WUPアンリミテッド環境レポート【shadowverse】
初めまして、アイスと申します。
この度WUP環境のアンリミでグラマスになったので、これからアンリミのグラマスを目指す方やアンリミに興味がある方に向けて各クラス毎にどんなデッキが流行っている、強かったかを実際の経験に基づいて簡単に解説します。
この記事は経験をもとに書いているので実際の環境とは多少の誤差があると思いますが、あらかじめご了承下さい。
なにか記事に間違いなどありましたらコメントやTwitter(@hyokaice)にてご指摘ください。
【エルフ】
・アマツエルフ
アマツや神鉄によって強化された疾走持ちフェアリーで戦うデッキです。アンリミテッドでは現実的な確率で最速3ターンでアマツを起動させることができ、前環境では猛威を奮っていました。強さは健在なので一定数みかけましたが、前環境と比べるとかなり数が減ったように感じました。平均キルターンは5~6です。
・リノセウスOTK
1コスのカードを連打して6~7ターン目にリノセウスでOTKする由緒正しきデッキです。環境ではほとんどみませんが、アマツじゃなさそうなエルフは大体これです。
・機械エルフ
ナーフ前はアンリミテッドにいました。ローテーションとほとんど変わりません。
【ロイヤル】
・アグロロイヤル
低コスのカードを使ってアグレッシブにせめて行くデッキです。WUPになって重なりあう決意が追加されてより強化されました。環境に数は多くないように感じました。
・リオードロイヤル
潜伏したリオードをバフして殴るデッキです。火遁の術や簒奪の邪剣など優秀な除去が多いです。こちらも重なりあう決意によって強化されました。こちらも数はそこまで多くはありません。
・無敵ペイン
ペインレスサムライに選択不可、守護、ダメージ無効をつけて相手を詰ませるデッキです。ほとんどいません。
【ウィッチ】
・スペルウィッチ
スペルブーストでコストを下げた疾走カードを投げて戦うデッキです。平均キルターンは6~7。ドロシーの追加によりドローの安定感が増しました。序盤(ターン2~4)が多少弱いものの爆発力は凄まじいです。前環境と比べると数は減ったものの依然として一定数はいます。
・クオン超越
スペルブーストでコストを下げたクオンや超越によって勝つデッキです。平均キルターンは7~8。前述のスペルウィッチはライフをガンガン削る攻撃的なデッキに対して、こちらのクオン超越は超越をなげれば勝てる関係上ややコントロールによったデッキです。クラシカルソーサーやクオンででる守護が強いのでアグロに対する耐性はスペルウィッチより高いです。
ウィッチをみたら上記の二つがほとんどです。
・魔道具専門店
7ターン目に魔道具専門店を投げて勝つデッキです。キルターンは7。精神統一や荒野の休息が見えたらだいたいこれです。WUPでは0コスの土の印が追加され、少し強化されました。数は多くないですが、知らないでロングゲームをすると更地から敗けるので注意が必要です。
【ドラゴン】
・ディスカードドラゴン
ナーフ前のアンリミでは体感5割くらいいたデッキです。ナーフ後はあまり多くはないですが、いることにはいます。PPブースト+龍の伝令で4ターン目にプレシオサウルスがでてきます。一度プレシオが起動していまえば、常に相手の盤面を更地にできるほどの盤面処理能力があります。治癒のドラグーンの回復があるのでアグロに対してもある程度強いです。ナーフ前はこれに加え魔道具専門店ばりの打点が顔に飛び、プレシオを出した次の次のターンには必ず0になってました。
【ネクロマンサー】
・アグロネクロ
アグロするネクロです。シャドウリーパーや破魂の少女などの優秀なカードで戦っていきます。数は多くないです。
・ネクロマンスネクロ
WUPで追加されたグレモリーを使ったデッキです。デスタイラントや死霊の手などのネクロマンスの消費が多いカードをもったカードを投げ、PPを回復します。能力変更されたミントに沈黙の詩をうつことでミントが場を離れても墓地が減らず、早期にグレモリーが直接召還されます。上手く決まればかなり強いポテンシャルのあるデッキです。平均キルターン6~7。数は多くないです。
・リアニネクロ
モルディカイを早期にリアニメイトで場に出し、力比べやチャットで守護をつけて戦うデッキです。決まればアグロデッキを筆頭に一定の数のデッキを詰まられます。数は多くないです。
・骸の王
骸の王を早期に出してスタッツで勝ちきるデッキです。WUPでデッドメタルスターの登場により強化されました。ほぼいません。
【ヴァンパイヤ】
・アグロヴァンプ
前環境最強のアグロデッキです。紅のワルツが追加されたおかげで、終盤の守護を無視して顔を削りきる動きがやりやすくなりました。獄炎のデーモンによる守護とハンドバフ、イオによる回復とAoEなどアグロデッキのなかでも器用な動きをしてきます。対策必須の最強デッキの一画だと思います。平均キルターンは5~6。
・自傷ヴァンプ
自傷するカウントを稼ぎフラウロスやアンテロープウォーリアー、ヴァーナレクなどの効果を使っていくアグロデッキ。相手のライフを削るパワーはかなり高いものの、自傷の性質上自分のライフもかなり削れてしまうので意外と繊細な立ち回りが必要です。数はあまり多くないです。平均キルターンは5~6。
・ヨルムンヴァンプ
ヨルムンガンドの能力変更によって産まれたデッキです。前述のアグロとはうって変わってこちらもコントロールよりのデッキです。UB(ユニオンバースト)持ちのフォロワーやコア、ネレイアを採用しているためかなりアグロデッキに対して有利をつくことができます。アンリミは基本的にアグロ環境なのでこれからに期待できるデッキの一つです。数も少なくはありませんでした。
・機械ヴァンプ
ローテーションにいるものとほとんど同じです。アンリミはアグロが多い関係上デュアルエンジェルがローテーション以上に刺さると思います。数は多くないです。
【ビショップ】
・教会ビショップ
WUP環境で一番当たったデッキの一つです。頂の教会を使った凶悪なアグロデッキで、かなり数も多いです。以前の環境にも一定数いましたが、包み込む願いやフラッグフェザーフォルク、聖なるアルミラージなどのWUPのカードのよってかなり強化されました。教会さえあればかなり疾走打点を出しやすいです。教会で採用されるカードは他のアグロのカードと違い体力のスタッツが高く非常に倒しにくのもこのデッキの強い点です。ペトラや加護の修道女などの強力なバフをもつフォロワーが協会下では標準以上のスタッツになるのもヤバいです。平均キルターンは5~6。
・エイラビショップ
エイラです。数は多くないですが一定数います。キルターンは遅めですが、回復と守護が豊富なのでアグロに対して一定の耐性があります。
【ネメシス】
・AF(アーティファクト)ネメシス
今環境最強の問題児デッキです。平均リーサルターンは驚異の5。当然ですがかなりマッチングします。
アーティファクトの同調とデバイスチューナーと登場により大幅に強化されました。前環境のAFネメシスは魔鉄の獅子やオートメーションなどで埋めたカードをデッキから引っ張ってきて戦うデッキでした。しかしAFの同調により山札から引っ張らずともAFが手札にくるため、今までそこにかけていた1,2ターン目が実質的になくなりました。その結果最速で2ターン目、ある程度の確率で3ターン目にアナライズAFが3~4体場にでてくるモンスターデッキが爆誕しました。アナライズのラストワードのせいで仮に盤面を返されても息切れすることはなく、一見低いスタッツもマーキュリーイージスシオンのバフによって大幅強化されます。同調は序盤だけでなくリーサルを決める瞬間にピンポイントにレディアントアーティファクトをもってくるのにも役に立ちます。全体的にドローするカードが多く無理矢理解決できるところも評価が高いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。アンリミテッドはローテーションに比べて情報が少なく、新しく初めにくいレギュレーションだと思います。この記事が読んでくれたかたがアンリミをやる上で少しでもプラスになってくれれば幸いです。
【オマケ】
僕がグラマスいくまでに使ったデッキを載せておきます。普通のクオン超越です。