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遺言ブログ#6 挑戦

こんにちは。経済学部4年の伊藤真亜沙です。

何を書こうか結構悩みましたが、難しいことは考えず、シンプルに私がサッカー部に入って感じたこと、気付いたことについて書こうと思います。

早速ですが私がサッカー部に入部してすぐ思ったこと、それは

皆サッカー好きなんだなぁ…!ということでした。

サッカーをやりたくて集まってきているので当たり前ですね……。ですが、サッカーやってて楽しいという雰囲気が滲み出るほどだったことが、私にとってはすごいと思ったのです。

ちなみに私は中高とテニスをやっていましたが、目標を達成してもそれなりの結果を出してもテニスが好きとか楽しいといった気持ちはそこまで大きくありませんでした。好きと嫌いが半々くらいでした。やっていた当時は楽しむ余裕がなかったのかもしれません。

それには大きく2点ほど理由があります。
①勝つことにこだわり過ぎて最初は持っていたであろう楽しいという純粋な気持ちを見失っていたから。
②個人競技ならではの難しさに心が折れそうだったから。

1つ目は置いといて、2つ目に関してですが、楽しいと思える時間よりしんどいと思う時間のほうが多かったという感じです。

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テニスは試合中のコーチング禁止、声援もポイント間のみで、自分が負けているとき、応援してくれる人はいてもどこがダメでどうすればいいかヒントを与えてくれる人はおらず、率直に言うと孤独です。そのせいかは分かりませんが、試合中は独り言を話す人も割といるような気がします。コート内に自分を鼓舞してくれる人はいないし、そもそも単純に自分以外に話し相手がいないため、集中力や心のバランスを保ったりするために独り言が出てしまうのだと思います。


サッカーは、試合中同じフィールドで声を掛け合う仲間が多くいたり、ハーフタイムだけでなく試合中もピッチ外からの客観的なコーチングが得られたり、そういった色々な「声」が重要な役割を果たすスポーツなんだと感じていました。チームスポーツだから当たり前だしサッカーってそういうものだからと言われてしまえばそれまでですが、楽しさを含むポジディブな感情、反対にネガティブな感情、それから自分の意図・思考を共有できる人が自分以外にいる(特にゲーム中)ことは当たり前ではなく特別であると私は感じます。なので田邊くんのブログには勝手に共感してました。


そして、引退してから楽しいなと思いながらテニスができるようになった(遅い)私にとっては、
自分たちはサッカーが好き、サッカーが楽しいということを感じながらプレーしていることがシンプルにすごいと思うし、そのような環境にいれたことは本当に幸せだったと思います。


なんだかマネージャーなのにマネージャーらしいこと書いてないですが笑

でも、皆が楽しそうにサッカーしててすごいなあと感じたのも、チームスポーツ(というかサッカー)の醍醐味を自分なりに得ることができたのもマネージャーとしてこの東北大サッカー部に入り、近くで皆を見ていたからだと思うし、皆さんのおかげだと思っています。

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私の祖父、父、兄、いとこたちは皆サッカーをしてきており、小学生くらいまでは兄と遊ぶとしたら外でも家の中でもサッカーをすることが本当に多かったです。何だかんだ楽しんでやってましたが、別のことをやりたくても「これ(サッカー)やったら別ので遊んであげる」と言われてたような気がします笑
小学生の頃は兄のサッカースクールについていくため友達と遊ぶのを我慢することも多々あったり、週末は雨の日も雪の日も兄の試合かベガルタの試合観戦。
TVでサッカーの試合があれば見たい番組は見れない、、、

サッカーの供給過多で、好きになるどころか正直サッカーは「自分の自由な時間を奪うもの」という認識でしかなく(ごめんなさい)、

そんな私がサッカー部を選び、TVでやってる試合も自分から見るようになるとは…昔の自分に言っても全然信じてくれないでしょう。ほんとうに。



マネージャーという選択もサッカー部という選択も自分にとっては大きな挑戦でした。マネージャーとしてはもっと自分にはやれることがあったはずだなという後悔や反省は大いにあります。ですが、この挑戦で得られたことは沢山あり、結果としてサッカー部のマネージャーとなったことは正解で、最後までやり遂げてよかったと心から思います。

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この4年間で経験したことや思ったことは本当に色々ありますが、やはり一番は感謝の気持ちが大きいので、これまで関わってくれた皆さんに謝辞を述べさせてください!!


まず、先輩方
ご飯や飲みに沢山連れてってくれたこと、くだらない話(面白い話)だけでなく、まだまだペーペーだった私にもサッカーだったり部活の話を真剣にしてくれたこと、
反対に、私の話も真剣に聞いてくれ(言わないでって言っても漏洩されることは結構ありましたが)、何かと気にかけてもらったこと、先輩方の何気ない言動に救われたことが沢山ありました。

これまで関わった先輩方のおかげで今の私がいると言っても過言ではないくらい本当にお世話になりました!!


後輩の皆へ
入ってくる後輩が年々頼もしく感じます。後輩ではあるけど皆すごく頼りになるし、、沢山助けてもらいました。
これからきっと各々に大変なことや迷うことがあるかもしれないけど、一人で考えずに周りの仲間や先輩たちを存分に頼ってほしいです(サッカー以外のことでも)。自分が思っている以上に、親身になってくれる人はいます。何年生になっても、どのポストになっても、自分にしかできないことがそれぞれにあるはずです。どうかできるだけ後悔のないように頑張ってください!!応援してます!

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マネージャーの皆へ
私は優柔不断で自分の決断に自信がないのと、抜けてることもわりと多いので皆に色々と助けてもらってここまできました。

入った経緯は違えど、チームを思う気持ちは同じだと思うので、何か思うところがあったらお互いに話して、より良い部活動にしていって欲しいと思います。あるか分からないけれど悩み相談はいつでもお待ちしてます📞
楽しんで、これからも続けていってくれたら嬉しいです!!本当にありがとう!!


同期のみんな
これまで本当にお疲れ様でした。特に何にとかはよく分からないですけど、皆にはとても感謝しています。

この学年は自分勝手な人が多いらしいですが(笑)、それを置いといて個人的にこの学年の好きなところを挙げると、お互いの立場や性格の違いを理解して尊重し合える大人なところとか、でも譲れない部分もある仲間思いでアツいところとか、言うときは変にオブラートに包まずにハッキリ言うところです。
綾介も言ってましたが、総じて最高でした。どうかこれからも仲良くしてください。社会人になっても集まろう!!

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最後になりますが

丁度2年前の今頃から、Twitterのフォロワーは227人、インスタのフォロワーは378人増えています。2つのSNS合わせると単純計算でフォロワーが605増えているということになります。これを多いと思うか、少ないと思うかは人それぞれだと思いますが、毎年入ってくる新入部員を加味しても東北大サッカー部を応援してくれている人たちは確実に増えています。


たぶん何回か言ってますが、私のモチベーションは皆の頑張る姿でした。

自分の頑張りがチーム内外かかわらず誰かの原動力になっていることを忘れずに、応援してくれる人がいることを忘れずに、これからも目標に向かって頑張って欲しいと思っています。

私もずっと応援し続けます!


4年間本当にありがとうございました。
では、また会いましょう!!


4年 伊藤 真亜沙


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