遺言ブログ #11 サッカーを通して学んだもの
みなさん、こんにちは!
工学部材料科学総合学科の細野賢人です。
部活を引退して早1か月。研究室でパソコンの前にいるとみるみるうちに太ももがやせてしまう。これではいかんと、体を動かそうと、久しぶりに走ってみると2キロ走っただけで足が筋肉痛。もやしみたいな足にはならないようにしたいです。
さておき、自分はずっとBチームにいたので、主にBチームの選手のみなさんに向けてということになります。
まず、大学サッカー人生をざっと振り返ってみたいと思います。
自分は大学2年生のときに、サッカー部に入部しました。なぜかというと、高校時代本当にやりたかったサッカーをせず別の部活に入ったため、もう一度サッカーをしたいと感じていたからです。大学に入学して、大学1年のときは、どうせプレーしても通用するわけない、始めるのが遅いと考え入ろうとも思いませんでした。なので、フットサルサークルに入ったりしてボールを蹴っていましたが、適当に集まっては適当に蹴って終わる感じがあまり楽しめませんでした(サークルを悪く言ってるわけでは全くありません)。
そんなこんなで、もう一度サッカーを楽しもうと、2年生から入ることを決心しました。2年生になって、練習に参加しはじめたものの古傷が再発、1年間何もできずに終わってしまいました。出た練習でも、周りの人に迷惑になるようなプレーを連発(ロングキックからのヘディングの練習の際は特に申し訳ございませんでした。)して、練習で周りの迷惑になるのが恐怖で仕方なかったのを覚えています。
3年生になって、2年生で怪我しまっくていて実戦形式を全くしなかったため、最初の紅白戦でどうしようもないプレーに終始。周りとの圧倒的な実力差から、いくら努力しても公式戦に出れることはないだろうなと感じました。絶対に無理だろうなと感じたため、サッカーを頑張る意味がよく分からなくなりました。試合に出れないのに、サッカーの練習に行く意味は何なのだろうか。練習に行くのが苦痛でした。やる気ないならやめちまえ!と思われるでしょうが、途中で入って途中でやめることはかっこ悪すぎて、できませんでした。
こうして、4年生のときは、サッカーを続ける理由が他者との勝負で勝てないのならせめて自分には負けないようにしようということで、毎日の練習や試合に取り組みました。練習試合や練習で4年生ただ一人(実力主義なので当たり前)で虚しくても逃げずに頑張る。結果はどうあれ、個人的には満足しています。
長々と書きましたが、結局何が言いたかったかというと、
不可能だと思っても少し努力してみると良い方向に状況が変わることがあると信じることです。
自分の場合は、無理だと感じたものに努力できなかった弱さがあったので、Bチームで毎日練習に来て上手くなろうとしている姿を見て本当にすごいなと感じています。応援しています。
今までを振り返ってきて、茂野君が言っているように出会った縁を大切にすべきだとも思います。自分はサッカーをする意味を見失っていた時、周りが見えずサッカー部自体をないがしろにしていた時がありました。なので、自分が良くない状況にいると感じても投げやりになるのではなく、周りにいる人を大切にしてチームにどう貢献できるか考えてほしいなと思います。
最後に、自分のサッカー人生に関わってくれた先輩、同期、後輩すべてのみなさんありがとうございました。特に同期は、途中で練習に来なくなったりしてなんだあいつとなったと思いますが、仲良くしてくれて感謝しかないです。
以上で、遺言ブログを終わりにしたいと思います。
お付き合いいただきありがとうございました。
工学部 材料科学総合学科 4年 細野 賢人