癒されパズルゲー CARTO
サマーセールでかわいさにやられて何も考えずにポチったこちら。
ごく控えめに言って大ヒットでした個人的に。かわいい。もうほんまかわいい。かわいいんじゃ。かわいい。日本語もよい。8月2日(日本時間では3日にかかるかも)までなんちゃらいうセールで3割引だそうなので興味が出た方はぜひぜひ。
CARTOはこんなゲーム
探検家らしき祖母と一緒に飛行艇で空の旅を楽しむ主人公のカート。おばあちゃんが地図の断片をつなぎ合わせると、窓の下の地形がその通りに動くことに大興奮です。好奇心旺盛なカートは、おばあちゃんの目を盗んで嵐の地図と飛行艇の地図をくっつけてみました。すると、飛行艇はみるみる嵐に飲み込まれ、それに気付いたおばあちゃんが伸ばした手もむなしく、カートと地図の断片は、飛行艇の外に投げ出されてしまうのでした。小さな島で目を覚ました彼女は、地図の断片を拾い集めながらおばあちゃんの手がかりを探します。カートはおばあちゃんと無事再会できるでしょうか。
地図の断片を探し、マップ画面で回したりくっつけたりして世界を広げながら探検するパズルアドベンチャーです。難易度的にはどうなのかな。何度かどうするんだろ?って悩みはしたものの、それとなく上手にヒントを出してくれていて、攻略サイトを見ることなくクリアできたので、それほど厳しい難易度ではないと思います。でも各ワールドに用意されているシークレットはまだコンプしてないんで、ヌルゲーというわけでもないほどよい感じだと思います。
CARTO、ここがいい
・みんないい人。みんなかわいい。ヌクモリティしかない。
意地悪な人とか一人も出てこないの。みんなかわいくてポジティブでいい人でしあわせな世界なの。
まったく悲観してなくて笑ったはぐれた直後のおばあちゃんの手紙
(未プレイの方向けにネタバレ回避の英語表示です)
厳しい自然条件や何かで決してゆるくない生活をしてる人たちなのに、みんなそこの厳しさを受け入れた上で、なんか上手にしあわせに暮らしてるのが本当にすてきな世界。
めっちゃ歓待されるカートちゃんの図
一つワールドをクリアするたびにここに住みたくなるぐらい、ネガティブな要素が何もなくてすごかった。ここまでほんわかしてるのに嫌味がないの。このひねくれものが難癖付けられない嫌味のなさ、ステキすぎる。
ゲーム中に何度か、ロア図書館のような建物が出てくるんですけど、そこにその土地の風習の意味が書いてあったりするんですね。それが単にきれいきれいなお話ではないところが、きっとこの嫌味のなさを生み出しているんだなって思いました。ここまでグラフィックと世界観がびったり一致してほんわかしてるの、初めて見たかもしれん。すき。
・カートちゃんのセリフ
カートちゃんはごく一部の例外を除いて、表情と顔文字だけでしゃべります。それが本当にプレイヤーの邪魔をしなくて尊い。
どんなゲームでも、おれの主人公はそんなこと言わねえ!!!みたいな選択肢って時々あるじゃないですか。カートちゃんの感情だけがわかって具体的な言葉はないこの方式だと、その苛立ちが皆無なので大変快適でした。だからといって他のゲーム全部こうして良くなるかというとそんなことはありませんで、このゲームに関しては大正解!というお気持ち。
この青い髪の女の子との友情ストーリーも大変ハートウォーミングヌクモリティ満載パートで癒されパワーしかなかった。
・動物全員かわいいもう無理尊い
かわいい
かわいい
ヤバいもう無理尊い
語彙力が枯渇するかわいさ。かわいい。他にも色々出てくるけど全部かわいいもう無理。かわいい。
・思っていたよりボリュームがある
いやじゃクリアしたくないんじゃと少々ウダウダしつつ、それでもこういうパズルゲーは大抵数時間で終わってしまうのだと思っていたわりに、9時間(シークレットは1個しか見つけていないザル探索)かかりました。それに、大抵もう島と森と草原と砂漠出てきたら次ぐらいで終わりっしょみたいな予想を裏切って、ステージもバリエーションがあって、丁寧な作りだったことも好感度高かったです。
まとめ
・残念なところは皆無だ
・これで今なら1435円OSTつけても2155円黙ってポチっておけ
・不安な方にはデモ版もあります
・昨今のあれで蓄積した心のデバフが猛烈に解除
・小学生にも全力でおすすめできる平和み
・地図をつぎはぎするのが純粋に楽しい。方向音痴だけど
・そして地図パズルに正解した時のカタルシスがうれしい
・日本語がよい。台湾製とあとで知って納得した。
・かわいいものが好きならマストバイ
いやこれは本当によかった。小品だけど良ゲー。本当によいゲーム。
Sunhead Gamesさんありがとう次回作も楽しみにしています。