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スラム撲滅を目指すNFTプロジェクト
NFTってなぁに?
簡単に言ってしまえば暗号通貨で買えるデジタルデータのことです。
ブロックチェーン上にあるデジタルグラフィック、音楽、メタバース上の土地等を暗号通貨で売買しているのがNFTの世界です。
難しい、よくわからない、と思っている方も多いことでしょう。
今回は難しい技術的なお話は置いておいて、こんな素晴らしい世界もあるんだよってお話をしたいと思います。
NFTのメリット
やはり大切なのは、クリエイターに利益が入り続けることだと思います。1番最初に販売した時はもちろんその売上がマーケットの手数料を引いて手に入りますが、二次流通以降もだいたい取引価格の7%~10%がクリエイターに入ります。
これは今までのアートではなかった画期的な仕組みです。
この大きなメリットがあるだけで、クリエイターさんはNFTを作る意味があると私は考えます。
マネーゲームじゃないNFT
とは言え、NFTを少しだけ知っている人は、いいイメージがないかもしれません。ドット絵を投機的に売買しているイメージはないでしょうか。私も自分でNFTを始める前はそうでした。
実際、自分でNFTを売買してみると、確かに投機的な部分は感じましたが、ドット絵だったアートは可愛いイラスト等が増えており、レベルの高い現代アートや3Dのものも増えていました。マネーゲームではなく、クリエイターさんを本当に応援している方も多くいます。ピクシブだとなげ銭できないけど、NFTならできる。そんな感覚でしょうか。
またNFTのホルダーに向けて、無料で追加のNFTを配布したり様々な権利を付与する大きなプロジェクトが今はとても人気です。ロードマップを各プロジェクトが掲げてNFTのコレクターにアピールをしています。どのプロジェクトに投資しようか、そういう視点でNFTを購入していくのは、クラウドファンディングにも似ているのではないでしょうか。
そして、メタバース用のアバターの配布等をユーティリティに掲げるプロジェクトが多い中、収益を分配するプロジェクトや、収益の一部を寄付にまわすプロジェクトも多く出てきました。
MAGO Mint
そんなNFTプロジェクトの中でも今回ご紹介したいのは、MAGO Mintというプロジェクトです。
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こちらは美術家の長坂真護さんのプロジェクトです。
彼はアートの売上でガーナのスラム街へガスマスクをプレゼントしたり、美術館を作ったり、様々な活動をされています。その活動はドキュメンタリー映画にもなるほど。
そんな彼が初めて今回NFTに挑戦します。
真護さんも最初はNFTに良いイメージがなかったそうです。そんな彼がなぜNFTを作るのか、その思いもこのプロジェクトのオフィシャルツイッターで動画公開されています。
スラム撲滅へ向けて
8月20日に先行発売されるこのNFTは彼の活動に共感し、応援するNFTコレクターがホルダーになることでしょう。プロジェクトのディスコード内では、発売前から、本当に世界をよくするサスティナブルな取り組みは何かを考えたり、関連する事業や製品の情報交換もしています。
彼の活動に賛同する輪がどんどん広がっていき、NFTを購入することで大きな支援金が集まったら、スラムは撲滅できる。壮大すぎて無理だと一蹴されてしまいそうな夢に向かって、真護さんと共に真剣に日々考えようとしています。
真護さんの強い意志と大きな夢は投機的だったNFTの世界を大きく変えるものだと思います。そしてNFTを購入することで世界を良くするお手伝いになるとしたら、素敵なことだと思いませんか?
今までのNFTが嫌いだった人にこそ知ってもらいたい、そしてまだNFTを知らない人にも知ってもらいたい。もし、少しでも興味を持っていただけたら、是非Discordコミュニティを覗いてみてください。