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「カラータイマー点滅中」~~世田谷区・そしがや温泉21

「そしがや温泉21」,その名の通り小田急線祖師谷大蔵駅にほど近い。
そして,この街は「ウルトラマン」を売り物にしている。

かつて円谷プロや撮影所があった町

「初代マン世代」のボクとしては思わず心弾む。
「そしがや温泉21」は,この3月で廃業が決まっている。
まさにカラータイマーが「ピコンピコンピコン」と猛スピードで点滅中。

入口に張られていました。

2度目の訪湯になる。まずはご紹介。
カラン30と大規模。
入って左に立ちシャワー2。洗い場。
真ん中に3✕2の島が3つ並ぶ形は珍しい。
右手に湯船。右手前に天然黒湯。3つに分かれ中に電気風呂がある。
左にバイブラ。
ドアを挟み大きな湯舟。
磁石風呂。ゆる目のジェットバス2。
正面にはサウナが3つ並ぶ。
右手からドライ。低温ミスト。そして冷凍サウナ
右手ドアの向こうには露天のサウナ客専用の本格ブールと低温バイブラ。
ざっとこんな感じ。

おっとボクの下手な説明よりも「そしやが21」のホームページに図解あり。

とてもわかりやすい。

一度目の訪湯では,なんだかいろんなことが「渋滞」している印象だった。

良いところを上げてみよう。たくさんある。

・ロビーが広い。
・暖簾をくぐるとさらに休憩室がある。浴室とここは出入り自由。
 蒲田温泉と同じく温泉の名にふさわしい。
・脱衣所が床暖房になっている。
・何といっても黒湯。東京湾隣接区を除いてはかなり珍しい。
 縄文海進,太古はこの地も海の底であったことが偲ばれて「社会科のセン
 セイ」としてはたまらない。

(「そしがや21」のHPより)

・冷凍サウナ,露天のプールなど他の銭湯と差別化できる施設も満載。

でも,いただけないところもある。
ただ別のところで詳しく書いたら,予想外の反響があった(ボク的には)
ので,ここでは書きません。
正直言ってプラス・マイナスが「渋滞」して,二湯目は控えていた。
その印象は久々の訪湯でも変わらなかった。

廃業の理由はなんだろうと思ったらボイラーくん,カラータイマー点滅中。

ピコン,ピコン,ピコン

たしかに今日の湯はぬるかった。
かの殿上湯も,最終日にボイラーくんが力尽きていたなぁ(テレビ放送で知りました)。
「そしがや温泉21」のボイラーくん,キミは最終日までがんばっておくれ。

そしがや21さん,ありがとうございます。お疲れさまでした。

おまけ

入湯前のランチは「キッチンマカベ」でオムコロ+グラスワインでした。
ここは『アド街ック天国』にも登場した気取らない町の洋食屋さん。
お値段はやや高めだけど,お店の方の上品な接客,落ち着いたインテリア,しつこくなくて程よい味わい,成城学園が間近の料金と納得できます。

オムコロ,美味しかったです。

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