なぜ私たちはマイクロ水力発電を開発するのか?
■開発経緯 私たちは"技術力の向上を追求"し"地球環境の保護を考慮"することをvisionに掲げ未来のエネルギー分野のために力を注いでいます。
50年後には石油、120年後には石炭が枯渇されるともいわれる中、環境にやさしく持続可能なエネルギーによる発電を考え今も取り組んでいます。
電気がない人類の発展は不可能と言っても過言ではありません。
未来の人々の幸せのためにも、人類最大の課題に挑戦します。
2013年の東日本大震災の時、私は神奈川県に住んでおりそこでも大きな影響がありました。
町のインフラが崩壊し、電気が足らない状況に・・・
その上、東北エリアでは原発による被害が起りました。
そこで感じました。
日本の電力インフラは原子力・火力発電などの大規模な発電所から送電されており、1つ事故などが起れば一帯が電力供給できないといった状況になってしまう。
また原子力に関しては事故によって命の危険性が広範囲に及ぶ。
それらの問題を解決するには小規模で安定した電力供給ができる発電システムが必要と考えました。
その時私は製造業に努めており何を開発するにもお金がなかったため、倒産した企業の機械を仕入れアベノミクスにより景気が回復するにつれ機械を販売し、それらの利益をその後の開発資金に投じました。
その間エネルギー問題を基礎から勉強し、どのような発電が将来良いのか、まだ使われていないエネルギーはないのかを考えていました。
そこで歩いているときふと川の水は使えないのかという発想にたどり着きました。
2017年、私は初めてマイクロ水力発電という言葉を知りました。
それは大規模な水力発電とは構造が大きく違い、小さな水路や配管を利用して発電するものでした。
発電出力が100kw以下のものをマイクロ水力発電と言います。
しかし川には河川法などの水利権の問題があり断念しそれらの問題がない浄水場、工場排水をターゲットとしました。
その後開発メンバーを募り、試作機を何台も製作しました。
そこで完成したのが以下のホームページで紹介するマイクロ水力発電Crutto(クルット)です。
https://yumesfrontier.com/hydro/mhp1.html
私たちは第一ステップとして身近に流れる水を活用し、大規模発電に依存しない分散型の発電が一つ私たちの手で誕生しました。
■マイクロ水力発電が普及するとみなさんはどうなるのか?
地震や豪雨などの災害が起きたときでも安定した電気を供給することができます。
豪雨では太陽は出ていません。
そんなとき浄水場や工場、各施設で電気が供給できれば避難所としてもお使いいただけるかもしれません。
それ以外は売電して収入を得ることができます。
今までは火力発電などの電気を使っていたことで無意識に環境に悪い影響をあたえていることに気付いている人は少ないでしょう。
少しでもマイクロ水力発電のような環境に良い電力を使い、災害時にも強い電力システムを
構築することを勧めます。
将来、このマイクロ水力発電装置がないと再生可能エネルギーが普及していく中で安定した電力供給は難しくなるでしょう。
再生可能エネルギーの中で最も発電効率が良く安定した電力供給ができるのはこのマイクロ水力発電の力が必要です。
私たちのマイクロ水力発電装置は「電子レンジ」(2Lペットボトル4本分)ぐらいのサイズです。
今までこんなにも小さな水力発電装置は見たことがありません。
ぜひご興味のある方は、以下よりご確認ください。
今後も更に改良し、より良いマイクロ水力発電を世の中に普及させていきます。