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いつまで続くねんこれ


今年ふたりの女の子に書き下ろした戯曲、「ハッピーエンド」と「リリカルキャンディメランコリア」の戯曲を販売開始しました。注意書きなどありますのでよく読んでお買い上げ下さい。そう、買って下さい。収入は全て我が子の養育費になります。

こちらのnoteでは以前書いた恋愛コラムみたいなのが変なバズり方をしたため私がなんなのかよくわからないままフォローしてくださっている方や、下手したら恋愛関係に強い作家だと思ってフォローしてくださっている方が多いと思うのですが私はただの主婦です。作家です、と言うにはおこがましいくらいの作家です。その証拠に十二月の作家としてのギャラ10万行ってないし。いやマジでヤバくない?終わってるだろどうすんだよ師走。


さて、女の子の一人芝居の作演出をやらせてもらうのも三回目、四回目で、来年はまた来年でやる感じの依頼が来たりしておりまして。


書いてて思うのはつくづく

「ちんこの着脱可能な身体になりたい」

ということなんですね。



作家とはいえ、嘘は書けないもんで、ここ数年は締め切り前に必ずアゴにしっかりとしたヒゲが生えてくるようになった男性ホルモン過多の私でも、日によって、特にこういう、女性感?の強い作品を書いていると、なんて言うんでしょうね、自分の中の「どうしようもない女の業」みたいなものが爆発する日があったりしまして。毎度思うんですよね、「めんどくせえな…」って。

まずほら、生理現象がまずめんどくさいじゃないですか、女も男も。絶対いると思うんですよ、「もう勃起とかしなくていいな…めんどくさいな…」とか思ってる人。だってアレ煩わしいでしょう。なんでこんなファニーな見た目のもんに振り回されなあかんねんって思ってる男の人たくさんいるでしょう。女もそうですよ。ホルモンの関係で意味もなくイライラしたり体調悪くなったり性欲強くなったり、もう本当めんどくさいんですよ。自分でもイヤなんですよね。

ゆーて私なんかはもう子どもも生みまして、なんというかそういう性別としてのしがらみからはもう解脱してもええんちゃうか、と思うんですけど、なかなかそうも行かないし、まあ、なきゃないで寂しい部分もあるだろうし。「男は楽でいいよな」なんて微塵も思わないんですけど、長い間付き合ってるぶんだけ「女のめんどくささ」のほうが実感わくって言いますか…

だからもうなんか

「おちんちんが着脱可能になりたい」

んですよね。ちょっと上品におちんちんって言いましたね。


もうよくないですか?男とか女とか。日によって男になったり女になったりすれば、お互いにつらいことやしんどいことも共有できるし。そもそも人間同士の付き合いなのに、男女で括る必要もないし。愛する人が明日急に性別が変わったとして、イヤになっちゃうって、なんか変じゃないですか。もう36ですし、スケベな目で見られることも減りましたけど、なんかこうクソ仕事モードの時にちょっとスケベな空気になったりするとげんなりするんですよね。もうええやんそういうの…ってなりませんか。年がら年中モテたいモテたいと言い続けてきた私ですが、さすがにいいトシだからなのか、そういう気持ちもだんだん減ってきました。これは新発見。なんか日によってヒゲ生やしてめちゃワイルドな格好したり、次の日ゴリゴリのワンピ着てヒール履いたりとか、そういうの、まあ別に今でもできるんですけど、なんか根本から解放されたいんですよねぇ。自分でも何言ってるかよくわかんなくなってきたんですけど。


だからまあなんていうか、めんどくさいんです、色々と。うん。めんどくさいな〜と思いながら読んでもらえると幸いです。買ってね。








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