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ホーム銭湯でいただいたお年賀 ~~新大久保・万年湯
1月4日午後3時,満を持して勝手にホームの「万年湯」へ。
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この日が初営業日。毎年「お年賀」として可愛い干支の石鹸が配られます。
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あらためて万年湯の良さを少し紹介します。
(1)ロケーションがいい。
(2)店の構えがいい。
(3)お湯がいい。
(4)客層が幅広い。
(5)店の人がいい。
(1)ロケーションがいい。
新大久保コリアンタウン(エスニックタウン)のど真ん中に位置する。
でも,大久保通りからわずかに路地に入った場所にあるので,
喧騒を逃れた静けさを感じられます。
「都心の隠れ湯」のキャッチコピーがピッタリ。
(2)店の構えがいい
手前に門がある。その落ち着いた濃茶色,
迎える灯りの優しい色合い,これがいい。
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脱衣所も浴室も同じような落ち着いた色合いで統一されている。
「おかえりなさい」の声が聞こえる感じがする。
ボクが勝手に「ホーム」と名付けるゆえんです。
(3)お湯がいい
浴室は手前が洗い場,奥一面と左側が湯舟ときちんと四角に整った形。
カランの数は23と中規模。
奥右手からジェットバス1基,電気風呂,そして「中温風呂(ミディアム)」と並ぶ。左奥に「高温風呂(ホット)のシルキー風呂」,左手前に水風呂。サウナはありません。
湯温は中温が41~42℃,高温が44℃,水風呂は20℃前後。初めてのときは中温が熱めに感じたし,高温はすぐに飛び出してしまった。でも,今はすっかり体になじみ,この温度がボクの標準。どこの銭湯に入っても,体感比較しています。
高温風呂は白濁しています。湯舟に浸かると体は見えなくなるくらい。
初めての時はミルク系の入浴剤を入れたのかと勘違いしました。
でも,これは超微細な泡によるもの。しかも「軟水風呂」。
手や体をさすってみてください。シルキーの名にふさわしいなめらか,つるつる感にきっと驚くはず。ボクはここまでの滑らか感覚をほかの銭湯では味わったことがまだありません。(床も滑りやすいのでご用心を)
この「高温」と「水風呂」の交互浴3周がボクの定番。
サウナなんてなくても十分。
そうそうこの「水風呂」の照明の具合がまたいいんです。
浴室全体から少し区切られ光が落ちた中,
落ち着いた濃紺のタイルに囲まれる。そこを一筋のライトが照らす。
水の表面にライトが揺れて,それがまた壁や天井のタイルに反射して,
ゆらゆらと幻想的な雰囲気を醸し出す。
あれこれ悩み事やイライラ事があったときも,
ここに浸かっているときは自然と抜けて無心になれます。
(浸かりすぎて体が冷えすぎてしまうのにご用心)
(4)客層が幅広い
銭湯はどこも常連感漂うベテラン勢が多い。
でも,万年湯はロケーションのせいかさまざまなお客さんが集う。
外国人が多いです。女湯からは元気な韓国語がいつも聞こえます。
若者も多い。グループで押し掛けていると,うるさいわ無駄に長湯するわで眉をしかめたくもなります。
でも,どうせボクも昔はあぁだったんだろうなと自戒。
シャワーを撒き散らしたり,脱衣所でスマホをいじっていると「たしなめる」くらい(笑)
タトゥー,倶利伽羅紋々,よりどりみどり。
(5)店の人がいい
フロントにはさまざまな人が座ります
若旦那,若女将,大女将(?),ベテラン嬢,高校生?息子さん?,日本語の上手な外国青年など。 皆さん良い方です。
昨日の開店時は大混雑で,いつも笑顔の若女将も,表情が引きつり気味でしたが,声はあくまでもおだやか。さすがです。
万年湯さん,ありがとうございます。今日もいいお湯でした。
うさぎさん完成!
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十二支をそろえるまであと7年,達成するのは2030年です。
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とってもとってもちっちゃいけれど,
そんな張り合いがあるのは,ささやかな幸せ。
万年湯さん,今年もこれからも末永くよろしくお願いします。