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遺言ブログ#11 努力は報われない

おはようございますこんにちはこんばんは!!
好きなイベントはクリスマス、文学部日本語教育学専修の海藤麻穂です。
今日はクリスマスイブですね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?私はMー1が楽しみだなと思いつつこちらのブログを書いております。

部活を引退してからは、圧倒的に土日の予定が空くようになりました。最近は卒論で精一杯ですね。私も柴田君と同様に深夜の川内南キャンパスを照らす光の一つです。相変わらずハードスケジュールでお送りしております。

今回は、私の4年間を振り返りつつ、東北大サッカー部に入って思ったことを書いていきます。タイトルに引っかかる方もいるかと思いますが、ちゃんと後の方で触れますので、お付き合いください。


1年目。コロナで9月に仙台に来た私は、偶然バイト先にいた先輩に声をかけてもらい、サッカー部の見学に行きました。女子校出身だった私にとって50人近く男性がいる環境に怯えつつ当時の私の金髪で選手を怯えさせつつ、「このままでは知り合いを作れないな」と思い、学友会に入ることにしました。コロナで活動が例年通りにいかないこと、そもそも自分がサッカーはおろか運動すらしたことがないため、「そもそもどうしたら選手と会話ができるだろうか」と色々考えていました。

2年目。例年通りの活動ができないながらも「選手のことを知るためには一緒の時間をより多く過ごすしかない」と思い、とにかく部活に入りまくることに。夏休みは人がいないときは午前練午後練両方入ったこともありました。だんだんと業務連絡以外でも同期と話すことができるようになりました。ですが、まだ同期みんなとは仲良くなれていないことやMGとして自分にできることがあまりにも微力すぎて「自分いる意味ある?」と思うことも増えてきました。評定からの帰り道にM本君とK地君に「お疲れ」と言ったら「….スッ」だけ言われたことは今でも覚えています。まだまだ自分は同期に信頼されていないんだなあと思いました。

3年目。ありがたいことに広報班長に任命していただき、SNS関連で新しいことを始めてみました。テンプレ、オフショット企画を始め、SNSマーケティングを学んでみたりとフォロワー1000人という勝手な目標を達成するために試行錯誤してみた時です。選手から「広報いいね」と言ってもらえたときは自分の存在意義を実感することができたし、もっとこの人たちのために頑張りたいなと思いました。あとはこの時期から試合に帯同する回数も増えたので、サッカーについてもたくさん知る機会が増えました。選手が分析の時間で話していることや普段の会話で話しているサッカー用語を調べてまとめたりしていました。選手とサッカーの話をしたいわけではないけど、選手の話を聞いて理解できるくらいは、と思っていました。

4年目。班長を後輩に引継ぎ、「遺す」をモットーに過ごしていました。広報のことはもちろん、これまで口頭で伝えられていたMGの仕事だったり試合時の動きを文字にして残すことで、少しでもMG全員のできることが一致して欲しい、みんなが選手が心から頼れるMGになって欲しいと思っていました。あとは念願のインスタフォロワー1000人を達成することができて、個人的には数字でも自分の存在意義を残すことができたなと思っています。他にもサッカーの試合をワクワクしながら見ることができるようになりました。試合時の動きに慣れて緊張することが減ったからでしょうか。ベンチや観客席で選手と一緒に喜んだり惜しいな〜って気持ちで試合を見ていました。


こんなところでしょうか。少し長くなりましたね。次にサッカー部に入って感じたことをお話しさせてください。

タイトルの通り、「努力は報われない」と思うことがいくつかありました。自分としては2023年の3月までフォロワーを達成できないことや最後まで選手に練習メニューの準備をお願いしてしまったこと(本当は用具の準備からマーカーを全部置くところまで自分でできるようになりたかった)、あとは選手たちはこんなにも練習して努力しているのに上位チームに勝つことが難しいこと。「努力は必ず報われる」なんて言葉がありますが、私はこれを信じていませんし、期限が決まっている大学サッカーに関しては報われないことの方が多いのでは?とも思っています。
でも努力して、明らかに私の人生は面白いものになりました。こんなに他人のことで頑張ろうと思ったことはないしチームのことを考えているときはワクワクしている気持ちの方が大きかったです。自分って意外と裏方も好きなんだなと新たな自分を見つけました。努力している時ってしんどいことが多いですけど、振り返ると自分の人生がめっちゃ面白くなっているし、一生の宝になっていると思いますよ。「努力は報われないけど、人生を面白くする」。人生に面白さを求めている自分にとってはこちらの方が性に合っているかと思いました。


相変わらず話が長いですね。最後に各方面へのメッセージを書きます。

家族へ。いきなりブログを送ってすいません。ずっと黙っていましたが、まほは大学でこんなことをしていました。4年間の振り返りをわざわざ書いたのも海藤家に知って欲しかったからです。このまま言わないでおくこともできたけど、自分の人生にとって大きな出来事をなかったことにはしたくなかったので、今言いました。海藤家の末っ子はこんなにも尊敬できる人たちに囲まれて過ごしていました。

先輩後輩のみなさん。学年を超えて仲良くしていただいてありがとうございました。所属関係なく、みなさんは私にとって尊敬できるみなさんです。

MGの後輩のみんな。私の勝手な色々に付き合ってくれてありがとう。代替わりミーティングで「部活の中での存在意義を確立して欲しい」と話しました。こんなにも大所帯で学生主体だと選手たちだけで全てできてしまうんですよね。自分たちがMGとしてここにいる理由はなんでしょうか?自分がいないとできないことってなんでしょうか?自分の存在意義を見つけることで部活へのモチベーションも上がるし、充実した時間になります。引退するときに「自分の存在意義は〇〇だった」と言えるような時間を過ごしてね。

同期のみんな。部活中もプライベートでも仲が良くて、お酒を飲むとサッカーの話を始めて、授業やバイトも頑張れて、そんな同期がわたしは大好きです。いつも君たちの頑張る姿を見て刺激をもらっています。みんなが同期でよかったと本当に思っているし、このご縁は一生続くんだろうなと思います。私を受け入れてくれてありがとう。

まなみさん。最後まで一緒にマネを続けてくれてありがとう。部活だけじゃなくて授業や留学も全て頑張れるバイタリティには自分に近いものを感じています。だけど思考は違うところも多くて私にとっていい刺激をたくさんくれる存在です。お互い相変わらず多忙だけど、これからも定期的に会おうね。まずはC0マネ会卒業旅行編、やろうね。

最後となりますが、東北大サッカー部での活動を通して出会ってくださった全ての方に感謝しております。私とのご縁をありがとうございました。私の人生にとって、ここでの時間は一生の宝物です。
これからの東北大サッカー部の活躍を楽しみにしています。ぜひ、全国の景色を見せてください。

またどこかで。

東北大学文学部日本語教育学専修4年 海藤麻穂


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