ミズ・マーベル第1話感想
MCU史上1番自分達に近いっすね
※注意※
この先は『ミズ・マーベル』第1話の
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・1番最初の音楽、YMOを思い出しました。エレクトロニカっていうジャンルなんでしたっけ。あの手の音楽、非常に好きです。というか全体的に楽曲が自分好みすぎますね。多分ですけど、選曲してる人の中に自分がいます。
・なんというか、ホークアイに出てきたケイトとはまた違ったベクトルの等身大さがありましたね。もっと原初というか、1番最初にヒーローに憧れた時に立ち返ったような気分になりました。小さい頃はその時やってた仮面ライダーに出てきそうなオリジナルのライダーを1日中考えてたな〜〜〜〜。なんて思いながら観てました。MCUの世界だとよりヒーローが身近な存在だから、そういう空想も捗りやすいんですかね。
・歳をとるにつれてある種の諦めというか、自分は超能力を持ったヒーローにはなり得ないと自認する時が来ると思うんですけど、カマラにはそれが無いのがもう最高ですね。
・MCUの世界だとスーパーヒーローが身近過ぎて、そんな考えにより至りやすいと思うんです。だって明らかに自分とは違う人種というか、実際にいるけど決してそこには辿り着けないような絶対的な壁がある方達じゃないですか。プロスポーツ選手とか、漫画家とかになるよりももっと分厚い壁がある気がするんです。
・でもカマラはコスプレとは言え、そんなヒーロー達を目の当たりにしてもずっと憧れて好きでいられる。そんなの最高じゃないですか。学校で嫌なことがあっても家族関係が上手くいかなくても、人種っていう覆せないような違いがあっても変わらず好きでいるって言うのがもう…。最高。
・学校の描写も今までで1番ちゃんとしてましたよね。ホーム・カミングでもありましたけど、ピーターが中身はアレでも頭脳明晰で超人だったので、リアルさに大きな違いがあった気がします。
・そんで学校であんまり上手く行ってないのがもう、辞めて欲しいですね。MCUの若年層、ああいう立ち位置の人の表現がリアル。そう感じるのは自分も“そっち側”だからだけど。
・あ!あの自転車に乗りながら空想を話すシーン、最高じゃなかったですか!?後ろの壁の絵が動くのオシャレすぎる。カッコイイ。
・家でもあんまり上手くいってないというか、過保護な親ですね…。パパンはなんか娘との距離感を測りきれてないし、ママンは現実にこだわってるし。あれ、普通の家庭だな。結構ありがちな家族だな。でもカマラも自由を手にしたくなるのも分かります。ちょっと過干渉ですもんね。
・そういう面も含めて凄く等身大ですね。MCU史上1番等身大かもしれないです。ピーターは前述の通りだし、ケイトもなんだかんだハイスペックだし。あーなんか、凄くいいなあ。
・ブルーノとのチャットのシーンオシャレが過ぎません!?なんかムーンナイトでは画角のオシャレさが目立ってた感じがありましたけど、ミズ・マーベルは細かい演出のオシャレさが目立ってますね。両方好き〜。
・で、そんな空想癖があるだけの普通の女の子がスーパーパワーを手にしてどうなるんでしょうか…。凄い気になる…。MCUのメディア展開の仕方間違いが無さすぎますね。シャン・チーやエターナルズは映画向きだし、ムーンナイトやミズ・マーベルはドラマ向きだし…。
・ポスクレのあの男性、ノー・ウェイ・ホームでピーターに取り調べしてたダメージコントロール局の人ですよね。どう立ち回っていくのか気になる〜!ミズ・マーベルについてはほとんど事前知識無しで観てるので、まだヴィランもわかってないんですけど、あの人がヴィラン的な立ち位置に着くんでしょうか。
・気になりすぎるので来週まで座して待ちます。