見出し画像

98.床板貼り開始〈2024年10月12日〜23日〉

我が家は杉板をふんだんに使います。
軒天、外壁材、そしてもちろん室内の床も。

県産材(木材でも石材でもOK)を使用すると使用量に応じて補助金がもらえる制度もあるし、何より地元の良い材が余計な輸送コストを掛けず手に入るのですから、使わない手はないです(*´꒳`*)

◾️床材搬入中〈10月9日〉

雨の中、我が家の床材が搬入されていきます。
どんな材が入ったかあとで現場潜入して見てこよう!笑

材木屋さんが手際良く搬入中

◾️床材も杉

大工さんが帰る前に現場にお邪魔しま〜す。

杉板あった〜♡

これで全部なのかな?
少ないような気もするけど、家の大きさ的にこんなもんなのかも(・・?)←こんなもんでした。
水回りは杉板じゃないし、畳の部屋もあるし。

ウラとオモテ

筋が入っている方がウラ側。
これは木が反れないように予防するものだそうですが、それでも木は生きているので多少の収縮は致し方ないとのこと。

オモテ

見よ!このツヤ感!( ̄^ ̄)
とても美しくてウットリしてしまいました・・・♡

節アリ・ナシが混在していますが、場所によって大工さんが貼り分けてくれます。
個室やWICなどには節アリを、玄関やリビングなど人目に触れる場所には節ナシを選択して貼るつもりだと大工さんが仰ってました。

2種類の長さの杉床板

長い方は4m、短い方は3mの長さ。
部屋によって使い分けるそうですが、我が家の間取り上、4mの方は余って切ることが多いそうな・・・勿体無い気がするけど何でやろ?
何か意図があってのことなのか??
(ありました!大工さんが勘違いしてたそう笑)

まぁ、我が母が『余った床板をウチ(実家)に敷くぞー!!』と意気込んでいるので余るのは大いに結構なのですが(^^;;

◾️杉板効果

そんな実家の床は合板フローリング。
切って捨ててしまう部分の杉板を新居からいただいて敷いてみたところ、足裏温度が全く違う!
倍とまではいかなくても、この時期(外気温が20℃前後の10月)の合板はヒヤッとしますが、杉板はとても暖かくて気持ち良い(*´-`)
ずーっとその場所で足をすりすりしていたい心地良さです!
針葉樹の杉だからこそ、ですね。

余った木をパズルのように組み合わせて、我が母が実家にせっせと敷いております笑

◾️個室に床材貼られました

個室①

節多めの床ですが、家具を置くので半分以上は見えなくなってしまいます。

個室②

こちらはやや節少なめかな?
この部屋もベッドやらで隠れるので気になりません。

個室③

床板を貼るまでは個室③にたくさんの工具やら材料が置いてありましたが、それらを全部、既に床板を貼った他の部屋に避けて貼ってくれています。(もちろんキズがつかないよう養生した上で)
避けるだけでも大変だったろうに・・・(;´д`)

ちゃんと養生してくれています

これを大工さん一人で作業してくれています。
むしろ、一人の方が自分のやりたいようにやれるからいいのかもしれないけど。

◾️リビングダイニングにも

一方、リビングダイニングには節ナシの板を貼ってくれています。家具の下になる所や階段下辺りは節アリのものがくるようにしたり、色味も調整しながら貼ってくれたそうです。(ここに4mの板を長手方向に使用してました)

リビングダイニング

一枚ずつ板の状態や色、節の有無を見て吟味しながら貼るのはさぞ大変だったろうに・・・
何も考えずに貼ってしまえば手間も時間もかからないのに、そうしないのは職人魂なのと我が家を担当してくれている大工さんの気持ちなんでしょうね。

手前の階段部分には節が少々
階段部分には赤色のものを

我が家の階段はストリップ階段なので床板が見えるけど、ここは階段の下になって目に付かない場所なのでちょっと赤色の板を持ってきたそうです。

◾️床板貼り終了!

玄関周囲にも床板が貼られ、奥へ行くほど節が多め。コレももちろん大工さんの配慮。

玄関周囲

寝室は5畳弱の広さで節はあるものの、継ぎ目なく一枚板で貼ってくれています。

継ぎ目なく一枚で。大工さんの足が(笑)

かたや、WICは継ぎ目アリ。家具や服でほとんど気にならないだろうと。

WIC

ちょこちょこ現場に顔出しては仕事の邪魔にならない程度に現場のお話しをするのですが、大工さんが『ここはこんな風にしたんだ』とか話して下さるのを聞くと、『我が家のために!?』と私も嬉しくなり、感謝感激雨霰╰(*´︶`*)╯♡

大工さん、いつもありがとう(*´ω`*)

これにて床板貼りは終了。
キッチンなどの水回りはまた別の材が貼られるので、施工は後ほど。
次は建具の枠の取り付けが始まるらしく、近々部材が届くそうです。


いいなと思ったら応援しよう!