32.庭について思うこと
自宅に庭は欲しいですか？それとも要らない？
夏に雑草と戦ったり、植木の手入れをしている母を見ていたので（私は気が向いた、たま〜にしか参戦してません･･･）
庭の手入れなんてとんでもないッ！
必要最小限か、何ならなくてもいい！
っていうくらい、庭不要派でした。
■庭って必要？？
でも、家づくりの勉強をしていくうちに、緑があることで内と外が繋がって、気持ち良く暮らせるんだな〜ということが分かりました。
それにそれまでは、自然が身近にあるのが当たり前で、自然が残っている土地だからこそ、その有り難みに気付かなかったんだな、と。
周りが無機質なものばかりだったら、きっと耐えられんかった･･･
今は雑木林の中に住みたいとさえ思ってます（管理出来んけど笑）
植物がひとつもない家が近所にも数軒ありますが、殺風景だし温かみがない。
都会の狭小地なら庭を作るのも苦労しますが、それでも一本でも木を植えることを推奨している建築家の方もいます。
せっかく土地があるのに、木はおろか花もなく、コンクリートや砂利だけのお庭は寂しいものですね･･･
それに夏の陽射しの照り返しもすごいだろうと思います。
木が一本あるだけでも木陰ができるし、涼しい風を運んでくれるのに勿体ない限りです。
管理するのが大変というのは分かりますが･･･
■庭に求めること
まぁ、人の家のことを言ってもしょうがないので、自庭は自己管理できる程度に自然を取り込もうと思っています。
自分の力量は分かっています。
ズボラの面倒くさがりなので、こまめな手入れが必要な植物はアウト。
ですので、
⚫︎手入れせず勝手に咲いてくれる花（最高〜！）
⚫︎害虫があまりつかない
⚫︎雑草が生えにくい庭づくり（生えてもいっか笑）
⚫︎大きくなりすぎない木
⚫︎ほどほどの庭面積
という辺りをまずは目指そうと思っています。
母もそういう植物を中心に育てていて、ウチの土地に合っているのか、ローズマリー、ラベンダー、タイム、ミント、クリスマスローズ、二輪草、スイセンあたりは、大して世話もせず勝手に毎年咲いてくれています。
■グランドカバー
その辺りで庭を埋めつつ、あとはグランドカバーに『クラピア』を考え中。
参考：出光テクノマルシェ
クラピアは在来種であるイワダレソウを改良し、新たに品種登録されたもの。
地元・宇都宮大学の故倉持仁志先生が10余年の歳月をかけ、品種改良して創り出した緑化植物だそうです。
⚫︎地面を這うように早く広がる
⚫︎踏んでも大丈夫（むしろ踏めば葉が小さく綺麗になっていく）
⚫︎高い雑草抑制効果
私には打ってつけではないか！
ちょっとお値段張りますが、日々のお手入れを考えたら安いもんよ。
※注意※
クラピアによく似ているのが、『ヒメイワダレソウ（リピア）』です。
これは南米や東南アジア原産の植物で、日本に持ち込まれた『外来種』だそうです。
種をつけるので、種を飛ばして周囲の生態系を崩す恐れがあります。
庭などに植栽すると、隣家に種が飛んで迷惑をかけてしまう可能性があり、農林水産省から『重点対策外来種』に指定されている迷惑植物。
リピアはクラピアと比べて非常に安価で販売されているので、注意が必要です。
■サクラ
やはり憧れは『サクラ』(´∀｀*)
サクラは虫がつきやすいので、管理が大変そうではあるんですが･･･
良いもんです。
そこでいろいろ調べてみた結果、
『オカメザクラ（阿亀桜）』が良さそうかも。
参考：庭木図鑑 植木ぺディア
⚫︎開花時期：2月下旬〜3月上旬ころ（早咲きのサクラの一つ）
⚫︎1947年にカンヒザクラとマメザクラをイギリスで交配して作られたものが逆輸入された
⚫︎花色：紅紫色
⚫︎花形：一重咲き
⚫︎樹高：最大でも3mほどで扱いやすい
私はソメイヨシノや山桜のように淡いピンクではなく、濃いピンクが好きで、花弁も小ぶりなのと、樹高も大きくなりすぎないようなので扱いやすい、という点が良さそう。
他に枝垂れ桜もすごく好きで、あの垂れ模様が何とも優美で、これまたいいですよね〜。
が、枝垂れ桜がどれだけ成長するのか気になるところ。
調べてみるとそこまで大きくならない品種もあるようで･･･
『雨情しだれ桜』というのがちょっと気になる。
参考：公益財団法人日本花の会
⚫︎花色：淡紅色
⚫︎最大樹高：4m
⚫︎花形：八重咲き
これも良さそうだけどあとは手入れがどうかな〜。桜は虫がつきやすいとかもあるから難しいかな〜。
先日ランチしたお店に可愛らしい庭木があったので（オットくんが）調べてみると、『ニワウメ』というらしい。確かに花弁が梅みたい。
参考：庭木図鑑 植木ぺディア
春にはピンクの可愛らしい花をつけて、夏には赤い実をつけて食べられるらしい。
樹高も2mくらいで、比較的放っておいても大丈夫そうな庭木のようです。
そんな花、庭木サイコ〜です♪
まぁ、庭師さんがどう言うかは分かりませんが･･･(・Д・)
既存の庭木もあるので、相談しながら決めていこうと思います。
■ノムラモミジって知ってます？
家づくりをするまで植物にほとんど興味なかったので、自分ちの庭に何があるかなんてほとんど知りませんでした。
土地に生えてる木の中で何を残そうかと相談しているときに、母がその紅葉について話したら、飯田さんがノムラモミジだと教えてくれました。
よう知っとるやん！ちょっと見直した笑
一年中葉っぱが赤いモミジで、母曰く、鳥が運んできてくれて勝手に庭に生えていたそうです。
参考：庭木図鑑 植木ぺディア
紅葉が欲しいと思っていた私には、自然界から有難い贈りものを頂きました(*^^*)
■手入れができる範囲で
あんまり大きくなりすぎる木だと手入れできている時はいいですが、いつ何時できなくなるか分かりません･･･
後々、困ることがないように樹高に配慮して植える必要がありますよね。
庭づくりもどんな風に仕上がるのか楽しみです。
コレばっかりはゆっくり育てていくものなのですぐに結果は出ませんが、楽しみの一つとして関わっていこうと思っています(о´∀`о)
家づくりが終わったら暮らしづくりに勤しみたいので、今みたいにグータラしとるヒマはない(･･;)