あなたへ贈る140字の作品

本

あなた(共通の趣味の職員さん)に向けて書いたり、わたしがあなた(共通の趣味の職員さん)に伝えたいことの140字の作品だけ。

机の上に置いたる引き出しから便箋を出した。
そしてペンケースからシャーペンを持った。

ただ書きたいことを書こうと思った。

だけど進まなかった。

書きたいことは決まっていたのに書けない。

一体どうしてなんだろう。

もう手紙を書くのは次の日にしよう。
好きな曲を聴いて書き上げよう。

黄色のイチョウ(銀杏)の木。
赤色の紅葉の木。

イチョウ(銀杏)の木はほぼ枯れてきている。
だけどまだ紅葉の木は一部だけ残っている。

この葉っぱたちが枯葉になる頃には冬が来る。

久々に朝あなたの名前を叫んで涙を流した。

葉っぱたちが枯れるまでにまた会いたい。

『この人かっこいい』
『この人めっちゃ面白い』

そんなことを思ったのはたった一度だけ。

かっこよくて面白い人はあなた。

でもこれは恋じゃない。

だってわたしの好きは like の方だから。

あなたはずっとかっこよくて面白い。

これからも likeの方で好きだ。

あなたの優しさにたくさん寄りかかった。

あなたの温もりにたくさん支えられた。

働いてる頃はずっとそばに居てくれた。

やめたあとは会える度に声を掛けてくれる。

あなたはズルいよ。

穴の空いたわたしの心に薬を塗るんだから。

あなたにどうやってお礼したらいいだろう。

今月というより暫くは会えないんだろう。

本当はプライベートでもう一度あいたかった。

近場でも遠出でもドライブに行きたかった。
おいしいごはんを食べに行きたかった。

わがままを言ったって叶わない。

どうしてどうでもいい連絡をしたんだろう。

またいつか会えるまで元気でね。

わたしの気持ちはあなたに届かなかった。

未だに未読のまま。
別に返信を求めてる訳では無い。

ただ目だけ通してほしいだけ。

そうだよね。

もう辞めた人間なんてどうでもいいよね。

最初から分かってたよ。

あんなこと言ったけどあなたとは過ごしたい。
ほんとわがままだね。

わたしはあなたを頼りすぎた。

あなたの優しさに温もりに寄りかかりすぎた。
ただそばに居てくれるだけで嬉しかった。

毎日お話を耳を傾けて聞いてくれた。

気が付いたら追いかけていた。

だけど今は追いかけられない。

あの日からわたしは一人。

あなたとまた過ごしたい。

今日から 10月。
もう今年も 2ヶ月で今年が終わる。

先月は一度だけ会えた。

今月は何度あえるかな。
たくさん会いたいけど会えるのは偶然。

プライベートでも会えたらいいな。

あなたに会えればわたしは幸せ。

今月もあなたに会えますように。

また会える日までばいばい。

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