹で終了。こんな日でも釣れる人はそこそこ釣っているだけどね。
ちなみに19人乗っていて0~23匹なので、目標である竿頭の半分の半分は達成したかな。ゼロの人もいた悪条件の中で、7匹釣れただけでも良しとしよう。ありがとう、キャスティングのイカ先生と佐島のイカ師匠!
イカ師匠にいわせると「スッテ選びよりアタリのとり方が一番重要」とのことだが、確かにそうかもしれない。でもいろいろ変えたくなるんだよね。
マルイカ釣りはおもしろい
さて7杯という釣果だけをみると、あまり釣れなくてつまらなかったのではと思うかもしれないが、これが決してそんなことはなかったのだ。
マルイカのアタリはとても繊細で、竿先がはっきり動いたので「あ!」っと思って合わせても、そのアタリはイカがスッテを離した時のもの(見た訳ではないけれど)ということが多々。その前で出る小さなアタリを合わせなければいけないのだ。
それだけにうまくアタリをみつけて合わせられた時の喜びは大きい。釣れたイカは小さいけれど。
スッテ選び、誘い方、アタリのとり方、手返しなど、研究すべきテーマが多く、これは上達するのが楽しそうな釣りだ。
弁慶サイズならぬ、うまい棒サイズばっかり。
竿先を叩いたり、繊細なアタリであわせたりと、カワハギ釣りに似た釣りではあるのだが、エサをとられるということがないので、誘いと合わせに集中できるのが気にいった。釣れた時に魚的な引きはないけど、その重みだけで十分うれしい。
今日みたいなサイズのマルイカだと、ちょっとカワハギ竿では硬すぎてアタリがとりづらかったので、今度はもう少し柔らかめの竿(折れていないやつ)で再挑戦してみたい。専用竿買っちゃおうかなー。
本日の反省点を解消すれば、同じ条件でもこの倍は釣れる気がする。
イカは水に触れないようにクーラーに入れるのだが、袋の大きさが虚しい。
船宿に戻ったら茹で卵が用意されていた。わーい。
うまいよマルイカ
こうして大切に持って帰った7杯のマルイカ、とりあえずは刺身で食べてみてびっくりした。こんなに柔らかいイカは食べたことがないっていうくらい柔らかい。そしてほんのりとした甘み。なるほど、うまい。もっと早くマルイカ釣りを始めるべきだったと後悔したくなるうまさ。あー、これうまいわ。
この柔らかさが伝わるかな。
イカそうめんだけにめんつゆをかけて食べてみたのだが、醤油だとこのイカにはちょっと強すぎる感じなので、軽い洒落だったが思いのほかめんつゆとの相性抜群。
イカ師匠おすすめの丸ごとバター焼き。これもめちゃくちゃうまい。この大きさだからこその味わいだ。
イカ釣りをしたがらない人でも、釣りたてのイカを一度でも食べれば考えが変わるという話をよく聞くが、確かにそうかもしれない。マルイカがうますぎて、思わずヤリイカとかスルメイカにもチャレンジしてみたくなってしまったよ。
でもまあ、とりあえずはマルイカのリベンジかな。アタリのとり方を忘れないよう、今シーズン中にぜひもう一回くらい行きたいところである。