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ひょうたんじま’23 9月(三陸地おこの活動報告)

 9月の前半はほぼ「岩手大槌まつり」一色。
 4月の実働部隊の第1回目幹事会後、水面下調整を経て7月から本格的に準備に入り、各種準備調整を行って、なんとか本番を迎えることができ、こうしてnoteを書いているということは、無事生きているということで(そんな生命危機的な祭りではないです…w)、やっとのんびり…とはいっていない今日この頃です。
 では、遅くなりましたが9月の報告を。


1.岩手大槌まつり

 昨年、神輿渡御が復活した「岩手大槌まつり」。今年はさらに大槌稲荷神社渡御にて13年ぶりに大槌川の川渡御が復活しました。ただ、昨年、こちらの渡御時間が大幅に遅れ、警察に御迷惑をかけてしまう事案が発生したおかげで、渡御に関する制約を課せられることになり、誘導班のしかもフリー役となる自分はかなり気を遣うことに。
 準備の方も、露店エリアの取りまとめやレイアウト決め、資材調達、各種申請、前日の会場準備、当日の準備とあわただしく動いた後に、20km渡御の旅へ・・・

9月1日(金)
・各種申請(道路占用、公園占用、公園行為占用)
・車両、備品借用(役場・社協)
・車両借用(リサイクルセンター)
・臨時駐車場地権者への借用依頼
9月3日(日)
・イベント「鎚川草刈り作業」<半日>
 準備・片付け作業

 長らく小鎚川の神輿渡御のために草刈りをしてくれていたJTBのボランティアが終了した関係で、あらためて関係者が集まった「草刈りイベント」。
 小鎚川の両サイドに別れ、草を刈る人、草を集め、トラックに積む人、トラックをリサイクルセンターに運ぶ人、運んだ草を集積場所に集める人。みんなで手分けをし約半日かけて小鎚川岸を綺麗にできました。


9月4日(月)
・草刈り備品返却(社協)
・曳舟機材受取(隣町)
・協会内MTG
9月5日(火)
・刑事課提出資料作成
・曳舟船備品一時保管のため倉庫へ移動
・竹運搬トラック手配
9月6日(水)
・レイアウト図修正(消火器設置店舗)
9月7日(木)
・ポスター掲示@駅
・クレーム対応
9月8日(金)
・交通誘導・警備等合同打合せ
・露店等設置届出書提出(消防署)
・船主全体会@大槌稲荷神社
9月11日(月)
・露店等設置届出許可書受領
・MTG
9月12日(火)
・臨時駐車場用地草刈り
・県交通バス所長訪問(協力依頼)
・刈払機準備
・MTG


9月13日(水)
・竹伐採トラック荷積み
・竹漁港搬入・仕分け作業

 曳舟まつりでは、各船の大漁旗の飾りつけに竹が使われますが、その竹は大槌町の大槌川沿いの山から伐採した竹が使用されます。その竹の伐採は大槌稲荷神社の関係者の皆さんが場所を決め伐採するのですが、その伐採した竹を漁港にまで運ぶ手配は、協会の業務となっています。
 今年その担当を自分が。業者の方と一緒に大型トラックに乗り込み伐採現場へ。辺り一面田んぼの向こうの山際から切り出します。
 切り出した竹は大型トラックへの積込み作業が可能な場所まで小型トラックで移動。その後、大型トラックへの積込み作業となります。切り出す竹は大中小合わせて60本以上。30mほどにもなる竹を積み込むのは大変で、漁港へは結局3往復する羽目に。さすがに2人ではやり切れず、切り出しをしてくれた皆様も手伝ってくれました。
 午後は、それぞれの船が希望している竹のサイズと本数をを仕分ける作業を別動隊の協会スタッフが。

山間に田んぼが広がる
竹の運び出し
今年は大型レッカー車で対応
切り出し班も手伝ってくれました。
これを3往復、1日がかりになってしまいました。

9月14日(木)
・出店者駐車場用地草刈り
・消耗品買出し
・機材準備
・MTG
・臨時駐車場看板用POP作成
9月15日(金)
・会場準備
 ~ 露店位置バミリ
 ~ 看板設置
 ~ 本部準備・規制コーン
・ポール設置
・標識受取・設置(警察署)
・漁港コーン設置
・大槌稲荷神社宵宮祭

露店位置バミリ①。その晩の雨で偉いことに。。。
露店位置バミリ②
関係者駐車場。ここの草刈りも1人で。
漁港コーン設置
大槌神社宵宮祭①
大槌神社宵宮祭②
大槌神社宵宮祭③


9月16日(土)
・会場ホコ天準備
・大槌稲荷神社神輿渡御(曳舟祭り・大槌川渡御)
 誘導班として随行(約18km)
・小鎚神社宵宮祭

 今年も誘導班として神輿渡御に同行。20kmを歩きました。役割も前さばきから昇格(そんなものないw)してフリーに。フリー=自由。自由とは聞こえがいいが、ようは何かあれば何でも動く立場。前の方に行ったり、最後尾へ行ったり。渡御が順調に進むように調整する役目。
 大槌稲荷神社の神輿渡御については、昨年大幅な遅れが出てしまったため、道路使用に関し警察の方からも改善要望が出ていたため、とにかく予定の時間で渡御を行なわなければならない。なのに、曳舟まつりが終わったところでまた1時間近い遅れ。それでも、昼休憩を短くしたり、御旅所ごとに郷土芸能団体をまとめるようにしたおかげで15分押し程度で何とか終了。
かろうじて来年に繋げられました。
多分今年は4万歩ぐらい歩いたと思う。それにしても芸能団体のメンバーはタフだと思う。この祭りがいかにこの町のパワーになっているかが、あらためて分かった。

大槌稲荷神社神輿渡御①
大槌稲荷神社神輿渡御②
大槌稲荷神社神輿渡御③
曳舟まつり①
曳舟まつり②
曳舟まつり③
今年は手踊り団体も

9月17日(日)
・小鎚神社神輿渡御(小鎚川渡御)
・本部対応
 ~ゴミ回収対応
 ~スタッフ用弁当受取・配付
 ~SNS発信
 ~無線(インカム)対応
 ~会場内ゴミ回収・見回り
・本部撤収作業

露店エリア①
露店エリア②
露店エリア③
夜の露店エリア①
夜の露店エリア②

9月18日(祝・月)
・ゴミ回収対応
9月19日(火)
・竹回収立会い
・ポスター撤去、ポール・コーン片付け
・車両返却
・写真データ取込み、書類整理

 祭りのあと、竹の回収も。曳舟まつりで使用した竹は、希望があればそのまま持って行ってもよいのですが、ほとんどが残ります。残った竹の回収も行ないます。使用済みの竹はトラックに積みやすい大きさにカットして積み込みます。その竹はさらに業者に細かく粉砕して処分します。
 この作業、業者発注と言っても1人で作業されていたので、今年は自分が手伝いを。これだけの量を2人がかりでやっても結構な時間がかかります。
半日がかりで何とか運び出しました。

竹回収①
竹回収②
竹回収③

9月21日(水)
・弁当請求書受領
9月22日(木)
・竹のリサイクルセンター受入れ調整
-以上-


2.大槌元気市
~モモちゃん、元気イースね!フェス~

「岩手大槌まつり」が終わったら、こちらの準備が始まっております。
「モモちゃん、元気イースね!フェス」。
その中の「第2回大槌元気市」を担当しています。9月は商工会青年部主催の「いすー1GPin大槌」との調整にため、夜の会議に通い、元気市の出店募集をし、出店者の会場レイアウトを決め、図に起こすという作業を行っていました。
 これを書いているのは、フェス3日前。ということで、下記のURLに詳細が載っておりますので、ぜひご覧いただき、当日の遊びにいらしてください。

9月7日(木)
・商工会青年部会議(いす-1GP)
 オブザーバー参加
9月8日(金)
・元気市レイアウト図作成作業
・・・


3.おおつち里海ダイビング'23[Part2]

水中を極めると楽しい…

 8月27日(日)に無事終了した「おおつち里海ダイビング'23[Part2]」ですが、終わってからもやることはあるわけで、今回、ウェットスーツなどの機材を協会で購入したものを使用したので、当然、お片付けが発生します。
 また、開催に先立ち、いろんなところから食材を調達したので、その支払いが残っていたり。
 そして、このプログラムが、モニターツアーであることから、参加者の皆様にプログラム感想をいただくためにアンケートを実施しなければなりません。実は1回目のダイビング後、大きなイベントが続いてしまい、結局アンケートを実施することができませんでした。ランチ時の懇談の際に、振り返りをさせてもらい、感想をいただいていたので、一応のフィードバックはいただけていたので、それでご容赦いただきました(私信ですが・・・)
 今回はいくつか質問にいれたい項目があり、協会でも使い始めているGoogleフォームを用いてアンケートを作成しました。使い勝手が判らないところもあり、悪戦苦闘することもありましたがなんとか出来上がり、約2週間遅れで参加者の皆さんにメール発信しました。
 おかげさまで大部分の参加者の皆さんに回答いただきまして、とても参考になる意見を多数いただけました。
 また、協会HPに載せるブログも1ヶ月以上経ってしまいましたが、掲載することができました。当日の様子を綴っていますので、よろしければご覧ください。↓↓↓

9月1日(金)
・ウェットスーツほか機材整理(UMIDA)
9月4日(月)
・支払依頼(HopenTerrace)
9月6日(水)
・おにぎり代支払(やはた)
・アンケート作成作業(Googleフォーム)
9月7日(木)
・アンケート作成作業
9月8日(金)
・アンケート依頼(参加者宛)

4.かがり火の舞

 5月から続いたかがり火の舞も9月が最後。
 9日(土)の最終日は、吉里吉里虎舞講中と、吉里吉里鹿子踊が演舞しました。吉里吉里の郷土芸能が小鎚神社で演舞するのは初めてということで、観客に交じって、吉里吉里の住民も多く駆けつけ、舞を堪能していました。
 自分もある意味歴史的な瞬間に立ち会ったわけで、令和5年のかがり火の舞を良い形で締めくくることができました。
 かがり火の舞も3年目。今年は通常のかがり火の舞のほかにインバウンドを意識したかがり火の舞の貸切公演も開催。少数の観光客の目の前まで迫る演舞は、観覧した観光客も大興奮で、大槌の郷土芸能のパワーを再認識しました。
 自分の役割としては、当日午前中の看板設置、会場では主に駐車場の誘導係として、一部の方にはお馴染みとなり、時には音響・照明担当代理にもなったりと、ここ3年、5月から9月の第2・4土曜日は、必然的に予定が組まれている日々を過ごしております。
 そんな日々ですが、今年度は、冬期も三陸花ホテルはまぎくを使用したかがり火の舞(かがり火は炊きませんが)の企画もありますので、ぜひ、興味のある方は、ホテル、もしくは大槌町観光交流協会までお問い合わせいただければと思います。

吉里吉里虎舞講中
吉里吉里鹿子踊

9月9日(土)
・看板設置(午前中)
・かがり火の舞最終日(吉里吉里虎舞講中・吉里吉里鹿子踊)


5.藻場再生活動

第15回 弁天島、小久保海岸

~ 9月23日(土)~
集合場所  吉里吉里フィッシャリーナ
活動エリア 弁天島、小久保海岸
活動内容  ボルト設置、目印フロート取付、モニタリング調査
傭  船  第七つつみ丸、富士丸、まゆ丸
参加人数  10人
※テレビ取材あり。

 この日はテレビの取材も入り、大人数での藻場活。自分は弁天島付近でのボルト設置、フロート取付けのお手伝いをしました。この日は水温は25℃。今夏猛暑日が続き、温暖化の波は海にも大きな影響を与えていて、これまで三陸では見られなかった南国の熱帯魚が見られるようになり、きれいだ、にぎやかになったと冗談で言っている場合ではない状態に…

土曜日ともあり参加者多し
いざ海へ
ボルトを設置するための作業
こんな感じでボルトを設置っしていきます。
磯焼けの中、ウニさんは強い
新しいスポアを設置。
スズメダイ
チョウチョウウオ
ツノダシ
今年はタコが多くアワビがかなりやられている


6.その他

9月30日(土)
 NPOおおつちのあそびによる「大槌三陸の海の森で 親子でシュノーケリング体験」のモニターツアーに関係者として参加。
 ダイビング以外で海に入るのは久しぶりなので、どんな感じかワクワクでしたが、あいにくの天気で、小久保海岸はうねりがすごく、また、透明度も良くなく、入ってみたものの小さい子どもにはなかなか楽しむには難しい日でした。
 翌日にもおこなったシュノーケリング体験は、場所を弁天島付近に移したこともあり、前日とは打って変わって穏やかでたくさんの魚が見れたそうです。協会HPにブログが上がっているので良かったらご覧になってください。

自分が参加した日は条件が厳しかったですね
翌日のシュノーケリング組はこの笑顔
スズメダイの仲間が三陸も・・・


以上


■ ふるさとチョイス(大槌町ふるさと納税サイト)■


■【楽天市場】大槌町のふるさと納税 ■


■ 大槌孫八郎商店HP ■


★大槌町観光交流協会HP★

おおつちにくるっぺし!!




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