姫路っ子の定番。さあ、有名食パンに乗せて焼こうじゃないか。
わたしがはじめてアーモンドバターを見たのはテレビ番組でした。
兵庫県の広さゆえなのか、神戸と太平洋沿岸繋がりな姫路の喫茶の定番であることは初耳。広さのせいにしたのは申し訳ないけどできれば姫路の皆さんもこういうことはできるだけ神戸の住人にもお知らせ願いたい。
《アーモンドバター》の存在を知り、すぐに姫路っ子に確認すると
「モーニングに限らずトーストの選択肢としてアーモンドバターはどこにでもあるものだと思ってた。神戸はないんか?」
えー、そうだな。あったとしても、そんなに目立つ存在ではない。
まず神戸のカフェ文化はあまりモーニング推しではないし、トーストのバラエティをそこまで望まれていないような気がする。
個人的にはパンはバターで食べたい。
甘くしたりチーズで美味しくしたりすることに徹底して反対してきたわたしとしては、すこしためらいがあった。でも、アーモンドバターは「バター」だから、これを知らずにバターを語ることは、西日本を代表したい勢いでバターを愛してる自分的に許せない。
思ってるよりも山盛りのアーモンドバターを乗せる。
思ってるよりも火力強めでトーストする。
そうすると、思ったよりも甘ったるくない新しいトーストタイムが生まれた。
姫路っ子の定番。
食パンブームの今だからこそ、新しい食べ方というのも広まるべきかもしれない。
さあ、有名食パンに乗せて焼こうじゃないか。