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99.硝子作家・栗原志歩さん〈2024年10月19日〉
陶器も好きだけど、ガラスの儚さや繊細さも好きで何人か作家さんのInstagramをフォローしていたら、好きな作家さんの一人が地元のギャラリーで個展を開催するという案内があったので行ってみることにしました。
◾️硝子作家・栗原志歩さん
私が栗原さんを知ったキッカケは何だったのか覚えていないのですが、益子陶器市から始まり、好きな作風の作家さんをフォローしていた時に、栗原さんの作品の美しさに一目惚れ。
ガラス自体好きな素材ですが、栗原さんの作品には気泡が散りばめられていて、水の中にいるような感覚の作品。
私がギャラリーを訪れた日はたまたま栗原さんが在廊している日で、いろいろ作品作りについてお聞きすることができました。
ガラスの作品は見た目は繊細で儚い印象がありますが、作り手にとってはとてもハードなもの。
ガラスの原料となるものを素手で磨くので慣れるまで手を切ってしまったり、一度窯に火を入れると絶やすことなく何ヶ月も焚き続ける必要があるし、何千度という過酷な環境下でガラスを溶かし成形していったりと、出来上がった作品からは想像もつかないような中で作られていました。
陶器と違いガラスは、ひと言で言うと『大変』なので成り手が少ないそうです。
確かにガラス作家さんの数は圧倒的に少ない・・・
大変な割に採算が合わないことも多々あるそうで、そういった点で作品作りを辞めてしまう作家さんも多いのだとか・・・
でもだからこそ、ガラスには作家さんの想いが詰まったロマンのような、陶器とはまた違った魅力を感じるのかもしれませんね。
栗原さんはガラス作家になって20年ほど経過しているそうですが、まだまだ自分の作品に満足することがなく未だに試行錯誤だそうで、『私なんてまだまだです!!』と、こんなステキな作品を作られているというのにずっと謙遜しながら話されていました(´・_・`)
◾️ギャラリーショップ日喩
今回、栗原さんの個展場所となったのが『ギャラリーショップ日喩』さん。
栗原さんをフォローしていたので知ることとなったギャラリーですが、地元にこんなギャラリーがあることをこれまで全く知らなかった・・・
お隣りが珈琲焙煎所なので、作品を見てるとコーヒーのとてもいい香りが漂ってきていました。
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こちらのショップはあまや(栃木県の方言らしく、納屋のこと)を改装したそうで、ただの納屋でもこんな風にしつらえるとなんてステキな空間になるのでしょう!!
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158703529/picture_pc_310d0e455507b0d2e437226b324c2e2f.jpg?width=1200)
グルッと見渡せるくらいの小さな空間なのに、日喩さんの空間づくりが栗原さんの作品を一層際立たせていて、妙に好奇心をくすぐる設え。
一つひとつゆっくり時間をかけて選びたくなる不思議な空間で、気付けば一時間も経っていました。
◾️購入したもの
栗原さんの個展で私が気に入って購入したのが、このまん丸の一輪挿し。
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この丸いフォルムと気泡が可愛らしくて、どんな花を生けようか楽しみです。
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こちらはオットくんが気に入って購入。
同じものが四つほど店内にありましたが、大きさも気泡の入り方も一つひとつ違うので選ぶ楽しみもあり、じっくり吟味しながら選んでいました。最終的に選んだのはこの写真とは別のモノでしたが・・・笑
◾️今回のお目当て
そして今回はおウチのアクセントとなるペンダント照明を購入するのが目的!
Instagramに栗原さんの照明が投稿されているのを見て、ぜひ取り入れたい!と思い、飯田氏に相談。栗原さんの作風と飯田氏のデザインとの相違がないかも確認してもらい、GOサインが出たので見に来ました。(先週もお邪魔して本日2度目の訪問)
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この丸いフォルムの照明にしようかと思っていたのですが、奥の方に目を向けると・・・
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右側の照明は売約済みでしたが、左側の照明も若干フォルムや大きさが違うものの同じデザイン。
よく見てみると切りっぱなしのような縁と気泡、そして細かいヒビ割れのような細工が入っているので、光源が直接目に入らず眩しくない。そして壁にこの照明の陰影が映り込んですごくキレイ・・・
オットくんと喧嘩することもなく、この照明に即決。
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◾️飯田氏にお披露目
この照明を購入した後、COMODOの完成見学会があったのでその足で行ってきました。
飯田氏には、この作家さんの照明はどうかと相談している段階だったので、今日購入してきたことを話すとビックリしておりました・・・(ですよね〜笑)
今さら反対されても困るけど、飯田氏は照明のサイズ感が気になったようで・・・
購入した実物を見てもらうと、『イイね!!』とコチラも異論なし。
私の中で二ヶ所ほど設置場所を検討していたのですが、飯田氏と相談の結果、その内の一ヶ所に決まりました。
どこに設置するかはおウチが出来てからのお楽しみです(*´꒳`*)