駅からハイキング「城山公園と湧水ハイク」(大槌駅)~2022.4.20~
JR東日本の「駅からハイキング」。
大槌町でも三陸鉄道大槌駅からのハイキングコースを4月18日〜6月30日の期間でエントリーしています(平日のみ)。
◎コース名
「眺望抜群&自然いっぱい!城山公園と湧水ハイク」
~ 大槌町を一望できる城山ハイクと大槌が誇るきれいな湧水地を満喫できる約6.5km、2時間30分のコース。
このコースは、みちのく潮風トレイルのコースが入っています。
4月20日、環境省の方がコースを回る(トレイルを巡視する)ということで同行しました。
大槌駅でアプリを登録、マップに缶バッジ、そして、先着100名がいただける日帰り入浴施設「ますと乃湯」の無料入場券を受け取り9:30出発。
今回は、コースを逆から回ります。
街中を抜け、「源水川とイトヨの生息地」へ。透明度の高い湧水、風で波打つ水面を皆で目を凝らし、イトヨを探しましたが残念ながら見つからず…
今回はみちのく潮風トレイルの巡視を兼ねたハイキング。トレイルルートの案内が分かりにくいところには、トレイルのテープ巻いて目印になるようにします。
そして、この日は桜が満開ということで、少しコースから足を伸ばし、大槌川の「桜の回廊」の満開の桜を満喫しました。(残念ながら現在は既に落下し葉桜となっています…)
よりみちをした後は、一路城山公園頂上へ向かう山道へ。
自然満載のコースは季節によっていろんな草花が見つかります。この季節、城山公園では日本の固有種で”春の使者”と呼ばれる「イワウチワ」を見る事ができます。道路わきには松ぼっくりがたくさん落ちています。
坂道を登っている道中、道端でお茶っこ会をしているおじさま方に遭遇し、しばしの歓談となりました。この方たちは城山公園の管理(木々の剪定や草刈り)をされている方たちだったのですが、城山公園の広大な敷地の管理をなんとボランティアで整備しているという事実。のちに町の担当に確認したところ、事実ということで、いくら郷土愛とはいえど、無報酬で出来るレベルではないと驚愕しました… そして、感謝です。
城山公園のコースや景観が保たれているのは、こういった地元の方々の活動によるところだということを知っていただいた上で、歩いていただければ幸いです。
さて、城山公園山頂に近づくと木に何かの塊が…
近づいてみると「ヤドリギ(寄生植物で地面には値を張らず、他の樹木の枝の上に生育する常緑の多年生植物)」の様でした。
『古くからヨーロッパでは宗教的に神聖な木とされ幸運を呼ぶ木とされてきた。冬の間でも落葉樹に半寄生した常緑樹(常盤木)は、強い生命力の象徴とみなされ、西洋・東洋を問わず、神が宿る木と考えられていた。(Wikipediaより)』ということで、このハイキング(トレイル)を終えると、何か幸運を運んできてくれるかもしれません…^^
城山公園(大槌城跡)の頂上の桜広場は満開でした。
春を迎えるにあたり大掛かりな公園整備した後なので、見晴らしがとてもよくなりました。この日は晴天で桜満開。素晴らしい景色を見る事が出来ました。城址広場(二の郭)で食べるおにぎりは格別でした。
昼食を城址広場(二の郭)で済ませ、城山公園を降りていきます。
展望休憩舎(高館)からの眺めも最高でした。展望台へは大槌駅から徒歩30分ほど、車なら城山公園体育館駐車場から15分ほどで来ることができるので、大槌を訪れた際にはぜひ登っていただきたいスポットです。
桜はこの日の満開を境に、22日朝方の雨の影響もあり、落花が進みました。(現在は葉桜 T T )
そのかわり、城山公園ではツツジが桜を引き継ぐ準備をしていました。
展望休憩舎(高館)からは、一路城山公園「入口広場」へ向かいます。
こちらは春先までコースわきに、日光を通さないほどの竹林が生い茂り、公園内の机や椅子も朽ち果てた状態でしたが、春の公園整備(こちらは業者委託だそうです)により、素敵な場所に変貌しました。剪定により少し殺風景に見えるところもありますが、来年にはもっと雰囲気のある広場になると思います。
城山公園を降りると大槌町役場の桜も満開でした。
大槌駅に13:30到着。道中、よりみちをしたり。地元の人たちと談笑したり昼食を取ったりした関係で、4時間ほどで回りましたが、歩くだけなら2時間30分ほどで回れると思います。
大槌駅から「駅からハイキング」は平日、6月30日まで開催しています。現在は桜は落下し葉桜ですが、これからツツジがきれいな時期になりますので、ぜひ、大槌に歩きにお越しください。
★大槌駅発「駅からハイキング」4/18より開始!(平日のみ)↓
※先着100名様に、駅から徒歩10分弱の場所にある日帰り入浴施設「ますと乃湯」の無料入場券をプレゼントしています。先着ですのでお早目に。
最後に、大槌に訪れたら食べたいメニューのご紹介です。今回は駅からハイキングということで、駅周辺のお店に限定させていただきます。
あくまで個人的な嗜好での紹介になりますのでご了承ください。
1.麺匠ときしらず「磯ラーメン」 700円
大槌駅内にお店を構えるラーメン屋。
大槌発祥で三陸ではおなじみの磯ラーメンは通年で味わうことはできますが、春は海藻の旬の時期。ときしらずでは、この時期だけ、通常時より旬の海藻をふんだんに入れたスペシャルな「磯ラーメン」を価格そのまま(700円)で提供中です。スペシャル仕様はGWの5月8日まで限定ですので、ハイキングに来た際は、帰る前にぜひ。
また、お店ではあの「松ぼっくり」のジェラート(300円)も食べられます。
★店舗⇒ https://goo.gl/maps/2JTbWzZ4mB7V9tLS6
2.中華一「麻婆焼きそば」900円(確認中)
大槌駅前、○○横丁内にある中華食堂。
東京赤坂で修業をした店主の作る中華飯は、町の食堂ながら味は本格派。麺類、チャー飯、シュウマイなど人気メニュー多数の中、今回紹介するのは新作「麻婆焼きそば」。中華一でも人気の麻婆豆腐を焼き目を入れた焼きそばの上にあんかけのように載せています。甘辛の麻婆とこうばしい焼きそばの相性抜群。ある人は酒(ビール)のつまみに、ある人はご飯のおかずにと万能焼きそばです。
★店舗⇒ https://goo.gl/maps/NpaSdxWFa3PnorcV9
3.おかめ食堂「ジャンロー飯」650円
大槌駅前、○○横丁内にある大衆食堂。
大槌駅前付近で唯一海鮮丼を食べることのできるお店。値段もほとんど1000円以内、量が半端ないメニューも存在します。今回、紹介するのは「ジャンロー飯」。大槌で食べられる珍しいメニュー。「たっぷりの野菜と豚肉をちょっと甘辛なタレで炒めてごはんの上にトッピングされたもの」で、野菜を取りたい人にもおすすめの一品です。おかめ食堂では自分好みの味にできるようタレが付いてきます。また、おかめ食堂では、どのメニューでも大きな梅干しが付いてくる特徴があります(たまに梅干しを切らしてしまうことあり)
★店舗⇒ https://goo.gl/maps/JxH9h3cA8vDMqy8RA
4.よりみちそばみち「桜えびと新玉ねぎの天もり」940円
大槌駅より徒歩5分ところにある湧水使用の本格手打ちそばのお店。
湧水豊富な大槌。その湧水を使って手打ちした本格そば。個人的にはそのコシを味わえるもりそばがおすすめです、今回紹介するのは、新メニューの「桜えびと新玉ねぎの天もり」。静岡県由比から直接仕入れた桜えびと新玉ねぎのかき揚げと特製つゆでいただく一品です。桜えびの風味と手打ちそばの風味をそれぞれ楽しめます。
★店舗⇒ https://goo.gl/maps/6hg2GX9mp7MrUnXq5
5.どんりゅう庵「ひょうたん島カレー」600円
大槌駅前ロータリー横に店舗を構えるカレー専門店。
こちらのおすすめは「ひょうたん島カレー」。大槌町のシンボル蓬莱島(ひょうたん島)を模したごはんの両サイドに海に見立てた2種類のカレールーが盛り付けられています。ひとつはトマトベースのポークカレー。もうひとつはクリームソースのチキンカレー。2種類の味を楽しめる上に、コーヒーゼリーカフェが付いてきます。また、店内飲食ならば、無料でコーヒーがいただけるとてもうれしいサービス付です。
★店舗⇒ https://goo.gl/maps/mUxSK2fnmBrBrNcx6
6.チャリカフェ「タコライス(スープ・デザート付)」960円
大槌駅から徒歩6分、御社地公園前にお店を構える自転車屋とカフェが一つになったお店。
こちらのおすすめは「タコライス(スープ・デザート付き)」。レタスやタコスが大きめに入っているので、混ぜる際に自分でつぶしてお好みの大きさに。レタスのシャキシャキ、タコスのパリパリ、ひき肉とビーズの歯ごたえといろんな食感が楽しめます。
お腹に余裕のある方は、名物の御社地大福もぜひ食べてみてください。
以上、大槌町駅発「駅からハイキング」へのご参考になればと思います…
ぜひ、大槌に遊びに来てください。
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