19−1.住宅ローンって分からない!難しい!でもとても大切!
お金、特に住宅ローンって難しい。
固定金利が上がる!っていうニュースで国民をハラハラさせたり、日銀の総裁が変わったり、マイナス金利解除か!?っていうニュースがあったり。
でもそれが住宅ローンにどう関係するの?ってワケワカメですよね(あ、古い?笑)
■住宅ローンお得に借りたい!
住宅ローンって大切だとは思っていても、イマイチ分からないって方、多いのではないでしょうか?
私も初めは本を読んでみたけど、めっちゃ分かりにくい・・・もうちょっと分かりやすく書けんもんか?Σ(-᷅_-᷄๑)
友人・知人、同僚に聞いても『ローンのことは夫に任せきりで』『住宅会社に勧められた銀行で』という人の何て多いことか!!
中にはネット銀行を駆使しているやり手もいましたが笑
まぁ、夫婦のどちらかが分かっていれば良いのでしょうけど、私はヘンタイなんで勉強しましたよ〜_φ(・_・
私も数字が苦手なので、確かに初めは踏み込むのが嫌な分野ではあったんですが、どこでどうやって借りるのが一番お得なのか!?という知りたい欲求の方が勝っておりました。
■怪しさ満点!?『モゲチェック』
ちなみにどうやって勉強したかというと、げげさんの動画で『モゲチェック』というサイトを紹介していたので、まずはそこから見てみました。
詳しいことはそのサイトにアクセスしていただければ分かりますが、必要項目を入力すると、無料で自分に合った銀行を選んで提示してくれるサイトです。
無料って怪しいやん!!って思うかもしれませんが、銀行からお金をもらってサイトの運営をしているそうなので、ユーザーが負担することは一切ありませんし、サイト側から執拗にコンタクトをとられることもないので、気軽に始めても大丈夫です。
むしろ、仮審査の申し込みした結果をサイトに情報提供してギフト券もらったり。
サイト側はその結果を運営に活かせるので、Win-Winってことなんでしょうね。
じゃあそのサイトと繋がっている銀行だけ紹介されるんじゃないの?っていうと、そういうわけでもないんです。
地銀はさすがに紹介されることはないんですが、ほとんどのメガバンクやネット銀行は網羅していて、世帯年収や年齢、借り入れたい金額、購入物件などから借りられる銀行をランキング形式で提示してくれますし、もちろんその他の銀行も検索できます。
どうしても対面申し込みじゃないとムリ!という地銀一筋派には使えないサイトですが、メガバンクでも今はネットで完結できるので、近くに店舗がなくても利用できます。ネットでのローン申し込みに抵抗がない方なら、活用してみても良いと思います。
他には、noteやYouTubeでも発信している『住宅ローンアナリスト塩澤』さんの説明は、とても分かりやすいのでオススメです!
■ネット銀行って大丈夫?
ネット銀行についてはよく耳にはするけどイマイチ分からんし、大丈夫!?って私も最初は思いました。
ですが、塩澤さんの動画を観ていたら、
ネット銀行一択でしょ!というくらい、とにかく金利が安い!
それに団信を付帯したとしても金利が安く、充実しています。
ネット銀行で借入できる対象の人であれば、本当にお得に借りられると思います。
ただ、私のように注文住宅を建てようと思っている方。
ネット銀行によっては『つなぎ融資』がありませんので、ご注意下さい。
■つなぎ融資って何ぞや??
コレもよく分からないもののひとつではないでしょうか。
マンションや中古住宅・建売住宅を購入する方は必要ありません。
注文住宅を建てる方限定で必要なものになります。
そもそも住宅ローンというのは、その物件を購入する時、もしくは竣工時(=建物が全部出来上がった時)に、予め銀行に申し込んでおいた借入金額を、その銀行が住宅・不動産会社に支払います。
そして、私たちはそこから毎月銀行に返済していくわけです。
ですが注文住宅の場合は、土地購入時にもお金が必要ですし、工務店との家づくりであれば、契約時に建設費の1/3(着手金)、中間時に1/3(中間金)、引き渡し時1/3(残金)程度を、支払うように設定されている場合が多いようです。
あれ・・・?と思いますよね。
そうなんです。銀行がお金を支払ってくれるタイミングは竣工時、つまり家が出来上がってから。
じゃあ、土地購入時・契約時・中間時のお金はどうすればいいの?
そこで、竣工までの間に必要なお金も貸してくれるのが『つなぎ融資』という制度です。(銀行によっては『分割実行』とも)
な〜んだ、そうなんだ、良かった!って思うかもしれませんが、銀行も商売です。
建築前の実体のない家にリスクを負って銀行側も貸すわけですから、大概、普通の住宅ローンより金利は高いし、住宅ローン本体とは別の手続きが必要なので、別途手数料も必要になってきます。
でも借りないことには家も建てられないし、金利が高いといっても借りている期間は一年未満がほとんどです。
竣工時につなぎ融資の分もまとめて返済に充てるので、そこまでビックリするような金額にはならないとは思います。
銀行によっては住宅ローンと変わらない金利で貸してくれる場合もありますし、対応はさまざまですので、どれくらいの手数料や金利がかかるのか確認してみてください。
ちなみに資金力のある大手HMであれば、竣工時の一括支払いに対応できる会社もあります。
■変動金利or固定金利?
結局、金利はどっちがいいか悩みませんか?
今後、マイナス金利が解除されたら、やっぱり固定がいいんじゃないか、とかいろいろ考えますよね。
塩澤さんの信者じゃないけど彼の説明を聞く限り、今後も『変動金利一択』です。
もちろん備えは必須なので、低金利で借りられているうちにその分を投資に回して、資産運用しておきます。
新NISAも始まり投資枠も増えたので、稼いでるうちに貯めとかないと!!
■自分たちの生活に合った銀行を
住宅ローンを取り扱っている銀行は、今やネットも含めると本当に多く、各銀行も各種商品を出しています。
それだけ数が多いということは、特に変動金利では銀行間で凌ぎを削っているので、低金利戦争が起こっている状態です。
HMでは連携している銀行を勧められることが多いですが、言われるがままになるのではなく、自分でもきちんと調べること。
あとは勤めている会社によっては、給与振込をしているメインバンクで借りると金利優遇されたりすることもありますので、その辺りも調べてみてください。
一生かけて払っていくお金です。
借りる金額にもよりますが、金利が0.1%違うだけでも返済総額は何十万と変わります。
面倒臭いと思わず、きちんと勉強して自分たちに合った銀行を選んで下さいね。
次回は、団信(団体信用生命保険)について。