気分は老舗旅館の離れ~~中野・新越泉
今日は,東京中野区にある新越泉にGO❣
周辺の銭湯には行っていたのだけど,なぜか行きそびれていた。
最寄り駅は西武新宿線「新井薬師前駅」,あるいはバスで「新井薬師口」。まぁボクは自宅からテクテク歩いて行きましたが
ところが,この銭湯,どこにあるのか一見しても分からない。
ビルの一階が入口だけど,二階の保育園が目立ちすぎ!
一言さんお断り?と疑うほどの謙虚さ
細い通路を進むとフロントが出現。
だが,そこに湯の入口はない。
女将さんに促されるままに,右手の階段を降りる。
うん?どこだ?
折れて,折れて,折れて,長い。
どこまで行くの?と思う頃に最下層へ。見えた!入口だ。
もちろん写真はここまで。
おっとこの中庭風の造りは何だろう
恐る恐る,脱衣所へ。
広い!きれい!申し訳ないけれど,階段下(地下!)という薄暗いイメージとは真逆の明るさ,清潔感。
ロッカーは大きめ,真冬のコートやスタジャンも楽々入る。
いよいよ浴室へ!おぉ!広い,きれい,次々と嬉しい裏切り!
カランの数は25。中くらいの規模だけど,湯舟が広い。
メインの大浴槽だけで25名全員が入れそう。
バイブラ,とジェットバスが3つ,電気風呂(これが「電子マッサージ風呂」という売り物らしいけれど,ボクは電気風呂が苦手)。
入口両脇にサウナと水風呂。水風呂も6名入れる広さ。
さらに奥に「やすらぎの湯」と称する健康薬湯(入浴剤)。
今日は「生姜風呂」,こちらもゆったり6名はOK。
湯温はすべて42度以下(体感),カランのお湯も熱くない。
の~んびり湯につかり,ゆ~ったり室内を見渡す。
地下とあって天井は低い。けれど,木目風,三角屋根風で圧迫感はない。
浴室全体が下から黒,灰色,白とモノトーンのグラデーション。
そして,ペンキ画やタイル画がない・・・照明の感じも落ち着いている。
デザイナーズ銭湯の極み。
まるで老舗温泉旅館の新築「はなれ」にある風呂のようだ。
一度そう思うと,全体に高級感が湧き出てくるから不思議。
しかも,軟水使用なので,お肌すべすべで,温泉感たっぷり。
と,ここまで思わず力説している自分に苦笑
新越泉さん,ありがとうございます。いいお湯でした。
ここは「穴場」です。ぜひ一度お出でください。