NO MORE MUSIC
人並に、音楽が好きだ。
語れるほど深くもないし、広くもないけれど。
好きなグループの新譜を聴きたいし、流行りの曲もたまには聴きたい。あのアーティストがおすすめしていたあの曲も聴きたいし、ずっと好きな曲は何回でも聴きたい。
観たいテレビも沢山あるし聞きたいラジオもある
少なくともテレビと音楽は平行できないし
テレビを見ながら出来る動作も限られる。
ラジオを聞きながら音楽は聴けないし
ラジオを聞きながらできる作業もまた縛りがある
録画を溜めると容量が無くなっていくし、ネットニュースでネタバレされてしまうかもしれない。
radikoには期限があるので一週間以内に聞かなければ。
あ、新しいMVが公開された。この動画も観たいな。。。
嗚呼。音楽の優先度がどんどんさがっていく。
優先度を下げているのは紛れもない私自身なのだが、、、
いつでも変わらずこの先もずっとそこにいてくれるという慢心から
期限付きのものを先にしてしまうのは、みんな経験があるのではないだろうか、、、(共感を求め言い訳を正当化してはいけないよわたし)
通学という音楽を聴くための大切な時間
私は、歩きながら聴く音楽と電車の中で聴く音楽がとても好きだった。
一番好きなのは通学中の音楽。
なにも考えずに乗り換えできるので最高に音に集中できる。
radiko と違って電池も通信料も食わないし
リモートになったおかげで、それらの時間が失われてしまった。
音楽を聴くための時間
惰眠をむさぼり、時間を溶かし続けているくせに、
音楽に時間を使うということが難しい。
新しいCDを買った時か、よほど心を癒したい時しか、
音楽を聴くだけの時間はないような気がする。
至高の時間はレコードを聴くとき、そんな大人になりたい
今まで私は苦痛な時間を少しでもマシにしたい一心で勉強中は音楽をガンガンに流していた。
でも気づいてしまった。というか、目を背けていたが気づいていた。
やっつけのレポートならまだしも、暗記や教科書を読むのに音楽を聴いていてはいけないことを。どう考えても音楽を止めて勉強を片付けて、その後ゆっくり聴くほうが結果的に効率がいい。
そうやって生み出された時間は、また他の娯楽に消化されていくのだけれど。
こんな怠惰な人間の記事の後におすすめされたら音楽を本当に好きな彼らは嫌な気分になるかもしれない、、、と。怯えながらリンクを貼ります。本人に伝わるごく僅かな可能性より、この記事で曲を聴いてもらえる可能性のほうが格段に高いので。OKAMOTO'S 『NO MORE MUSIC』https://www.youtube.com/watch?v=tGgRC0gat4A