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【実話】西洋系フィリピン美女の恋人が出来た夢のような話

海外に居るとその国の女性と恋に落ちることは、決して珍しいことではない。

愛は言葉や国境の壁をも壊すパワーがある。これは紛れもない事実である。しかし、長い時間を共にすると、良くも悪くも当初は見えなかった文化や常識の違いが浮き出てくる。

実は自分も国際恋愛を経験したことがある。
今回はビジネスネタではないが、過去にフィリピン人女性とお付き合いした話を紹介したいと思う。

フィリピンにいる男性諸君や、今フィリピンの彼女がいる人、国際恋愛したいと思っている人には是非読んでもらいたい。

※イメージしやすいように出会いから紹介しているので、フィリピン人女性の特徴のみを知りたい方は「青春時代のようなドキドキした日々」へスキップ!

出会いからの一目惚れ

フィリピンに来て一年ほどが経ったころ、仕事でフィリピン国内の出張があった。その際に小さなセスナを予約したのだが、彼女はその航空会社でグランドスタッフとして働いていた。

チェックインの時にはじめて彼女を見た瞬間、衝撃が走った。西洋のDNAを感じさせる大きな瞳と小さな顔、身長は少し低かったがスラッとしていて、まさに自分の好みであった。

まさに「一目惚れ」だった。

神様がくれたドラマのような展開

その航空会社は、主に小型のセスナ機を運行する会社で、もともと一度に案内できる乗客数は少なかった。小型セスナは、多くても一度に数名程度しか乗せることが出来ないためである。

そして、なんとその日の乗客は自分一人であった。そのため、チェックインが終わると彼女自身が自分を搭乗ゲートまで案内してくれた。

しかし、当日はあいにくの雨。
彼女は英語もままならない自分に向けていろいろと丁寧に説明してくれた。

「雨と風の影響でフライトがキャンセルになる可能性があるので、決定が出るまで30分ほど待ってください」

彼女からそのような案内を受けた。

運行の連絡を待つ間も彼女は親身に私の近くで一緒に待機してくれた。
英語もあまり話せないうえ、キレイな女性を目の前に完全童貞化していた自分。ただじっと気まずい時間だったが、完全に彼女に心を奪われた自分には、その時間が幸せだったのを覚えている。→まさに童貞男子w

結局、雨風は収まることはなく、フライトはキャンセルとなった。
彼女はその後のフライト変更手続きまでも丁寧かつ笑顔で対応してくれた。

その日から次のフライトまでの数日間は、自分の脳は完全に彼女のことでいっぱいだった。そして、もし次のチェックインの際も彼女が居たら、その際は思い切って連絡先を聞こうと心に決めた。

そして振替のフライト当日、チェックインカウンターには彼女が居た。嬉しさと同時に緊張もマックスに達したが、後悔だけはしたくなかったので、予め会った時のために暗記した英語で、前回のお礼とお友達になりたい旨を伝えて、自分のアカウントと番号が書かれているメモを渡した

青春時代のようなドキドキした日々

はっきりとは覚えていないが、翌日くらいにフェイスブックを通じて彼女から連絡が来た。
※実はフィリピンではフェイスブックアカウントを教えることはハードルが低い。聞かれればほぼ100%教えるらしい。

【ポイント①】フィリピン人をナンパする時はフェイスブックアカウントを聞くべし!!

そこからしばらくはチャットでの連絡が続き、食事に行けることになった。
はじめて2人で合う場合、女性はとても警戒するものだ。だから「安心感」をテーマにいろいろと作戦を練ったことを覚えている。

初回の食事はとてもうまくいき、その後も数回のデートとアタックを続けて告白し付き合うことになった。

ちなみに交際前の彼女は自分に好意がある感じは見えなかった。告白も成功率50%以下だと思っていた。後に彼女に聞いたのだが、ストレートで熱心なアタックが良かったらしい。←ここは日本人女性と違うね

【ポイント②】付き合う前は素を見せない。ガードは固め!
【ポイント③】想いは熱くストレートに!

彼女は中国人の祖母をもつクオーターで、父親の家系はスペイン系なので、西洋風な顔つきの美人さん。年齢は当時23歳で、大学を卒業後に新卒で航空会社に就職をしていた。

付き合いだしてからは毎日が希望に溢れていた。彼女さえいれば何もいらない。人生で最大の恋だったかもしれない。

はじめは自分の片思い感が強かったものの、彼女も次第に距離を縮めてくれるようになった。週末はデートを繰り返して、平日も早めに仕事が終わった時は会うようになった。

フィリピン人の彼女は最高な件

〈付き合い始めてわかってきた彼女の性格〉
・おしゃべり
・世話好き
・積極的
・プライドが高い
・エモーショナル(乙女な心)
・一途
・嫉妬深い
※自分の彼女だけではなく、フィリピン人女性はこういう性格の人が多い

付き合いはじめてから少し経った頃には、恋のペースメーカーは彼女になっていたと思う。時にはムキになったり、感情的になったりする部分はあったが、二人の関係性を考えての発言だったので気にはならなかった。

一方でフィリピン人女性は世話好きで愛情深い人がとても多い。
自分の彼女もこの特徴にまさに当てはまっていた。

〈具体例〉
・掃除や洗濯など家事全般
→自分はだらしない方なので非常に有り難かった
・体調が悪い時は、薬や食べ物などを買ってきてくれる
・異国の生活で困ることは全てサポートしてくれる
・シャワーを浴びれば毎回身体を流してくれる&拭いてくれる
・髪の毛を乾かしてくれる
・自分の趣味や嗜好を受け入れて興味をもってくれる
→彼女は当時の自分の趣味を喜んで付き合ってくれた

少し行き過ぎた部分もあるが、とにかく愛情を全面に出して尽くしてくれる。
こんなところが、フィリピン人女性の素敵なところだと思う。

はじめの違和感と暗黙のルール

付き合い始めて数週間が経過したある日、カフェで何気なく携帯を開いた際に衝撃のことが起きた

「ねぇ、携帯のパスワードを教えて」

日本でもこういう人がいる。特に隠す理由もなかったので普通に教えた。
すると今度は自身の携帯をいじり出してこういった。

「私の携帯もあなたと同じパスワードに変えたから、これからは携帯も共有しましょ!」

日本人の場合、カップルであってもお互いのプライベートを設けることがマジョリティだと思う。しかしフィリピンではここが違う。
カップルたるものは、全てをさらけ出して2人で同じ時間を共有することを大切にする。

それ以降は、彼女が自分の携帯をいじるのは当たり前になった。メールが届けば、その内容を彼女の口から聞く(自分より先にチェックしている)こともしばしばあった。もちろん、浮気していた訳ではないが、彼女の判断で気に食わない画像や連絡先などは消すこともあった。

その他にもこんな暗黙のルールが存在した。

〈暗黙のルール〉
※二人で決めてルール化した訳ではないが、これを怠ると機嫌を損ねたりとトラブルの元なので自分の中では暗黙のルールとなっていた

・キスを怠ってはならぬ
→家を出る時、会った時、寝る前、起きた時など
・最低でも2日に一回(出来れば毎日が好ましい)は夜のお誘いをする&彼女に誘われたら必ず受け入れる
・喧嘩をした時は理由に関係なく、こちらから謝り、優しく抱きしめる
→これをしないと永遠に喧嘩は終わらない
・スイート(紳士的)な対応を忘れない
→小さな変化に気づいて褒めてあげる、記念日はお祝いして愛を伝える、寝る時は必ず腕枕をする、などなど
・髪の毛を乾かしてあげる

【ポイント④】紳士的でスイートな対応は必須!

恐らく、日本人女性もこのようなことをしてほしいと思っている人はいるかもしれない。しかし、面倒くさいと思われることを懸念して口に出さない女性が多いのではないだろうか。

フィリピン人女性はここが違う。自分が不満に思ったことはストレートにクレームを言う。記載した暗黙のルールは、実際に直接言われて取り入れた内容がほとんどである。

とにかく、日本人男子が最も苦手とする「紳士的行動」について徹底的に鍛え直された。

心境と変化

いろいろとカルチャーショックを受けながらも、付き合って一年ほどが経過した。その頃には不思議な心境の変化が自分自身に起こっていた。

「束縛感を超えてむしろ心地よい」ということ。

これはどういう意味かというと、もちろん初めの頃は束縛や過剰な愛情に疲れた時期もあった。しかし、こうして無理やりでも時間や行動など全てのことを共有していると、その環境が当たり前になる。むしろ、さまざまな体験や日々の個人行動までも共有しているので、会話のネタに困ることがないため、二人の関係は円満になる。

趣味の話や同僚の話はもちろん、髪の毛を毎日乾かしていれば「髪が傷んできたからコンディショナーを変えてみようか?」とか洗濯物を一緒に畳んでいれば「この柔軟剤はいい匂いだね。また買おう!」とか、共通の話題は無限に出てくるのだ。

フィリピン人の夫婦は仲が良く円満な家庭が多い。恐らく、このような環境が自然と夫婦円満な環境を作り上げているのだと感じた。

【ポイント⑤】時間や行動など、お互いの全てを強制的にでも共有することで円満な環境が生まれる

環境の変化

そんな学びの一方で、自分の環境に変化が出てきた。
ほとんどの時間を彼女と過ごすようになり、友人との交流や自分一人の時間が激減していた。

基本的に飲み会などには彼女を連れていき紹介をするというのが、フィリピンでは一般的だ。ただ、日本人で特に男なら分かると思うが、そういう雰囲気の会ではない場合もあるし、急に同僚と仕事終わりに飲みに行きたくなることだってある。

そういう事情や状況について、しっかりと説明をして理解してもらい、器用に調整することが出来なかったことは自分の落ち度とスペックの低さだったと思う。

しかし、最もストレスに感じていたことは、一年経っても完全にはフィリピンスタイルに染まれなかったこと。

フィリピン人女性の良い部分には気づけたものの、人生のほとんどを全く違う日本文化の中で生きてきた自分にとっては、長所よりも短所が上回ってしまったという訳。

【ポイント⑥】染み付いた価値観はなかなか抜けない

別れの結末

その頃から、将来的にずっと一緒にいるイメージが湧かなくなり、それが彼女に対する態度にも現れていたのだと思う。その結果、彼女の不満も爆発する機会が増えて、一年半ほどで別れを迎えてしまうことになった。

まとめ(フィリピン人の彼女を持つということ)

フィリピン人と日本人の恋愛感は違いがたくさんある。

日本では良くも悪くも、お互いが自立して自分自身を高めることを美とするカルチャーがある。また、グイグイ行き過ぎずに絶妙な距離感を取れる人がモテる傾向にあると思う。

ただ世界基準からすると、日本人の価値観が特殊であることは認識をしておくことが非常に大事だ。

自分の場合は、異国の女性と付き合ったことで、新鮮な経験が出来ただけでなく、今まで見えていなかった自国の特殊な文化にも気づくことが出来た。

【ポイント⑦】日本の恋愛価値観は世界基準では特殊!

※日本人男性は女性に対して紳士かつスイートに対応する偏差値が世界最低レベル。→もちろん人によるが日本人男子が海外でモテない理由の一つであることは覚えておこう。

最後に自分の経験だけでなく、友人の話なども聞いたうえでフィリピン人女性の特徴を紹介しよう。

〈フィリピン人女性の特徴〉
・世話好き
・愛情表現がストレート
・嫉妬深い
・明るい
・小柄で可愛らしい
・人懐っこい
・プライドが高い
・素直(悪く言えばガキっぽい)
・一途
・二人の時間を大切にする

自分はこの恋愛を通じて、恋愛以外においてもさまざまな学びがあった。
フィリピンをはじめ、国際恋愛に興味がある方には是非参考にしてほしい。

おわり

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