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折々々のことば

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自分の小さな営みを営むために。鷲田さんが休養の間、ここで私なりに。もちろん、代わりではないし、バトンでもない。ただ、ここで。それのみです。そして、お帰りをお待ちしております。鷲田…
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#鷲田清一さんへ

折々々のことば

鷲田さんが休養に入られた。大事に至らなければ、と勝手ながらの祈りをここで静かにふと想う。 毎朝、二紙が届く。その営みにときおり想いを馳せていた。時々、「明日の夕刊は休みます」とか「明日の朝刊はお休みします」という言葉が載っている。そっと「いつもありがとうございます。ちょっとだけになりますけど、休んで下さい。こちらは大丈夫です。」とそっと呟く。 もちろん、交替だろうし、「ある人」が365日近くやってることはないだろう。それが、組織や集団の技。一方、「ある人」の居場所にもなり