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サブスクと今後の音楽業界 コラムエッセイ#11

サブスクで音楽を聴くようになってめちゃ助かってる。何万曲って聴けるし。聴く音楽の幅というかそもそもの間口が広がった。

 サブスクの方が楽でいいしもうCDなんていらねえよって思ってたけど、いざ自分が作るってなるとパッケージ化したいっていう想いも出てきました。一種のプロダクトとして「モノ」を所持して欲しいなと。

時代には完全逆行してるけどね。ストリーミングは加速していくだろうし、そのレッドオーシャンの中で新たな形態でのブルーオーシャンが存在してきそうだし。

でも、一度出したら戻すのに少し苦労する歌詞カードが入っていたり、盤面のデザインはどうなんだろうとか。帯も挟んで残しておいたりとか。俺の中の音楽にはそういう記憶がやっぱり残ってて。これってもうおじさんの感覚って言われちゃうのかな。

面倒なのはリッピングする作業だったりするけど昔はそれ込みでの音楽っていうか、それ以外の方法がなかったからね。iPod Classicに入れたりとかさ、懐かしいじゃん。

今はポチッで全部完結しちゃうから笑

CDを聴いて一枚ずつ棚にしまってた俺からすると、少し悲しいところはあります。

ま、日々変わりゆくからね何事も。
その中で自分にとっての最善の方法で、自分の曲を聴いてもらえる人が増えたらいいなって思います。

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