第16回 #俺達の少女A 瀬名詩織音源制作にあたって
皆さんこんにちわ。アイドルマスターシンデレラガールズの瀬名詩織、というアイドルの担当Pをしているまーくと申します。
このたび、「第16回 俺達の少女A」というアイドルプレゼン企画に応募し、採用いただくことができました。なにぶん初めての経験で、投稿文章の構成も音源の録音も、なにもかもが「もう少しこうしておけば良かった…!」という課題ばかりでしたので、これもよい機会だと考え、音源制作の背景やきっかけ、そして「瀬名詩織」というアイドルにかけた想いなどを備忘として残しておこうと考えました。
テーマは、「瀬名詩織の魅力を、「瀬名詩織に似たあなた」に届けること」
お聞きいただいた方、音源を聞いて投票いただいた方、瀬名詩織というアイドルと向き合うきっかけをいただいた運営のよしひこさん、コメントくださった大作さん・あいうえおさん本当にありがとうございました。
0.投稿前のドタバタ劇
音源投稿のきっかけを語る前に、投稿音源の詳細について少し。
音源ですが、実をいうと締め切りの30分前に完成したものでした。副業後、急いで文章を書き、家族の眼を盗んでiPhoneの録音機能を使って録音したものです。嚙んだらやり直し…時間超過したら文章校正をやり直し…を繰り返して録音し、完成したのは締め切りの30分前。急いで投稿用の画像を作り、メールで運営さんに送信…というのが音源投稿の実態でした。他の方が投稿した音源を聞いて勉強したり、音楽やネタとなるような工夫など一切なく、「瀬名詩織への思いの丈をすべてぶっちゃける」という一点に賭けた構成になったのはそういうドタバタ劇が背景にありました。
(他の方の投稿はやっぱりすご!!と、投稿後ひとしきり凹みました…)
では、なぜこんなバタバタ劇になったのでしょうか?
1.音源投稿のきっかけ
毎週末、友人たちとシンデレラガールズについて語り合うdiscord会がありまして、そこで毎週のように「瀬名詩織」の魅力について深堀りしていたところ、友人から「せっかくだから”俺達の少女A”に投稿したら?」と勧められたことがきっかけです。ですが、最初は色々と理由をつけて断っていました。録音環境が整っていないとか、仕事があるからとか、まだ早い…とか。今の生活を変えてまでは…と考えていました。
ですが、俺達の少女Aの投稿締め切りの前日である4月27日、副業後に瀬名詩織のダイマ資料を作成しているとき、ふと「瀬名詩織」のストーリーに関する疑問がわいてきて、そこを深堀りしたことが決め手となって、締め切りの前日ですが投稿を決めました。
キーワードは、「帰る場所がある、あなたの物語」でした。
2.「帰る場所がある、あなたの物語」
瀬名詩織は優しく、アイドルの自分を支えてくれるファンやプロデューサーの支えになりたい、という想いを抱えています。でも、「厳しいアイドル業界で、なおアイドルであり続けたい」という明確な意思がないようにも思えます。それは、「帽子で他人の視線を遮る」=「自分の気持ちを表現するのが苦手」という彼女の弱さを背景にしているのではないかと考えたのです。
瀬名詩織をプロデュースするたびに、海に向ける儚げな横顔を見るたびに感じていた不安は、「この人は、アイドルであり続けることを希望するのだろうか? もし、彼女に試練が訪れたときに、彼女は海に帰ってしまうのではないか?」というものだと気が付きました。
「帰る場所がある」という幸せは、一方で人を臆病にさせます。
優しく、居心地のよい世界は、新しいことにチャレンジする前に、自分の可能性の芽を摘んでしまうことがあります。
伝えたい想いはあるのに、新しい世界よりも、居心地のよい世界を壊してしまうかも…と可能性をつぶしてしまう。もっと自分に正直になればいいのに、帰る場所があなたの世界を小さくしてしまう…。
瀬名詩織は、自分に似ている。
そう思いました。
3.自分と似たあなたへ
瀬名詩織は、自分と似ている。
そう思うと同時に、「いつか、彼女は泡になって消えてしまう」という恐怖を覚えました。ゲームのなかの話なのに何を言ってるんだ、と笑われそうですが、本当に怖くなりました。
瀬名詩織を泡にさせないために、なんとかして瀬名詩織の本音を引き出してあげたい、そうすれば彼女の可能性はもっと広がり、さらに魅力的になる。
ではどうすればいいか?
そう考えたとき、「彼女の魅力をもっと多くの人に知ってもらい、皆さんの力をお借りして彼女の新しい物語を引き出してあげよう」と決意しました。
次の瞬間、私は「俺達の少女A」のレギュレーションを確認していました。
自分の想いを伝えるのが苦手だとか言ってられない。
瀬名詩織の魅力を引き出すため、まずは自分が行動しようと考えたのです。
4.波よ、彼女の歌を聞いてくれ
幸いなことに、音源を聞いていただいた方から、「熱い思いが溢れていてよかった」という前向きなご意見をいただけました。自分から行動することによって、瀬名詩織の魅力が多くの方に伝わったのではないか、とすごくうれしく思いました。ありがとうございました。
そして多分、私自身の世界も少し広がったんじゃないかな?と思います。
・・・そうなると、欲が出てくるのが人間ですね(笑
音源のなかでもお伝えしましたが、私は瀬名詩織さんが大きな舞台に立って歌を披露するとき、サイリウムの波をもって彼女を迎えたいと思います。彼女の晴れ舞台ですが、たぶん、どこかのタイミングで観客席を見て、泣くんだろうなな…と思います。
ていうか泣きたいです。
泣かせてください! 一緒に泣きましょう!!
上の画像が、いつか、私が見たい光景です。
そして。
新しい海を見る、瀬名詩織さんの笑顔を見たいです。
5.最後に
第10回シンデレラガール総選挙、第2回ボイスアイドルオーディションもそろそろ終わりを迎えようとしています。結果がどうあれ、このコンテンツに参加された方がみんな笑顔で、来週の月曜を迎えることができればいいな、と思っています。
最後に、思いの丈をぶっちゃけるのが私のスタイルなのでぶっちゃけます。
あー、アイマス最高!!!!!!!
ここまで読んでいただきありがとうございました。