リサーチャーと、ユーザー目線を、行ったり来たり。
前回、クライアント側での議論・対話を誘引するためのユーザー視点であり、そのように調査結果を提供したい、という話をした。
これ、調査結果を報告するような大きな場でなくても、
クライアントとのちょっとした会話の中でもできそう。
対象サービスに対し、リサーチャーが、1ユーザー目線での感想や意見を挟んでみる。
「これって私の場合◇◇なんですけど、使ってみると◆◆なんですよね〜」
「なるほど。そしたら、〇〇や△△ということもありえそうですね!」
…
と場が弾む。
こうした、想像力が蠢くような空気感をつくれると、クライアントや、私自身のより深い意図や志向が、言葉と一緒にこぼれ出てくる。議論や対話が深って、より効果的になアウトプットが得られるだけでなく、クライアントと自分との相互理解も進む。そして、そういう場は、単純に楽しかったりする。
リサーチャー自身が、1ユーザーとしての視点を持って臨むこと。
案件の"良い"空気を育むために、すぐにできそうなこと。
以上、殴り書きメモでした。