【たゆたう記 #4】この時期、この場所でしかできない体験を
猛暑猛暑な3連休中日。私の住む町大磯は、3年ぶりに開催されるお祭りの熱気に包まれていました。
私たち夫婦が移住したのは約2年前。コロナ真っ只中だったので、お祭りなどの町行事や、いつもなら海水浴場に並ぶ海の家も軒並み中止。
この2年の夏が、これまでにないほどに静かだったんだなということが今日になって初めてわかりました。
御神輿を担ぐ威勢の良い掛け声、一定のリズムで刻まれる四つ打ちの音、心臓にダイレクトに届く太鼓の音色。
その熱狂に町全体が包まれていて。これが大磯の歴史ある夏の姿なんだ…！ととっても感動した瞬間でした。
そして夜は毎月恒例の大磯市。夏だけは夜開催なので、こちらもなんとも特別な時間に。ゆっくりと暮れてゆく空を眺めながらビールを飲む時間、ああなんて贅沢なんだ…と1日を噛み締めて過ごしました。
いい町だな、大磯。
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新卒で最初に携わったお仕事はホテルマンでした。
夏は特に旅のハイシーズンだったので、毎日入れ替わりいらっしゃるお客様へとひたすらに向き合う日々だったことを思い出します。
ホテルマンとして面白かったのは、自分が実際にその土地に住んで、自ら感じた魅力が、そのままお客様に届けられる価値になるということでした。
気づいたら勝手に推し活をしてしまう性分としては、自分が好きなもの、知って欲しい！と魅力を感じてしまったことをお届けし、相手に喜んでもらえることは何よりのモチベーション。
美味しい飲食店や、センスがきらりと光るアーティストさんの作品、この時期にしか体験できないイベントなどなど、わたしがまずいいと思えるモノコトをこれからも推し続けていたい。
だからこそ自ら地域に飛び込んでいくこと、実施に体験し得られた感動を自分の言葉で語ることはいつまでも止めずにいたいなあと思っています。
いつもは朝に書いているたゆたう記でしたが、今日は1日の締めくくりに。
三連休最終日の明日も、いい1日になりますように。
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