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私が転職で重視したこと

今はのんびりぼんやり暮らしている私にも、時々転職相談されることがあります。

今回は、私が転職で重視したことをお話してみたいと思います。

そして最後に、参考までに私が「転職の際に心掛けたやり方」も書いてみます。

さて、残念ながら現在の私はすでにセミリタイア状態、二桁と長らく続いた「転職の輪廻」から解脱した状態です。(苦笑)

なぜなら現状として海外在住になっているため、時々ご指名を受けたりした在宅仕事しかできない状況だからです。

でも今でも、年に一度の履歴書アップデートはしています。

そして、時々飛び込んでくるお仕事のための、ぼんやりしつつも自分の市場価値を時々チェックしています。

今の私にできることと・できないことのチェックと、そのクオリティを冷静に見るようにしています。

この「自分の価格」を冷静に見れるか見れないかは、転職の明暗を大きく左右しますよね?

以前日本で働いていた頃に、よく人事も兼務していたことがあるので、結構この視点って大事だなと常々感じていました。

…滅多にないことだと思いますが、実は私は「自分の上司の採用面接」まで担当していたことがあるのです。(苦笑)

(この極めて稀なシチュエーションが発生したのは、日本にローンチしたばかりの外資系企業で働いていた際に、私の上司である日本支社長が急遽国に帰ることになり、私は派遣された仮の相談役と共に自分の上司の面接に当たるという緊急事態になったのでした。。。笑)

なので、もし面接の場に「自分より職位が下かも?」な人がいても、当然ですが人として極力優しくすべきですよ~!

(仮の相談役ばかりを見て、私を秘書か何かだと扱った上司候補たちは、こどごとく「私が」落としてました。苦笑)


私が転職するときに重視したこと


私が転職を考え始めた時に、いつも重視するのは「お給料」。

これって私の値段なので、お給料と仕事内容をきちんと精査してました。

たかがお金、されどお金。

例えば、辛いことがあってもひどいことを言われても、「これもお給料のうちだ」と思えば耐えられることもある。

働き出してからの細かい問題は、ある程度お金で解決できるものです。

私の大事な時間を惜しみなく仕事に費やせるように、最初の段階のお給料確保は大事でした。

そして様々な条件の中で、私が一番どうでもよかったものは「正社員かどうか」でした。

絶対正社員じゃないとだめ!とこだわる方がいるのも知っています。

(そういう方もいっぱい面接させていただきましたし。)

私の場合は、お給料(トータル年収と月額の手取り)がザックリと希望に沿っていれば、むしろ正社員じゃないほうが都合よかったのです。

なぜなら、嘱託職員や契約社員には更新時期があるので、そのタイミングで交渉できるので。

何より、会社によってですが更新時の人事査定のメジャーを自分寄りで提案できたりするので私には都合が良かったです。

なので、友人などに転職を相談された時には、そのやり方をちょっと紹介したりしてきました。

ただ、その転職後に家を買いたいとか、ぞの会社でどうしても財形をしたいとか、仕事以外の目的がある場合はその限りではないですけど。

(ちなみに、私は契約社員でもローンが通って不動産買えました。)

もちろん、正社員へのこだわりが強い人や人それぞれに仕事をする目的は違うので、それぞれに重視すべきポイントがあって当然だと思います。

でも、もし漠然と「正社員でなければいけない!」と思っているだけだったら、一度その既成概念を再度自分の現実に当てはめて見直してみることをお勧めしたいです。


これから転職を考えている人におススメしたいこと


私が知人から転職を相談された際には、何となくその方のバックグラウンドやできることを既に知っているのがほとんどなので、「こういう業界はどう?」とか「この仕事ならあなたにはでできると思うよ!」と言ったようにかなり具体的にお話ししてます。

人によって転職の仕方は様々なのですが、自分本位の条件(現状の支出に合わせた希望給料で探す、今事務職だから事務職限定、とか)で探していると転職活動が早く行き詰ってしまったり、転職後にちょっと希望と違ったりすると次の離職理由につながってしまうのではと思うのです。(私も20代はそうでした。)

私の場合は、転職活動を「自分の可能性を広げる良い機会」と捉えることで、ワクワクして転職活動が続けられたり、今まで考えられなかった仕事にたどり着けたりするチャンスにだと思ってみると、転職活動が楽しくなりました。

でも一般的に「転職するにはどうしたら?」と聞かれた時、「私はこうやって転職してきたよ~」という感じで以下のように。

1.自分が「できること」と「できないこと」のリストアップ
2.「できること」をもとに、自分の市場価値を何となく想定
3.それに合う仕事や業界の求人をピックアップする
4.その中で自分がちょっとでもピンときたところから、応募

※あくまで私の場合

ちなみに、この「できること」をとことんまで考えることで、面接時の「自分の強みアピール」にも使えますし、自分の言葉に説得力も出ます。

私はこの「できること」「できないこと」のアップデートを履歴書と職務経歴書で、一年に一度の新年にやってます。

その時に、「去年からあの仕事で、これができるようになったな~」「前は好きだった細かい作業も、年と共にできなくなってきたな~(老眼出てきた…涙)」というようなことを振り返って都度チェックしていたりするわけです。

前述のように、20代前半の転職活動は迷走を極めていたのですが、上記のやり方に変えてからは、転職のたびに一回を除いてほぼ年収は希望通りに上がり、業界にこだわらずに横断することで仕事の幅も広がりました。

二桁の回数の転職を経験していても、おかげさまでほとんどが私にとってHappyな転職でした。


実は最近、昔の後輩から「転職しようと思う」と軽めに相談された際に上記のことを自分で思い起こしたのでした。

もし誰かの参考になれば、幸いです。


<現状報告>

あ、私の職の遍歴を日々の楽しみとしてInstagramでほぼ毎日上げています。

今日時点で「美術館の受付嬢編」・「デパートの店員編」・「経理事務編」を終えて、現在は「秘書編」まで来ました!(ちなみにお仕事順は身バレ防止のためのランダムです。たま~に特殊なので。)

これからまだまだ、バイトも含めてあと24職種ぐらいのストックがありますが、まだまだ継続中です。(細々しているパートタイムも、面白いものが勢ぞろい。笑)

もし良ければ、ご一笑くださいませ♡


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