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折々々のことば 1

人間存在は、歴史の行為主として、自らの生の生産者であり続けた。

ティム・インゴルド

 正直なところ、この言葉の前後を理解している、筆者の主張を理解している、とは言い切れない。だから、要約めいたことができない。だから、この言葉だけをここでは拾う。それは、誰かの言葉と共に営む、においてはとても足りないな、とは想うものの、その足りないことを知れただけでも、先ずはよしかな、と。今、私は、私の生の生産者か。『人類学とは何か』から。

#2021・2・4


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