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ひょうたんじま’23 7月(三陸地おこの活動報告)

 noteを書くとき、一応観光を司る仕事をしているので、#国内旅行、#一人旅、#東北旅行など入れてみているのですが、そこから拾われたのか、最近「マガジン追加のおしらせ」が来るようになった。
 「国内旅行 記事まとめ」に追加されているようで、そこから物好きな方(こんな表現ですいません)がこの拙い表現のnoteに スキを付けてくれる。何かほんとに申し訳ない気持ちになるが、内心はすごくうれしい。だからっと言って、素敵な文章を書けるわけではないので、今まで通りの駄文を並べるしかないのであるが。

 さて、7月はサーモン祭りに続き、吉里吉里海岸、浪板海岸の海開きのための事務作業に追われました。
 特に7月頭の一週間は、コロナという魔界の魔法をかけられ、床に伏し、のどの痛みと熱にうなされ、ゼリーしか食べれない生活が続き(ゼリー有能、この時代に合ってよかったT T)、皮肉にもマイナス3.5キロのダイエットを成功させてしまういう、病みなのか何なのかのよくわからない日々を味わい、結果、仕事が1週間分送れるという、やっぱり最悪な状況に陥りました。


1.海開き

 サーモン祭りが終わると同時にやってくる次なる業務。
 岩手県大槌町には2つの海水浴場があります。ひとつは「片寄せ波」で有名な東北のサーフィンのメッカでもある「浪板海岸海水浴場」。もう一つは吉里吉里漁港の中にある波穏やかでファミリーに人気の「吉里吉里海岸海水浴場」。この2つの海水浴場の管理業務を観光交流協会が町より委託を受けているのですが、実際の海開き期間の管理運営は公募により、地元に関係する団体に行っていただくことになりました。
 現地での運営管理はお任せできるとはいえ、実際に海開きを行うための準備がいろいろあるわけで、7月は自分の業務の大半をこちらに費やすことになりました。

 7.9(日)
 ▶吉里吉里海岸・浪板海岸清掃
 コロナ明け実務に戻るとすぐ各海岸の清掃運動が。いずれも朝6時から地元住民が中心となって海岸沿いのゴミを拾いました。吉里吉里海岸においては地元住民が300人以上参加する一大イベントになり、海岸清掃だけでなく、周辺の草刈りや、重機まで持ち出して海岸の整備を行いました。やはり吉里吉里地区のパワーは半端ない。

浪板海岸清掃

7.13(木)
 ▶吉里吉里海岸海水浴場の看板運び出し(旧金澤保育園)
 前回の海開きで作った案内看板が現在役場倉庫として使用している旧金澤保育園に保管してあったため、経費削減のためそれを利用することに。保育園までは事務所から片道15km。さらにそれを吉里吉里へ運ぶので、総距離35kmで町内なのに結構大変。
 ▶浪板海岸P借用について地主さんとのMTG
 浪板海岸は民地が多く、駐車場として使用する土地を地主さんからお借りするために打合せを行う。
7.14(金)
 ▶海開き関係機関事前会議@役場
 海開きを行うにあたり、海上保安庁、警察、消防、管理団体等と情報共有し、運営体制について確認を行う会議を開会。
7.18(火)
 ▶吉里吉里海岸看板設置場所協議@吉里吉里海岸
 金澤保育園から運んだ看板の再利用について打合せを実施。
7.19(水)
 ▶管板看板業者と打合せ@事務所
 昨日の管理団体との打合せ内容に基づき、業者と打合せ。
 ▶音響打合せ@事務所
 海水浴場の音響設備(スピーカー等)の打合せ。
7.22(土)
 ▶安全祈願祭現地打合せ@現地
 安全祈願祭に向けてのリハーサルを兼ねた打合せ。

安全祈願祭リハ(吉里吉里海岸海水浴場)

7.23(日)
 ▶安全祈願祭供物買出し
 安全祈願祭の際にお供えする供物の買い出しを行う。
7.24(月)
 ▶安全祈願祭(両海水浴場)
 事前準備から当日は早朝から30℃越えの中、2会場分の会場づくりと祭典の実施、片付けを実施。

吉里吉里海岸海水浴場安全祈願祭①
吉里吉里海岸海水浴場安全祈願祭②
浪板海岸海水浴場安全祈願祭①
浪板海岸海水浴場安全祈願祭②

 ▶UMIDA吉里吉里施設準備
 夕方、UMIDA吉里吉里(シャワー・更衣室・トイレ施設)の開設準備。通水、ボイラーの使用方法説明会立会い。
7.25(火)
 ▶吉里吉里海岸海水浴場海開き
 吉里吉里海岸海水浴場の海開き現地状況視察。

吉里吉里海岸海水浴場(2日目)

7.26(水)
 ▶吉里吉里海岸出店者現地確認
 吉里吉里海岸海水浴場出店希望業者と出店場所について運営管理者と現地にて調整。
 ▶海水浴場業務日誌作成
 吉里吉里海岸海水浴場の運営管理団体が、独自に業務日誌を作成し対応 してくれており、急いで浪板海岸海水浴場も合わせた業務日誌を作成する。
7.27(木)
 ▶吉里吉里海岸海水浴場業務日誌配付
 吉里吉里海岸海水浴場へ業務日誌をあらためて配付。
 ▶ 浪板海岸臨時Pのぼり旗準備・下草刈り
 浪板海岸海水浴場の臨時駐車場に駐車場のぼり旗設置位置の確認と、駐車場敷地中央部の下草刈りを行う。
 ▶アムウェイハウス賃貸借契約
 浪板海岸海水浴場管理団体の事務所、救護室等で利用する施設の賃貸借契約を行う。
 ▶浪板海岸海水浴場シフト表作成
 浪板海岸海水浴場管理団体から提出された監視員のシフト表を事務処理用にカスタマイズする。
7.28(金)
 ▶浪板海岸資機材積込み・搬入
 29日の海開きに合わせ、管理棟用の資機材(長机・イス等)の積込み・搬入を行う。
 ▶浪板海岸海水浴場施設通水・ボイラー設定立会い
 施設の通水、ボイラー設定について、運営管理者スタッフと立会いレクチャーを受ける。
 ▶盛岡ライフセービングクラブ・タカマス打合せ同席
 管理棟にて、監視業務についての打合せに同席する。役割分担確認。
 ▶浪板海岸臨時駐車場のぼり旗設置
 浪板海岸海水浴場臨時駐車場ののぼり旗設置を行う。

浪板海岸海水浴場臨時駐車場のぼり旗設置

 ▶浪板海岸定時アナウンス
 浪板海岸海水浴場の定時アナウンスの原稿を、ライフセービングクラブ及びネットで見つけたものを参考に作成する。
7.29(土)
 ▶浪板海岸海開き
 浪板海岸海水浴場海開き開始。現場を視察。

浪板海岸海水浴場海開き①
浪板海岸海水浴場海開き②

 ▶灰皿貸出
 浪板海岸海水浴場用の灰皿を貸与
 ▶吉里吉里海岸海水浴場現場確認
 吉里吉里海岸海水浴場の状況を確認
7.30(日)
 ▶海保・警察・町合同パトロール同行
 海保・警察・町との合同パトロールを浪板・吉里吉里海岸海水浴場で実施。安全管理についての啓蒙グッズを配布する。

浪板海岸海水浴場合同パトロール
吉里吉里海岸海水浴場合同パトロール

7.31(月)
 ▶㋒遊泳情報
 海水浴場からの写真と状況報告を受け、遊泳可否を決定。8:30ごろSNS(X)にて遊泳情報を配信。同時に産業振興課へメール報告。

遊泳情報(SNS(X))

 ▶㋒ゴミ回収
 月・金でゴミ回収を実施。
 ▶㋒浪板BBQ禁止ラミネート作成
 吉里吉里海岸海水浴場と同様BBQ禁止周知のためのラミネートを作成する。
     

2.地引き網体験

 今月は地引網体験を2回実施。私は主担当ではないですが、現場作業員として、毎回、どちらかの網の端のロープを手繰り寄せては巻き、移動し、最終的には、下網を引っ張り魚を確保する濡れたり汚れたりをいとわない作業員と化し、ひたすら従事します。

7.8(土) 地引網体験50人&サーモンのホイル焼き
7.31(月)  地引網体験(遠野宮守)


3.岩手大槌まつり

 大槌最大のお祭り「岩手大槌まつり」が今年もやってきます。
 大槌まつり実行委員会が主催ですが、まつりのPRはもちろん、会場づくり、渡御関係の手配調整、曳舟祭り船舶手配調整などのほとんどを3人+αのスタッフで動いています。これって普通なのかしら…

7.11(火) 大槌まつり第2回幹事会
 まつりのポスター、渡御図のコース確認調整等、6月に行った意見交換会で出た意見の共有をしました。
7.20(木) 大槌まつり出店エリアの件で商店街組合に意向調査
 結果、予定していたエリアは叶わず、代わりに御社地公園の外周を利用した渡御ルートを含む導線を考えた。
7.20(木) 大槌まつり第3回幹事会
 ポスターの大まかな方向性を確認。出来上がったのが8月ですが、既に8月終わりなので掲載。

2023年版ポスター


4.おおつち元気市

 昨年、7月初めに実施し、夏日の猛暑の中盛り上がった「おおつち元気市」。今年の開催日程を決めるべく、宮古の鍬ケ崎元気市を運営するかけあしの会へ。
 かけあしの会主催の鍬ケ崎元気市の開催日も考慮しながら熟考した結果、10月28日(土)・29日(日)のどちらかの日に決定。
 のちにそこに「いす1グランプリin大槌」の開催との合同開となり、開催日は10月28日(土)に決定しました。

7.18(火) 元気市打合せ@かけあしの会 10月28・29日に

2022年のおおつち元気市


5.かがり火の舞
 

(1)7.8(土) かがり火の舞


 演舞は松の下大神楽と陸中弁天虎舞でした。
 かがり火の舞も3年目を迎え、各芸能団体も格差はあるものの、魅せ方が少しずつ変わってきているように思います。
 もともと神様に奉納するために踊っていたものが、それだけでなく観に来ている観客へのアピールも感じるようになりました。

松の下大神楽①
松の下大神楽②
陸中弁天虎舞①
陸中弁天虎舞②
陸中弁天虎舞③


(2)7.10(月) かがり火の舞中間慰労会

 かがり火の舞運営は、大槌町郷土芸能保存団体連合会に所属する各今日芸能団体の役員と観光交流協会で行っていますが、それぞれ自分の仕事や各団体の活動の中、このかがり火の舞の運営に参加してくれています。この日は中間慰労会として、これまでの活動の慰労と残りの運営への英気を養いました。飲めない自分は食べに徹しました。。。

花ホテルはまぎくの料理(久しぶり~)


6.藻場再生活動

 今月は活動元である大槌町藻場再生協議会の通常総会があり、藻場活参加メンバーの1人として参加してきました。令和元年から5年目を迎えるこの活動。今年は藻場活主戦場の吉里吉里漁港が全国で12箇所しかない海業(うみぎょう)振興モデル地区に選定されるなど、この藻場再生活動にとっても追い風となりえる状況にもなり、海業振興を含めた藻場再生活動を計っていくことになるようです。
 自身の活動への参加は21日の1回だけとなりました。目の手術から2ケ月なので、船上からのサポート要員(アシスタント)です。はやく海に入りたい。

(1)7.7(金) 大槌町藻場再生協議会通常総会

令和元年から活動、5年目を迎える

(2)7.21(金) 藻場再生活動⑪ ボルト設置、スポア設置

~ 7月21日(金)~
集合場所  第七つつみ丸前
活動エリア 弁天島付近
活動内容  ボルト設置、スポアバック設置
傭  船  あり
参加人数  7人

 前回設置したコンビロープがウニにほぼ食い尽くされるという・・・
恐るべし大槌のキタムラサキウニ。

本日は大ベテランSさんも参加
今回の活動場所
行ってらっしゃい(自分は船上で待機)
場所によってはウニがこんな状況(大すぎ)
前回設置したコンブロープに早くもウニたちの魔の手が・・・
磯焼けの地に一度海藻が舞えばご覧の通り
ボルト設置のためにドリルで穴開け
穴にボルトを設置し特殊の粘土?で固定します
スポアバッグ設置①
スポアバッグ設置②


7.みちのく潮風トレイル(碁石海岸IC管轄区間地域連絡会)

7.7(金) 碁石海岸IC管轄区間地域連絡会(大船渡)

 令和5年度みちのく潮風トレイル名取トレイルセンター管理運営等業務「第1回碁石海岸インフォメーションセンター管轄区間地域連絡会」に出席。事務局に管轄区各自治体と観光協会が出席して行われる会議。観光交流協会としては昨年からの2度目の出席。
 内容の大枠をトレイルの路体の状況、メンテナンス状況などの把握のための報告となるため、自身が関係する部分を考えると拘束時間が長い。トレイルコース等の確認は必要だと思うが、現代社会において2時間半の会議とは、担当者の方には申し訳ないが、もう少し短くできると思う。

円卓会議


8.サントリー受入れサポート

7.22(土) サントリーBBQサポート

 サントリー五感塾が大槌の慰安旅行で訪れ、ジビエツーリズムなどを体験し、はまぎくで独自のBBQを行うということで、かがり火の舞の皆勤賞を捨て(別に狙ってはいないが・・・w)お手伝いへ。
 当初はお手伝い程度と思っていたが、何これ!自分たちの事業よりハードじゃん。協会の機材もフル活用、箱キャン(トラック)出場でホテルはまぎくロビーからBBQ会場への搬入も一筋縄でいかないし、何往復もする羽目に。主戦のジビエチームが遅れ、セッティングも協会2人で。最近特にこういう肉体労働が多い。
 こちらの状況などは当然わかるわけもなく、御一行様到着。
 目の前に海や浜辺が見える景色に感動し、なおかつこちらで用意した蒸し牡蠣・しゅうり貝に興奮し、お代わり多数、そして大槌ジビエや大槌サーモンというおもてなしに、皆さんとてもうれしそう。なんかこれ見てたら、それまでの苦労が報われました。一部のメンバーはかがり火の舞にも行き、皆さん大満足で宴を終えることができました。
 さすがに大掛かりで恐縮だったのか、片付けを手伝っていただきました。これにはほんとに助かりました。T_T
 セッティングはとても大変でしたが、はまぎくのあの場所は整地すればほんとにBBQ場として最適なのになぁ・・・

会場の目の前に浪板海岸が広がる
子供たちは階段を下りてビーチへ一目散
大人気しゅうり貝の酒蒸し
これまた人気の蒸し牡蠣
皆さん楽しそう
岩手大槌サーモンも
大槌産の農薬不使用の有機野菜(Reファーム)
暗くなるまで宴は続きました


9.その他

(1)男女共同参画推進会議

 昨年に引き続き、大槌町男女共同参画推進員に。この日は委嘱状交付がありました。

7.14(金) 男女共同参画推進会議@役場

(2)大槌稲荷神社夏越祭

夏越祭チラシ

 小國権禰宜直々にお声がかかり、大槌稲荷神社の夏越祭のお手伝いに。元々観に行こうと思っていたので、二つ返事で参加したのですが天気が今一つでした。
 私が担当したのは、かき氷屋さん&アイスコーヒー。実はかき氷屋さんやってみたかったのでした。その後の猛暑日だったらどれほど売れたことだろう。それでも、家族連れや演者の子どもたちを中心にぼちぼち出ました。
 やはり氷は冷たい。今回はシャリシャリ感のかき氷でしたが、いつかあのふわふわかき氷を作ってみたい。
 さて、夏越祭ですが、46数年ぶりに行われる湯立神事が見物でした。2月の節分祭といい、小國権禰宜は、出来るだけ昔やっていた神事の継承を試みています。また一つ地域の文化、慣習に触れることができました。
 まつりのあとは直会というお疲れさん会のようなものが参集所で行われました。これも慣習。夜遅くまでいろんな話が出来、有意義な一日になりました。

湯立神事
飲食物販テント
かき氷機
私の持ち場
ボランティアに来た学生さん
湯立神事開始
このあとダチョウ倶楽部ばりの熱湯かけ大会
夏越祭限定の御朱印。透明なので空に向けるととてもキレイです。

7.16(日) 大槌稲荷神社夏越祭のお手伝い
    (かき氷、アイスコーヒー係ほか、直会)

(3)サッカー(フットサル)

 今月は久しぶりのフットサルに参加できた。しかも2回目は、ほんとに久しぶりの外サッカー。フットサルも楽しいけれど、自分的にはやっぱりサッカーがしっくりくる。ま、動けないけどね・・・www

7.15(土) フットサル@役場体育館
7.23(日) サッカー@松倉

10.終わりに

 このnote。ここまで書くのに、すでに9月に入りました(さきほど0時を迎えました)。月の報告はどの程度の内容を書くべきか。そもそも小学生レベルの駄文人間なので、長く書いたところ、読む人も疲れるだけでは。。。と思うのですが、これだけ活動してるのだという事故(自己)欲求のようなものなのか、こんな感じになってしまいます。
 4月に入り、チーム制になってからイベントやらなんやらこれまで部分的に関わってきたものまで、全体共有し自動的にお仕事が割振られ、邁進する毎日になり、ずっと仕事してる感覚になってきました。
 以前の行政では、もっと若かりし頃、24時間戦えますか状態で午前様になる毎日という、拘束的にはもっとハードな日々を送ってきたこともありますが、今の方が早く上がるけど、なんかいろんな事やってる。。。多忙感はこちらの方が大きい。なんざんしょう、この感覚。。。

以上(あ、もう8月分も書かなきゃ・・・)

■ ふるさとチョイス(大槌町ふるさと納税サイト)■


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■ 大槌孫八郎商店HP ■


★大槌町観光交流協会HP★



















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