廃棄されるモノは有効活用できるモノ
仕事では、色指定にPANTONEやDICの色チップを添付されています。
しかし、実際には『その色のインクは存在せず』原色以外の約90%のインクを調色しています。
変わった調色になればなるほど、次に使用する機会はありません。
そして、約5年間ほど保管した後に産業廃棄物として処分します。
使えるインクもありますが、保管場所には限りがあるので処分するしか選択肢はなかったです。
産廃の費用はトップ画像の4tトラック1台分で約27〜30万円になります。
使えるインクを捨てる。捨てるのにお金もかかる。
それって勿体なくないですか?
そんな訳で、有効利用できる方法を模索しています。
再利用の構想を年内に実現してみます。(笑)
■補足
印刷工賃には廃棄費用は含まれていないので大きな負担となります。では、『使い切り分だけ作ればいい』と思われますが、実際には想定外の追加発注がありまして常に多めにインクを調合します。
また、調色は同じ配合でも微妙に仕上がりが異なるので、後から追加分を調色すると色の誤差が出てしまいます。(素人にはわからないレベルですが)なので、調色したインクを別の色の調色の際に再利用しています。そうなると元の配合がさっぱりわからなくなる欠点がありますが、、、そこは経験で配合の誤差の帳尻を合わせています。
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