ひょうたんじま’22 8月(三陸地おこの活動報告)
8月が終わりましたね・・・
あいかわらずせわしなく過ぎた日々をスマホに撮りためた写真をたどって思い出しています・・・
8月の前半戦は、11年ぶりの海開きとなった浪板海岸の週末イベントと浪板ヴィレッジで開催の浪板ビーチフェスのサポートなどのイベント中心、後半戦は自主リモートからの事務作業中心の日々でした。
1.海開きイベント
(1)宝探しゲーム
11年ぶりに海開きとなった浪板海岸を盛り上げるべく何かイベントを…
当初予定していたイベントだコロナ等の影響でできなくなり、急遽何かやらねばと思案した結果が、手っ取り早くできて、何気に盛り上がる…という「宝探しゲーム」に決定。
「宝探しゲーム」とは浜辺の一区画に番号書いたボールや羽やピンポン玉を埋め、それを探し出してもらうゲーム。今回は小学生以下の子ども対象に実施。7月30・31日、8月6・7日、1日2回、計8回実施。一番の景品は花火🎆。その他、浪板海岸に来ている出店の商品などの引換券を用意し、1回20~30個の景品を埋めて行いました。
ゲームの進行は、海水浴場を管理するタカマスベースのメンバーに依頼、開始前30分前からアナウンスを始め、始まる5分前には子供を連れた多くの家族連れが集ってくれました。
ゲームがスタートすると、一斉に砂を掘り始め、数分で10数個のボールや羽が探し当てられますが、そこからが大変。探すために掘った砂で逆に深く隠れてしまい、毎回数個が発見されぬまま終わるという状況が。
そうなると、不足番号のボールや羽を追加しなければならず、その対応に結構時間がかかったり。
また、当てにしていた事業者が別イベントの出店で来ないため、景品の引換券を急遽作り変えなければならなかったり、思った以上にタイトに働く羽目に。それでも、ボールを見つけた子供たちが景品を見て一喜一憂する姿は、とても気持ちをほっこりさせてくれました。突貫で決定したイベントでしたが、思った以上に盛り上がったので、来年も続けていいのではと思いました。お子様のいらっしゃる方、来年開催の場合は、夏の思い出にぜひご参加を!
(2)夕暮れ潮風ライブ/真夏の情熱ライブ
8月6日(土)18:00から「夕暮れ潮風ライブ」、
8月7日(日)12:00から「真夏の情熱ライブ」と題し、
大槌町出身のNORISHIGE(ノリシゲ)さんのライブが行われました。
実施に当たり、舞台を含めた会場づくりを協会が担い、舞台、観客用のテーブル、イスなどタカマスベースの若手の力もお借りして設営しました。
8月6日(土)の「夕暮れ情熱ライブ」は、曇天スタートとはなりましたが、タカマスベースが呼んだシュラスコのお店やビールなどのアルコールの販売もあったこともあり、思った以上に人も集まり、最後には「潮風」というよりは次の日のタイトルの「情熱」というような盛り上がりのライブになりました。ありがたいことに適度な風もあったので、とても良い雰囲気の中のライブでした。
日曜日は打って変わって良い天気に恵まれすぎ、会場周辺が熱過ぎて、来場者の足が心配でしたが、最後はスタッフも楽しんじゃえと席に座り、青空と海をバックに、生演奏と生歌を堪能しました。
2日間を終えた感想としては… タイトルは「夕暮れ情熱ライブ」「真夏の潮風ライブ」とすべきでした…www
個人的にNORISHIGEさんのライブは初めてだったのですが、大槌をうたったソングなど、夏に映える楽曲が多く、終了した後は、来年もぜひやりたいねと、スタッフ一同も盛り上がるライブでした。
来年開催の折には、今年いらっしゃらなかった方にも是非参加していただけたらと思います。
2.NAMIITA BEACH FESTA 2022
(浪板ビーチフェスタ2022)
8月11日(木)には、2年ぶりの開催される「NAMIITA BEACH FESTA 2022(浪板ビーチフェスタ)のお手伝いをしました。運営側のMTGにオブザーバーとして参加していましたが、皆さんの醸し出すゆったりとした雰囲気の中、開催への熱い思いが重なり、毎回予定時間を超えるMTGに、この場所、浪板海岸に対する思いが伝わってきました。
協会部隊は、会場設営で足りない部分を補うべく、テント、テーブル、イス、看板などの設置、そして車の誘導員を担当しました。
当日、フェスタ開催中は天気に恵まれ、誘導員として立っているときも汗がしたたり落ちるほどで、休憩中のかき氷がとてもおいしかったです。会場は主に出演者や関係者が多い内向きのイベントではありましたが、2年ぶりの開催ということもあり、出演者や会場にいる人たちの心から楽しんでいる光景を見るとこちらも充実感をいただきました。撤収時の土砂降りには参りましたが・・・
3.食べるページ(協会HP)
観光交流協会のHPには「観光する」「体験する」「泊まる」「食べる」の4つのカテゴリーに分かれた情報サイトがあるのですが、その一つの「食べる」ページのプチリニューアルに着手しています。
これまでの「食べる」ページの仕様は。イメージ画像2点と少しの説明文、そして、所在地、アクセス、電話、営業時間等の情報だけでしたが、その仕様をイメージ画像最高5点、説明文(500字)、おすすめ枠<画像(1点)説明文(220字)>×3セット、コメント枠<<画像(1点)説明文(220字)>×1セットと情報テーブル(所在地、アクセス、電話、営業時間、定休日等)に拡張し、お店の内情報を発信していけるツールに変更していきます。
8月は和風喫茶 芳苑さんとチャリカフェを取材し、お店の写真や掲載メニューの写真撮影と説明文に関する取材を行いました。チャリカフェさんについては、よくお世話になっていたので、先にたたき台のページを作成し、お店の方で確認してもらい、修正する方法を取りました。
イベントや他業務の影響で思うように進んでいない現状ですが、これから少しずつリニューアルが入っていくと思いますので、チェックしていていただけるとありがたいです。
ちなみに、現在、リニューアルが完了しているのはチャリカフェさんのみ。その他、店名の後ろに「[新テンプレテストVer.]」が付いているお店については、最終決定ではないながらも情報発信優先で掲載しているものになります。
もし、町内事業者さんでこれをご覧になって、うちのお店の情報を早く出したいという事業主さんがいらっしゃいましたら、協会古屋までご連絡ください。
~ 食べるページ ~
4.三陸 大槌町 郷土芸能 かがり火の舞
7月から始まったかがり火の舞。8月は以下の団体が出演して開催されました。
8月13日(土) 吉里吉里大神楽/大槌町虎舞協議会
8月27日(土) 城内大神楽/大槌城山虎舞
8月13日(土)は、あいにくの雨で、大槌町役場多目的会議室(体育館)での開催となりました。かがり火の中での演舞とはなりませんでしたが、室内ならではの照明と空間を活かした演舞は、また違った神秘を生み出して、これはこれで面白いなと思いました。
8月27日(土)は、朝からぐずついた天気でまた室内かとも思われましたが、午後はなんとか持ち直し、久しぶりのかがり火の中の開催となりました。
この日は、いつも照明等をセッティングしてくださるササキデンキさんが別のイベントの仕事で来られないとなり、自分がその代役を務めることに。事前に機材とレクチャーの画像をと説明を貰い、見様見真似ではありますが何とかセッティングをすることが出来ました。
やはりかがり火の中で舞う虎舞は、室内で見た神秘さとは違い、荒らしさがあり、よりリアルを感じられるような演舞でした。
観覧にいらっしゃるお客様は、毎回感動して帰っていただいているので、ご興味のある方には、ぜひ観に来ていただきたいと願っています。
9月はかがり火の舞最後の月。あと2回で今年も終わりです。以下の予定にて開催しますので、ぜひ一度観にいらしていただければと思います。
9月10日(土)…安渡大神楽/大槌町虎舞協議会
9月24日(土)…浪板大神楽/上亰鹿子踊
詳しくはこちらを↓
5.大槌まつり
コロナになってから自粛されていた「大槌まつり」が3年ぶりに帰ってきます。1万人規模の町では考えられないほどの盛り上がりを見せるまつり。ぜひ、全国の人にも知ってほしい。
【日 程】
16日(金)大槌稲荷神社宵宮祭
17日(土)大槌稲荷神社祭典神輿渡御・小槌神社宵宮祭
18日(日)小槌神社祭典神輿渡御
【みどころ】
17日(土)大槌稲荷神社祭典神輿渡御
→安渡漁港付近での曳き船まつり
18日(日)小鎚神社祭典神輿渡御
→小鎚川を川渡り
★大槌まつりとは??
大槌稲荷神社と小鎚神社の例大祭が合同で行われます。御神輿に虎舞、鹿子踊、大神楽、七福神、手踊りなどの郷土芸能や神輿渡御行列が連なる1年に一回のお祭りです。
以上、協会HPより。
大槌まつりの開催には、大槌まつり実行委員会という組織をつくり、企画運営していくのですが、その事務局は大槌町観光交流協会になります。この事務が非常に多岐に渡り調整が必要で、正直、外から来た身からすると、そんなところまで協会が調整しなければならないのかと思うことも多々あります。ただ、自分の方はと言えば、毎回、実質的な運営部隊の小委員会に出席しているもののコマ要員のため、それほどせわしく動くことはなく。その分当日が大変そうですが・・・ (^_^;)
3年ぶりの開催される「大槌まつり」の一番の醍醐味は神輿渡御ですが、もう一つ注目されるのが大槌稲荷神社の神輿渡御の際に行われる「曳き船まつり」。大槌稲荷神社の例祭で、大漁と海の安全を祈る伝統行事で、大漁旗を掲げた漁船が、神輿や芸能団体を乗せ大槌湾を巡ります。
また、今年は大槌稲荷神社、小鎚神社の宵宮祭、そして渡御が行われる2日間、震災前に出店が並んだ新町の一角と御社地周辺で、50店舗を超える出店やキッチンカーが賑わう予定です。
ぜひ、神輿渡御、郷土芸能の観覧と一緒に出店をまわり、祭りの雰囲気を楽しんでいただければと思います。
私自身は、会場づくりがマストの業務になりますが、9月17日(土)は大槌稲荷神社神輿渡御の誘導で、前さばき部分担当する行う予定です。3年ぶり開催もあり、これまで行っていた重鎮たちが皆引退してしまい、未経験者がほとんどの中での誘導は、たぶん普通には終わらないでしょう。実施前から荷が重いですが、無知なことを最大限の強みとして業務に当たろうを思います。もし、取っ組み合いになっていたら、どなたか止めてください…(あるのか、そんなことが…)w
6.ふるさと納税
7月からこれまで出店してきた「ふるさとチョイス」に加え、「楽天市場ふるさと納税」への出店が始まりました。年末に向け、ペーパー商品などさらなる出品強化を行っていくにあたり、協会もオペレーションを含めた強化をする必要があり、自分もメンバーに入ることになりました。
今や全国の自治体がドル箱として躍起になっているふるさと納税。大槌町もトライしている訳で、そこになんとか協力していきたいとは思います。
ただ、一方方向に向かうエネルギーが強すぎると、足元の大事なものを忘れてしまいそうで、個人的には怖いと思っています。そうはいっても、小さいことにこだわっていると大きなものを掴めない現実もあるわけなので、そこは割り切っていくしかないと。。。
7.地引き網体験サポート
8月21日(日)は、吉里吉里海岸で「夏の思い出づくり 地引網体験」のサポートスタッフとして参加しました。
近所から県内内陸まで約50名の方に参加いただき、二手に分かれ地引網を手繰りました。網に穴が開いているハプニングはありましたが、網にかかった魚たちに、参加者も興奮。ガイドからの魚の説明に耳を傾け、直接触ってみたり、ガイドに質問をしたりと好奇心全開でした。
その後はタカマスベースの中村さんが焼いてくれた浜焼きのホタテに舌鼓を打ちました。内陸から来たファミリーは「こんな大きな美味しいホタテを食べたのは初めて」と感動していて、こちらもうれしい気持ちになりました。
その後はそのまま海で遊ぶグループをあったり、タイトル通り夏の思い出づくりになったようで、スタッフとして参加してよかったです。また、来年も開催を考えているようなので、ご興味のある方はぜひご参加いただければと思います。
8.ダイビングライセンス(藻場再生活動)
藻場再生・保全活動を行っている大槌藻場再生協議会が進める、活動協力者の育成のための資格取得補助事業に参加し、ダイビングライセンス取得をすることにしました。
大槌町でも磯焼けに影響等は見聞きはしていましたが、実際の現状を知るには海に潜るしかないわけで、観光そして物産にも少なからず関わる身としては、実際にその状況を自分の目で確かめてみたいというのが一番の動機です。そして、現状を知る中で活動のお手伝いが出来ればと思うところです。また、大槌の海での観光ダイビングを模索している中で、ライセンスを持っていることで、ツアーでのサポート業務などが出来ることも頭の中にはあります。
8月は9月の実技講習に向けての座学をeラーニングで行いました。お盆過ぎ、自宅自粛している期間に実施、なかなかの量で、朝から晩まで3日間かけて修了しました。実技までにまだ間があるので、忘れてしましそうで心配です(実際に忘れました・・・><)
9.Reファームプロジェクト
8月はイベント続きで数回しか畑に行かず・・・
その中で唯一作業として参加できたスティックブロッコリーの苗植え。伊藤君の指導の下、臺のづくり、苗の植付け、ネット張り、水やりと久しぶりに畑仕事をしました。今回、植えた臺は、1番最初にじゃがいもを植えた場所で、じゃがいもを植えた当初は、土が固まり、こぶし大の石がゴロゴロ状態でしたが、表面の小さい石を除けば臺を作れるまでになっていることに喜びを感じながらの作業でした。
この日は、お駄賃wとして、畑で採れたカラフルパプリカやなす、キュウリ、ミニトマトなどをいただきました。パプリカは、炒め物にしたほか、平たいパプリカについては、中身をくり抜いたところにふかしたノーザンルビー(じゃがいも)の角切りとシーチキンコーン、マヨネーズを加え、オーブントースターで焼いてみました。何とか見た目はかわいくできました。味も素材の味を感じられて、これはこれで良かったかな…^^;
以上。
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■ 大槌孫八郎商店HP ■
★大槌町観光交流協会HP★