ひょうたんじま’21 ~Winter Holiday~
2022年の正月は9か月ぶりの地元で過ごしました。
今回の地元への交通機関は久しぶりの夜行バス利用を選択。
新花巻駅まで車で移動し、無料駐車スペースに駐車(1.5h)。JR新花巻駅からJR盛岡駅へ在来線で向かい(1h)。
盛岡駅から夜行バスで東京駅へ(23:00~6:50)。
そこから更に新幹線で1時間、迎えの車で30~40分。なかなかの移動時間になります。
移動時間をなくべく短縮したい年代ですが、たまには学生気分になりながらの移動も、普段見ない風景や時間の流れが体験出来て新鮮でした。
まあ、実質車中泊なので身体的にはそれなりに影響があります・・・
大槌に来てからの初電車
大槌町に移住してからは、ほとんど車移動。なので、こちらに来て初めて電車に乗りました。新花巻駅から盛岡駅まで、雪景色の街並みを眺めながらの1時間は、普段の移動とは違う視点になり楽しめました。たまには電車を利用するのもいいですね。
個人的に好きな盛岡冷麺のお店「盛楼閣」
「特製温麺」1400円
盛岡駅着いたら雪だし、道路凍ってるし、寒いから…と、盛岡冷麺で好きな「盛楼閣」で、初の「特製温麺」を。これがなかなかの辛さ。といっても自分が単に辛いのに弱いせいだということもあるのですが、熱々のめんや具をなんとか食べ進めようとしてもなかなか進まない。ヒィーヒィー言いながら(心の声)食べていて、ふと周りを見ると、自分の黒い椀とは対照的に、ほとんどの席の椀が白い・・・
「えっ???冷麺???」
そう、ほとんどの席が「盛楼閣冷麺」を注文して食べている・・・(;゚Д゚)
盛岡文化には、年越しそばならぬ「年越し冷麺」があるようですね...(^_^;)
なんとか食べ終え店を出ると、入店待ちの列が。盛楼閣の玄関前は一応建物の中ですが、外から通じる階段のところなので、実質屋外。なので、気温もマイナス。そんな中でみんな待ってる。空いているうちに入れてよかったぁ・・・
盛岡駅前は雪が凍って道路はツルツル
バスの出発は23:00だったのですが、コロナ禍もあってほとんどの店が21時には閉店してしまいました。出発までの2時間をどう過ごすか思案しましたが、近くのTully'sが22時までやっていたのでひとまずそこで休憩し、その後地下道のコンビニの周りをウロウロして時間をつぶして夜行バスへ。
夜行バスは青森発の東京駅経由の東京ディズニーランド行き。そうか遠方の方はこうまでして夢の国を目指すのかと驚愕するとともに、あらためて夢の国のすごさを認識しました。
三列独立シートの夜行バス(盛岡駅~東京駅 6700円(今回)でした)
バスは思ったより快適に過ごすことができ、翌日6:45ころ東京へ着きました。
なかなか朝早く着いてとりあえずトイレに。ふらふら探しているうちに東京ラーメンストリートの地下のトイレへ。トイレから出ると、朝から並び始めている人が。東京ラーメンストリートで長年の人気を誇る「六厘舎」が朝ラーをやっている模様。7:30からの開店で今7:05すぎ。まだそんなに並んでいないし急ぐわけでもないので、並んでみることに。
開店を待つ列
自分の前に10人ほど並んでいました。自分が並び始めて5分ぐらい、ふと後ろを見ると、すでに行列状態になっていました。即決で並んでよかった。
ほどなくして開店時間より少し早く開店。自分も入口付近のカウンターに陣取ることが出来ました。選んだのは「特製つけ(朝)」。六厘舎オリジナルの太麺のもちもち感、付けスープも濃すぎず、めんとの調和のよく合い、誰でも美味しいと言える逸品でした。長く愛される理由がここにあるのかなぁと朝からラーメン食べたのに感心していました。
結局、そのあと年越しそばとして「かき揚げたまごそば」を食べたので、年末は3食続けて麺類でした。
六厘舎の「特製つけ(朝)」680円
毎年、元旦は実家に姉の家族が集っての新年会。
義兄は飲める人なので、大槌の吟ぎんがで作った浜千鳥の日本酒2種類を飲み比べで持っていきました。そのほか、momijiのローストベニソン、山賊焼きを提供。家族みんなに好評でした。
正月と言えばおせち
お雑煮~
好評!MOMIJIのローストベニソン(↓ こちらで購入できます^^)
2日は親友と毎年恒例の焼肉新年会。正月はお休みするお店が多い中、焼き肉店がけっこう開いているんですよね。こちらとしてはありがたい限りですが。
年の初めの楽しみ
3日はお出かけ、4日は実家でゴロゴロし、出発する5日に御年賀用の焼きそば仕入れと初詣に。
初詣先は富士山世界遺産構成施設の一つである「富士山本宮浅間大社」。ここは自分の名前を授かった神社でもあります。
富士山本宮浅間大社正門
富士山本宮浅間大社本殿
すでに一部の事業所では、4日が仕事初めだったので、それほど参拝客もいないだろうと思っていましたが、境内には結構な人が参拝に来ていました。
神社ではお参りと毎年授かる交通安全と開運のお守りを受取り、おみくじを引きます。今年は「末吉」。なんと大槌に戻ってきてから小鎚神社、大槌稲荷神社で引いたおみくじいずれも末吉。ということで今年は「末吉」確定です。
とにかく””得を積む””修行をしなさいということですので、徳を積めそうな案件ありましたら、誰かぜひ教えてください・・・w
今回初めて「富士山世界遺産センター」に入りました。館内は螺旋上に登っていく構造になっていて、富士登山をイメージしているようでした。
最上階の展望ホールはオープンガラスになっていて、そこから富士山が一望できました。屋上テラスもあり、天気のいい日なら外へ出てすそ野まで広がる雄大な富士山を拝むことができました。
富士山世界遺産センターと富士山と大鳥居
静岡県富士山世界遺産センターと大鳥居
静岡県富士山世界遺産センター正面
屋上ホール
オープンガラス越しの富士山(屋上ホール)
屋上テラスからの眺め(富士山の裾野まで見えます)
街中から自宅のある住宅地は、富士山登山道を登っていくことになります。地元あるある風景が「富士山に向かって走る」です。
富士山登山道を富士山に向かって走る...
目の前に存在感たっぷりの富士山が迫る
今回の帰省では、実家の近所なのに訪れていなかった世界遺産富士山の構成資産の一つ「富士山元宮 山宮浅間神社」を訪れることができました。
この神社の特徴は、富士山を直接遥拝する(遥か離れた場所に祀られている神様に拝礼すること)ため、社殿は建立せず「遥拝所」と呼ばれる施設があります。遥拝所前正面に木々の間に鎮座する富士山は、とても神秘的で身の引き締まる思いがしました。
山宮浅間神社入口
山宮浅間神社境内入口
鉾立て石
遥拝所前
富士山を遥拝
普段見慣れた景色も、しばらく離れると、その素晴らしさを再認識するきっかけになりますね。その土地ごとのちょっとした素敵なところに気付ける、楽しめる人になれたら素敵だなと思いました。
実家では、この子が待ってました・・・
マルチーズとチワワのミックス犬。マルチワワと言うのか…
代々マルチーズと暮らしてきた実家(別に決めはない)に、10年ぶりくらい?に迎え入れる家族を、はじめてペットショップなるものから(これまでは迷い犬、知人を介してなど)となり(近隣の保護犬にマルチーズはおらず)、その大役を任され、ペットショップ巡りを慣行。やはり暮らしなれた犬種のマルチーズを探していたのだが、犬様にもトレンドがあるわけで、なかなか見つからない。近隣のショップを周り歩いた最後にこの子が。とにかく元気で、あまりの落ち着きのなさにイカレテしまってるのかと思うぐらいでしたが、愛嬌と人懐っこさでこちらをノックアウト、晴れて家族になりました。
名前は「ふう」。名前の由来は、なかなか名前が決まらないで、親父がレッサーパンダの風太(知ってるかな…)に似てると言ったところから、自分が加入したAubフットサルチームでのニックネームが「ふう~」だったところから「ふう」に・・・という流れに。ただ、正直最初呼びずらかった・・・w
とにかく元気で、走り回っているさなかに、私は大槌へ来たわけですが、9か月ぶりに御対面も、変わらぬ愛嬌と人懐っこさで私を向かい入れてくれました。帰省中はかなり絡まれましたが…^^
約一週間ほどの地元でしたが、のんびりと過ごせました。相変わらず、食べ物ばかりでしたが… ^^;
大槌へ戻ってから、月例報告に四苦八苦したのは言うまでもありません…
(終)