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本質

人はすぐに本質を見失う。

いま『ある』物が永遠にあると思ってしまう。

サービスも仕事も、「当たり前』と思っている人が多すぎる。

そして、一流を知らない人ほど安さが正義だと盲信し、やがて一流は廃れ無くなる。

気がつくと生き残っているのは『超一流』と『激安品』になるはず。

一流を知らない人は、一流をつくることは難しい。 素人は騙せてもプロは騙せない。

デジタルの発達で、アナログは衰退している。

だが、アナログを極めたモノはデジタルも極められる。

しかし、デジタルを極めたモノはアナログを極めるのは難しい。

日本の昭和の凄い職人たちの技を間近で見られた経験は俺の宝だ!

あの神がかった技は、もう誰も再現できない。

デジタルで形は真似できても、そこに宿る『魂』だけは真似できない。

だから、俺はデジタルもアナログも同時に使用している。

先人たちの魂を絶やさぬように、俺はアナログは捨てない。

だから、100歳までは現役で働く。

アナログの火を絶やさぬように。


たぶん、コロナでアナログ系の職人の仕事は急激に無くなると感じている。

だからこそ、生き残る為にデジタルも駆使する。

しかし、デジタルなんて生き残る為の『つなぎ』に過ぎない。

これからは、アナログは絶滅危惧種ぐらい貴重になると思う。

だから、どんな環境に陥っても、すぐに復活して前進できる。

アナログの良さは、アナログを極めると『デジタルの中にも魂を入れるが事できる。』

ここで書いて、ノウハウをパクられても絶対に『魂』だけはパクられない!

それは、私はアナログの神様(昭和の本物の職人)の技を間近で見たからだ!

私は、色々な分野の昭和の職人たちの技を幼少期から現在も見続けている。

『技を見て盗むめ』をリアルに体験している。

そんな神様たちの95%は、もうこの世にはいない…。

残り5%の職人たちに、今も毎日しごかれている。

正直、八つ当たりやパワハラが強烈過ぎて、早く引退しろ!って毎日まいにち思ってる。

でも、サラリーマンなら良い役職についている年齢でも、毎日まいにち怒鳴られ罵倒される。

どの業種の昭和の職人たちも一緒です。

超ブラックで超パワハラ、モラハラで、今なら36協定で完全にアウトな環境です。

でも、そんな過酷で熾烈な環境でも、『なにクソ!お前らを追い抜いてやる🔥』と負けん気と血の滲むような鍛錬を繰り返して、やっと彼らに近づける。

そして、職人たちは弟子を一生褒めない!

死んだ後に、奥さんや子供達の口から『キツイ環境なのに、文句も言わずによくついてきた』と伝えられる。

だから、直接に師匠からは褒められない。

常に己の孤独との戦い。

そして、日の目を見る職人たちは少ない。

彼らは稼ぐ事に興味が少なく、常に技を向上させる事にしか興味がない。

彼らは、お金の為だけに生きていない。

そこに職人の本質を垣間みる。


でも、私は職人こそ稼ぐべきだと思っている。

それは、技術の継承がとてつもなく難しいからだ。

感覚と感性は教えられない。

それは、自分で試行錯誤して、身体と心で覚えるものだから!


俺は沢山の神様(昭和の職人)たちの職人魂を教わった。

だから、コロナだろうが、衰退産業だろうが、アナログの灯は絶対に守る!

それが俺の唯一のプライド🔥

その他の俺のプライドなんて、薄っぺらいプライドなので、理不尽な事になっても何度だって頭を下げてやる。

だけど、アナログ魂だけは絶対に絶やさない。

それだけが唯一のプライド🔥


負け惜しみかも知れないし、負け犬の遠吠えかも知れないけど、、、

昭和の職人の下で働けた事は財産だ! 

そして、色々な分野の職人たちの技を見れただけでも、俺にとって『数十億円の価値がある』と本気で思っている。


だから、色々な大変な目に遭っても、凹む事はあっても前進する事だけは決して諦めない。

今は解決できない難題があっても、諦めずに何年かかっても難題に取り組み解決する。


この体験だけでも、この世には生まれてきた価値は充分ある。

でも、俺には彼らから受け取った『アナログ魂』を絶やしてはいないと勝手に思っている。

100歳まで現役なら、まだまだ俺はヒヨッコだ。

死ぬまで成長する。

そして、彼らに少しでも近づく。

そして、可能なら彼らを追い抜く🔥

おわり






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