井上梨名ちゃん(BACKSLIVE)


何から書けばいいのかなあ。本当に纏まりがないと思うので、ただ私が井上梨名ちゃんのことをつらつらと語っているだけになりますよ。まずはBACKSLIVEお疲れ様です(今更すぎる)。井上梨名ちゃんの年末からBACKSLIVEにかけてのスケジュール、オタクが分かってるだけでも凄まじいんですよね。アニラ、フィリピン、紅白やフェス、サクラミーツ新年会、BACKSLIVE。そしてこの中に8thの選抜としての活動、リアルミーグリやこち星やらがあっておそらくこちらが見えない仕事もあっただろうなと思います。そしてBACKSLIVEは今まで明確には無かった座長というポジションだったわけで。もうこれはオタクの駄目なとこなんですけど過保護になってしまって健康に4日間が無事終わればいいって思ってました。練習する時間なんてないって思ってたし。失礼な話なんだけど。

私は何故かずっと井上梨名ちゃんのことをギラギラしている人だと思っていました。し、今もその側面はあると思ってる。根拠は?と言われて納得させられるような根拠はないのですが。これは1回目、2nd「BAN」のBACKSLIVEの時に思ったことでした。3日間通して、この人は奪いに行く側の顔をしていると当時感じたんです。そして自分のセンター曲に悔しい想いをしたNobody's faultを選んだところにギラギラさを感じたのかもしれません。後々本人はこのBACKSLIVEで落ち込んだり納得いかなかったようなことを話していましたが、私はこの時のことが忘れられなくて。触れたら怪我してしまいそうな程刺々しいのに壊れて消えてしまいそうな儚さがあって、これは絶対に今この瞬間でしか見られないと思いました。それを配信とはいえリアルタイムで見たことがきっかけで井上梨名ちゃんのことをより追うようになりました。

井上梨名ちゃんは今回のBACKSLIVE MCや雑誌(BLT)でも自分の気持ちを表現することが苦手だと言っていました。確かに負の感情…といったらあれだけどそういう面を見せたくないのかなというかむしろそれが彼女にとっての理想なんだろうなっていうのは雑誌やら読んでると伝わってきます。私自身としてはそうかなあ?と思ったりして、節目節目で気持ちを伝えてくれていたような気がしていたし、これやりたい!という意志がちゃんとある人だったので。ただその井上梨名ちゃん自身の気持ちを井上梨名ちゃん推し以外が分かる場所でもハッキリと言葉にしていく7th期間だったのかなって。その中で7th選抜についての想いを書いたブログとトークで少し内容が違くて、トークの方がより曝け出しているのがまた愛おしくてぎゅっとなりました。

そろそろ本題のBACKSLIVEの話しろって感じですよね、します。オープニングでメンバーが登場してその真ん中に井上梨名ちゃんがいる、それだけでもう胸が一杯でした。

◎条件反射で泣けてくる
この曲はつくづく私が井上梨名ちゃんのかたちが好きなんだと思い知らされる曲です。特別ダンスが上手いメンバーというわけじゃないけど、この人のかたちが一番ステージの照明が綺麗に当たって見える。上を向いたり横顔が見えるところが多い曲だからこそそう思うのかもしれません。条件反射は3rdアニラでもBACKSメンバーで披露していました。もう既にこの時の井上梨名ちゃんとは違う井上梨名ちゃんがいて、3rdアニラの時の井上梨名ちゃんもあの時しか見られないものだったんだと思いました。ちなみに条件反射をBACKSメンバーで披露するにあたっての想いを井上梨名ちゃんがさくみみ#319の20分あたりから語っているので是非。あと千秋楽の条件反射では1サビの終わりに井上梨名ちゃんがふっと笑った所がやばすぎた。

◎On my way(弾き語りソロ)
制服の人魚が終わって井上梨名ちゃんがいや〜どうもみたいな感じでとことこ歩いてきてかわいい☺️と思ってたらギターがあって弾き語りしはじめてびっくりしました。ギター本格的にやるのは初めてだったと思うし、一体いつ寝てるんやこの人は…と思って。弾き語りの前には緊張してることを隠さないで、練習していい?って言って練習しはじめたりそういうとこが愛おしいんだよね。誕生日ショールームでもBLTでも語っていますが、3日目までの自分の演奏と歌を振り返って歌えてるけどこれじゃ届かないな、と思って千秋楽では上手い下手ではなく曲を届かせることを意識して弾き語りしたとのこと。私は初日、2日目千秋楽の計3回見ましたが、それはもう最終日の歌いはじめた瞬間に感じたことでした。というかこのOn my wayだけじゃなくてこの日ずっと。声の響き方、感情のこもり方が違う。詰まってしまった部分もあり悔しい部分もあったとは思うんですけど最終日の演奏と歌が個人的にはいちばん胸にきました。

◎確信的クロワッサン
記念すべき井上梨名ちゃん初めてのセンター曲。クロワッサン前にbuddiesに私達より可愛くなれるかー?って煽ってたけど、無理よそれは。あなためちゃくちゃ可愛いから。この可愛い曲のフロントが村山井上的野の高身長3人なのが良いポイントなんですよね。井上梨名ちゃんのソロパートめちゃくちゃ好きなんだよなぁ。メンバー同士が目を合わせたりする部分が多くて癒しが貰える曲です。最後のお腹いっぱい〜みたいなジェスチャーもクロワッサンポーズ🤙も大好き。今後7thBACKSメンバーが揃うところを見るとしたらこの曲しかないので披露される機会があるといいなあ。
あと千秋楽Wアンコールのおかわりクロワッサンでは曲前に「はじまるぞ〜」と煽りでもない声量で言ってたりキュートでした。あと曲中はオタクに声を出させようとしててそれも良かったなあと。最後櫻ポーズをしてたのも印象的。

◎ソニア
確信的クロワッサンからのソニアって誰が考えたんだろうね、給料2倍にしてほしい。BACKSLIVE終わってからソニアをよく聴くようになりました。ライブってそういうのがあるから良いよね。この曲の井上梨名ちゃんもとても良くて、小指を立ててリップを塗る仕草を表してるところの横顔とか、途中のダンスパートでの端正さとか、ラスサビ前の徐々に表情が晴れやかになっていくところとか。好きなとこいっぱいです。

◎BAN
披露する前にメンバーそれぞれ立場や状況だったり色々思うことが違う中で、このBACKSLIVEにかけてきた熱い想いはみんな一緒でその想いをのせてパフォーマンスすると井上梨名ちゃんが語ってから始まった曲。振り付けをオリジナルからほぼほぼ変えて披露されました。このライブでの唯一の表題曲を振りを変えて披露したことに今回のライブの意志が詰まっている気がしました。このBANの井上梨名ちゃんはまた日によって違う気がしました。でもどれももうあの時の触れたら壊れて消えてしまいそうな儚さは無くて、逞しい姿がそこにはありました。

◎なぜ恋をしてこなかったんだろう?
びっっっっくりしましたね。元々井上梨名ちゃんはこの曲オリメンなのでパフォーマンスしてるとこは沢山見てきたんですけどね。なのにセンターに立った井上梨名ちゃんの顔は私の知らない顔をしていました。不思議で、でも全く目を離せませんでした。「迷っている人たちよ」らへんとかも本当に恋をした人の顔をしていて、一本取られたなと思いました。このBACKSLIVEを通して井上梨名ちゃんは森田藤吉山﨑小池のセンター曲(I'm inはアレンジされてめまた違う気がする)を披露したのですが、まさか藤吉センターの曲でああいうパフォーマンスをするとは思ってなかったので…。新境地を見せられた曲でした。見て!と言いたいところですがもう見られないのでいつか映像化してほしいなあ。

◎MC
BACKSLIVEのMCについては別の記事で詳しく書き起こしをあげていますので是非。

・2日目のMCで今年の抱負について聞かれたときに「お仕事がいーっぱいしたい、こんなくらい」と両腕を広げて笑顔で言っていました(こどもみたいでめちゃくちゃ可愛かった)。あのハードスケジュール真っ只中でもそんなことを思うんだと思って。井上梨名ちゃんはギラギラした人だと思うと書きましたが、それはこういう部分も含めて思っていることです。BRODY櫻坂特集のサクラミーツのプロデューサーである小山テリハさんのインタビューでも井上梨名ちゃんがハードスケジュールのなかでも笑顔だったと語られていましたが、あんなに細いのにタフな人ですよね。

・ちなみにプライベートでの抱負は食べ物の好き嫌いをしないことだそうです。偏食で野菜とか食べなさいとかピーマン食べなさいとか言われるらしいです、かわいいね。サクラミーツ特番でも料理頑張ろうとしてたり健康に気を遣い始めてるらしくてえらい。沢山食べて沢山寝てね。

・2日目では7th期間の葛藤を語り涙ぐむこんなぎに「こんなぎのこと愛してくれるファンの皆さんが沢山いるからね(ニュアンス)」にまさかの「井上先輩も私のこと愛してますか?」と返され思わずハグ。おもハグ。動揺したのか「愛してますよ」と敬語だったのが愛おしポイント。

・最終日のMCでこのBACKSLIVEのリハで座長として色々指摘したりというのがあったそうで心苦しかったけど良いものをつくりたいから言ってきたらメンバーがそれを受け止めて応えてくれたという話をしていました。また、これは村山大園のさくみみ#336も聞いてほしいです。確かに今まで引っ張るというポジションを経験したことはないし本人的には得意ではないけど大きな覚悟と勇気を持って座長という立場を務めようとしていたのが分かりました。ああ私は井上梨名ちゃんのことをみくびっていたのかもしれないと反省しました。そして良いものにしたいという言葉から3rdシングルのBACKSLIVEを思い出しました。インタビューVTRで熱量も大事だけどそれだけじゃなくて全体としてのクオリティも大事という内容を話していて。あの時既にこのような考えに至っていたんだなというのとその時から客観視する姿勢は変わっていないんだなと。BLTでもそこら辺は話していますが、櫻坂46としてのプライドがしっかりある人なんだと思います。

・最終日のMCでは井上梨名ちゃんは「このシングルはBACKSメンバーですって言われて嬉しかったことはない」と言い切りました。これってなかなか言えることではないし、BLTでも言い過ぎかもしれないということは語っていました。それでも言い切ることを選んだ。彼女は今まで表題から外れたことは何回かありますがここが今回違うところだったと思います。このBACKSLIVEにおいて井上梨名ちゃんの見せ場は他のメンバーと比べて圧倒的に多いです。それは座長ということもあるし、個人的には悔しい気持ちを隠さないことを選んだ人だから託されたんじゃないかなと思いました。日刊スポーツでの井上梨名ちゃんのインタビューでも運営は彼女に物語を期待していたのではないかと感じました。まぁこの話題に至っては井上梨名ちゃんのオタクが何を言ったところでなんですけどね。

・「私がこのBACKSLIVEで得たこととして信じるものができたなって思ってて。それが何かっていうとこう今回BACKSメンバーとしてやっててすごく悔しくてでも絶対自分を変えてやるって思ってやってきて正直ずっとこうチャンスを逃してる自分を見てファンの人だったり周りの人は残念に思って離れていくのかなーって思う瞬間があったんですけどみんなは絶対離れないでいてくれて、私が頑張りたいって気持ちを届けたらその気持ちについてきてくれるbuddiesの皆さんとか、スタッフの皆さんとかメンバーとか、なんだろう気持ちはなんだろう結果?結果は頑張ったり努力した結果って正直出たり出なかったり裏切られることもあるかもしれないけどファンの皆さんとかそういう気持ちの部分では絶対信じれるものなんだなって思ってなんか前から思ってたけどこの期間改めてみんなこと信じて私のことも信じてくれてるし私も信じてるから絶対頑張ろうと思ってやることができました。いつもありがとうございます。」
急に井上梨名ちゃんの発言をそのまま抜粋してきましたけども。井上梨名ちゃんはBACKS期間を通してファン含めて周りを信じることが出来たと言っていました。でもね、7th選抜発表後のトークやブログで気持ちを言葉にしてくれて、そしてその中で"信じてほしい"って伝えてくれたのは井上梨名ちゃんのほうなんだよ。そしてずっとずっとファンがどう思うかを考えてくれていて、だからこちらもその気持ちを受け止めて何倍にもして返したいなって思ったんだよ。きっとあの時のあなたの言葉があったからなんだよ。
井上梨名ちゃんはギラギラしている部分があるけど自信は無くて、インタビューや新せ界のヴィジョンでもそういう部分は伺えて。でも自信はないけど表題に拘る強い意志があって。文章を書いたり気持ちをさらけ出して伝えるのは得意じゃないけど7th選抜発表後には悔しい気持ちを伝えてくれて。引っ張る立場になった経験もないしそういう器でもないと言いながらも座長として指摘したり厳しいことも言ったりして。器用なのに不器用で。笑顔はくしゃっと明るくて可愛いのに、真顔は冷たくて鋭い。優しくて気遣い屋さんで謙虚なのに、仲良いメンバーやこち星では辛辣で雑になることもあるし。真っ直ぐで愛らしくて少女漫画が好きなのに現実主義で客観視している。最初に、3年前のBACKSLIVEでの井上梨名ちゃんは触れたら怪我してしまいそうな程刺々しいのに壊れて消えてしまいそうな儚さがあってと言いました。上手く言えないけど、私は井上梨名ちゃんのこういうところが好きなのかなと思ったりします。相反するとまではいかないけど、単純なようで複雑で、複雑なようで単純で。変わっていく部分もあるけど変わらない部分もある井上梨名ちゃんのことをこれからも見ていきたいって思うんです。知っていくのが楽しくておもしろいって。この先もどんな姿を見せてくれるんだろうって。既に8thでのパフォーマンスでもいろんな表情を見せてくれていますし、BLTではインタビュー最後の文章で心境の変化が語られています。特に最後の言葉はあのNobody's faultを思い出して胸がいっぱい、もはや溢れそうです。

・井上梨名ちゃんはBACKSLIVEをみて"櫻坂46"のことを好きになってほしいと言っていました。どうなのかな。私は7thBACKSメンバーのことが今までより愛おしく感じたし、メンバー自身もそれを思っていて。そのライブの座長が井上梨名ちゃんだったことがすごく大切で嬉しいです。めちゃくちゃ楽しかったよ。


・ちなみに余談ですが先日井上武元で出演していた「櫻坂46のパシャリ櫻坂ふたり旅in志摩スペイン村」(locipoで見られるよ!)で2人はグループの目標としてドームツアーや海外でのライブを掲げていました。それはグループの総意かどうかはわからないけれど、私はすごく嬉しくて。そしてそれを叶えることに繋がるような活動をすることが個人の目標だと2人は話していて。東京ドームで終わりじゃないんだと分かったのが嬉しくてこれからも櫻坂46についていきたいなと思いました。



長いね〜。井上梨名ちゃんが身体には気をつけて健康でいてね。これからも、応援させてね。

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