いいおじいさんに惑わされるな
こんにちは
魔法使いのはいえなちゃんです
昨日はゲストが子どもたちにももたろうを読んでくれたのですが、私が知っているスタンダードなお話とはちょびっと違うお話でした
まず桃がたくさん流れてきた笑
そしておばあさんが味見していた笑
あとは宝物いらないからお姫様を返せって桃太郎が言ったり
そもそも桃の流れてくる効果音も違った👀
で、読み終わった後に一人の女の子が言ったんですよね「鬼はなんにも悪いことしていないのに…」
鬼滅の刃時代にこの発想はいいな
確かにその本では鬼が悪いことしている描写がなかったんですよね。お姫様を攫っていたようなので、実際"悪いこと"はしていたのかもしれないけどカラスが鬼がなんかやってるぞみたいなのを言っただけ
私も自分の目で見るまではジャッジしないことをモットーにしているので(自分で見たってバイアスはかかるのに又聞きで判断は危険だと思っているので)昨日のその子の反応はいいなって思いました
昔話って学ぶことも多いけど落とし穴も多い
素直な子ども時代に読むものだからこそ価値観の形成にかなり影響ありますよね
そもそも"いいおじいさん"て最初いつも貧乏じゃないですか?
それでお金持ちになりたくてずるいことや優しくないことをした"悪い"おじいさんは痛い目にあう。もちろん人に優しくしようねとか、自分がしてほしいことを人にしましょうねとか、そういうメッセージがメインなのだと思いますが、なんとなーく、お金が悪いものとイメージ結びついちゃう構造ですよね。お金持ちになりたいこと自体は悪いことではないのに。
文学的なことや歴史的価値のことは正直わからないし批判しているわけではないですよ?
世相を表す大事なものなんでしょうし
だけど危険だなーって思う時はあります
逆に世の中の問題を覆そうとするあまり、変にポリティカルコレクトネスを意識して、今まで力をもっていたものを悪に仕立て上げて、虐げられていたものに力を与える不自然なお話の展開も違和感あるんですよね…そうじゃなくてみんな違う、みんな幸せになりたい、みんな間違いはおかす、でもみんな幸せだよーっていうシナリオじゃいけないのだろうか、起承転結に欠けるのかな?でもそんなお話があってもよくない?
いつか幸せマインドを作る絵本とか作れたらいいな
というわけで今日のカード
🍓Finances and Career🍓
いいおじいさんに惑わされて貧乏=美徳と思わないでくださいね!
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